韓国にはまだ、反日感情が根強く残っているのでしょうか？

質問

日本で活動するコメディアン、チョ・ヘリョンが、TBSのバラエティー番組 「リンカーン」で、歌手八代亜紀が歌った「君が代」を聞いて笑いながら拍手していた事が物議を醸しているそうです。

また、番組には異種格闘技選手チェ・ホンマンも出演したが「君が代」は歌わず無反応だったそうなのですが、韓国で「君が代」といえば日本の「国歌」というよりも、「軍事主義」を象徴するものとして考えられている傾向が強く、チョ・ヘリョンはインタビューで「あらかじめ分かっていたら出演しなかった」と答えたそうです。
やはり、韓国にはまだ、反日感情が根強く残っているのでしょうか？

回答No.7

sudacyu

１９９８年までは、戦前の日本化政策の反動で、韓国国内では日本語による歌や漫画・本など、韓国のマスメディアが日本の庶民文化を紹介することを禁止していました。（だから、韓国翻訳版が日本のものだと知らない人も多い。）

http://www.alc.co.jp/korea/culture/quiz/more07.html
＜金大中大統領による日本大衆文化の段階的開放措置により、1998年以来日本文化が条件付きで認められるようになりました。条件とは、映画は「18歳以下観覧不可のものを除く」、日本の歌は「コンサートは可、CDは不可」、テレビ番組は「ドキュメンタリーは可、娯楽番組は不可」などです。＞

　現在でも、日本人にすれば「えっ！こんなものまで禁止されているの？」というものもありますが、徐々に減っています。
　もっとも、その代わりとして「日帝強占下親日反民族行為の真相究明に関する特別法案」「親日派不正資産訴追法」というように、日本統治時代にさかのぼった法律ができていますが。

＜参考：韓国政治家の共通認識＞
　韓国経済の足腰の弱さは、国内に産業資本の蓄積がないというのが原因です。
　これは、ベトナム戦争やイラク・アフガニスタン・対テロ軍事費（＝今回のアメリカ発の金融危機の大元の原因）でアメリカ経済が傾いたように、対北朝鮮の軍事費負担（＝買った兵器は使われずに、最終的にスクラップになっていくだけ）や徴兵などの社会負担が大きく、資金の蓄積ができないのです。

　冷静に見れば、韓国にとってもっとも危険なのは、北朝鮮です。首都ソウルから北朝鮮まで４０キロメートル。
　日本を飛び越えるロケット実験で、ヒステリー状態の一部日本人。もし、ソウルに住んでいる韓国人がそのような反応を示したら、政権崩壊です。現在でさえ目一杯の軍事費をさらに増額などできません。

　「現実に存在する北朝鮮の軍事的脅威の、国民の精神的圧迫を少なくしなければならない」これが、大きな韓国の政治政策です。つまり、北朝鮮と韓国が同じ立場であったもっとも最近の出来事＝日本統治の時代
をクローズアップすることになります。

　韓国の国益の第一は経済振興です。そのため、政権トップは日本との関係を悪化さたくない。しかし、国民感情（経済発展によって韓国民に自信がついてナショナリズムが強化されたため、対外的に不必要な強固路線を主張し易い）と、軍事費の限界という国内事情が、外交よりも優先されています。

　財界出身の現大統領は、国益＝第一に経済ということを最優先しますから、日本側が竹島問題や靖国神社問題・慰安婦問題などで先に手出し口出しをしない限り、何もしないでしょう。（政権支持率が下がり、政権維持が危ないと言う状況になれば、先に何かする可能性は残りますが）

＜付け足し＞
　Ｗｉｋｉで調べれば分かりますが、現韓国大統領は大阪府出身で月山明博と言う日本名を持っていました。
　彼が日本に居るとき、日本人に親切にされたのであれば、彼の対日政策は、日本に配慮したものになるでしょうし、過酷に扱われたのであれば、世論に輪をかけたものになるでしょう。

　日本人は、相手国の世論をそのまま受けて、日本国内に居る他国の民族を十把ひとからげにして反発をぶつけるような、武士道・ジェントルマン精神に反する行為をすべきではありません。
　個人一人ひとりを見て、誠実に対応しておいて損はありません。

　黒人の血を引く人物が、軍事最強国家のトップになったりする時代です。あなたの隣にいる外国籍の子が成長して日本の将来を左右するような他国の重要人物になるかもしれません。

　尚、個人として、問題行動を取る人物には、違法行為の取り締まりなど、厳正な対処をすべきです。地方自治体の窓口がクレーム対処をきらいトラブルを避けるために、生活保護申請を調べずに通すなどもってのほかです。
　公務員は個人で対応できない社会的トラブルを解決するのが仕事です。公務員の右にならう事なかれ主義の職務怠慢が、在日特権などと言われるありもしない「特権」の大半を作ってしまいました。