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北朝鮮の狙いはなんなんでしょうか

今回のミサイル発射についてはいろいろ語りつくされているかとは思いますが。疑問があります メディアでは発射した(実験)の理由としては 1:(核兵器・通常兵器とも隔絶した圧倒的な力を持つ)アメリカに対する交渉力の向上。つまりイラク/フセイン政権は大量破壊兵器を持ってないので、つぶされたと感じている。 2:ミサイル技術を売りつけようとしている、イランへミサイルの信頼性をアピールするため と報じられていますが、上記のメリットを享受するにしてはデメリットも大きいと思います。たとえば ・対外的にはのほほんとしている日本が強硬姿勢に変化する(実際に世論は強硬になっている) ・イラク・アフガンで忙しい米を怒らせる ・中国もあんまりうれしくない 等々 メディアで報じられているものを信頼すればよいのでしょうか。 それともなにか裏があるのでしょうか、ご存知の方がおられれば ご教授お願いします。m(_ _)m

みんなの回答

  • DDRSDRAM
  • ベストアンサー率36% (115/314)
回答No.5

 北朝鮮の場合は、1、2、の条件の前に大前提として「国家体制の維持」があります。 アメリカや中国の言うことは、 ・アメリカ→核兵器の廃棄 ・中国→改革開放経済 これでは、北朝鮮が持ちません。 ミサイル発射は「自国の国家体制維持のための士気高揚」の前提の上にあるのでしょう。 そのほかに、北朝鮮の政治家自体は、ミサイルを打ち上げた方が効果が高いと信じている可能性もあります。

  • sudacyu
  • ベストアンサー率35% (687/1961)
回答No.4

 政権交代のある国民国家では、政治家にとって国益=国民の利益が第一であるはずです。(日本では、官僚が省益を第一にしたり、自衛隊制服組には、制服組益を第一にしたり、政治屋が政治権力を第一にしたりしていますが。)  しかし、北朝鮮の場合、国益=国民の利益を考えるという発想そのものが存在しません。もし、そういう考え方があれば、ミサイル技術開発や核兵器開発に多額の投資をする前に、飢え死にしそうな国民経済の建て直しを図ります。  現在、北朝鮮と言う国家組織は、『金正日を生存させる』という目的のために存在している「道具」です。  つまり、金正日=主で国=道具=従ですから、国を主として従である金正日以下北朝鮮首脳部が、どのような国する目的があるかと言う質問は、現実には主・従の関係が逆になっていますから、質問として成り立たないと思います。  あえて、金正日の北朝鮮と言う国に対する目的を言うなら、国を従=として、金正日を主として動く道具にするということですから、既に目的は達成されています。  金正日の現在の目的は、北朝鮮国家組織と言う道具を使って、自分の安全を脅かす危険をなくすと言うことです。  国内は、軍と警察を完全に支配し、No.2を粛清し続けることで、安全になっていますし、自分の目も行き届きます。  ですから、今は対外的な危険の排除を目指しています。  他国が朝鮮内で行う小規模なテロに対しては、既に手は打っているでしょうが、外からの大規模な電撃作戦だけは、対応できていません。  アメリカは、1989年5万人以上の兵力でパナマを電撃侵攻して独裁者ノリエガ将軍を逮捕し、アメリカの刑務所に終身刑でぶち込んでしまいました。フセイン大統領がいるといわれた場所には、市民が回りにいようと巡航ミサイルを撃ち込んでいます。  大韓航空機爆破ではアメリカ国民が死んでいますし、米ドル偽札製造や覚せい剤製造密輸の罪もあり、アメリカ政府はいつでも金正日をアメリカの国内法で裁くことが可能です。  大韓航空機爆破やラングーン爆弾事件・外国人拉致などを指示した本人である金正日は、アメリカが自分に対してそのような行動をとる可能性を現実のものとして捉えています。    具体的に、金正日が恐れているのは、第一に在日米軍です。ノドンの配備で、日本にある北朝鮮を攻撃できる軍事基地=在日米軍基地を叩く体制ができました。    日本を飛び越えて、人工衛星を打ち上げることのできる大陸間弾道弾技術というのは、中小国の必要性を超えており、北朝鮮程度の国家の防衛力を考えるなら、普通は旧式の在来兵器の改修・改善に重点を置くべきです。  金正日は、アメリカ本土を直接核攻撃できる技術を目指しているのは明らかです。  北朝鮮の防衛力は国力低下に伴って、相対的に年々低下しており、軍事資金はミサイルと核兵器に集中投下されていると見るしかありません。  つまり、アメリカ以外の国からの軍事侵攻はないとみて、防衛力を削ってでもアメリカとの交渉カードとなる『アメリカに直接届く核ミサイル』開発と『米軍基地を叩くことのできるミサイル』実戦配備に集中しています。  金正日はアメリカが怖い。だから自分に使える道具の能力全てを使って、それに備えているというのが実態で、北朝鮮の国民は道具の消耗部品であると言うのが、金正日の認識です。  金正日をあえて擁護して言うなら、金正日=北朝鮮そのものであると自分では思っているのでしょう。

回答No.3

北朝鮮はイタズラ坊主だと考えればいいんです、やってる事は白ではないが黒でもないギリギリのライン。 まるで人を選びながら悪戯してる子供のようにね、無鉄砲なようで本当に恐い人間の顔色はしっかり見ている。 今回のも米・中・露には事前に通知したようですし、各国にとってもミサイルではなく『衛星』としとけば怒らずに済んで都合が良い。いちいち子供のイタズラを叱るのも面倒臭いでしょう、だからこのイタズラに付き合ってるのは日本だけです。 それを理解した上で彼等はやっているんですよ、日本が怒ったところで武力攻撃をする事は100%ありませんし大した事はないと思われてますから…それよりも今回の実験を成功させた方が様々な面でプラスの材料になると。 北朝鮮という国は経済・産業によって発展する事を諦め、『強請り・たかり』『裏稼業』で生きていく道を選んだ訳ですから。そんな彼等にとっては十分な成果だったんじゃないですかね、プルトニウム積んだミサイルを飛ばせますよ~って宣伝したんですから。

  • Dxak
  • ベストアンサー率34% (510/1465)
回答No.2

アメリカの関心を買うことが、一番だと思いましたが・・・最近、違うのかな?って思い始めてます 年々、脱北者の数が増えていたのに、ここ近年、国境警備の増強で、減少傾向にあるそうです 衛星を打ち上げることによって、国民の国内不安軽減&意思統一が、主の目的なのではないかな?と、思ってます 韓国が同じ民族で、国民の意思統一など、行ってる現状から、所詮同じ民族なんだな・・・と、感じた感想ですけどね

  • pasocom
  • ベストアンサー率41% (3584/8637)
回答No.1

あなたが「デメリット」と思われることがらについて。 >対外的にはのほほんとしている日本が強硬姿勢に変化する。 北朝鮮は日本のことをあれこれ言ってますが、実際には日本など眼中にない、といっていいでしょう。ですから日本の世論がどうなろうとまったく関心がありません。 >イラク・アフガンで忙しい米を怒らせる。 これこそ北朝鮮が狙っていることです。アメリカこそが北朝鮮の眼中にある唯一の国なのです。アメリカに「かまってもらいたい」というのが本心です。アメリカが北朝鮮を「テロ国家」として目の敵にしているのが、怖くて仕方ないのです。なんとしてもフセインの二の舞は踏みたくない、と言うことばかり考えています。そのために少しでもアメリカの軍事力に対向できるよう必死で力を蓄えているのです。 >中国もあんまりうれしくない。 まあ、はっきり言って中国がどう感じようとこれもあまり気にしていないようです(^^)。というか、ロシアと中国はアメリカに対する対抗心もあるため、何とか北朝鮮を自分の子分として囲っておきたいというのが本心です。ですから北朝鮮に対しては強いことが言えません。北朝鮮もそのことをよく理解しているので、いわばわがままやり放題で、親を困らせているやんちゃ坊主、という構図です。 さらにかの国は国際的に孤立するなどと言うことを少しも恥ずかしいとも、怖いとも感じていないです。そのような状態ですから、北朝鮮にとってミサイル発射はアメリカに対する脅威を実現した快挙であって、それ以外のデメリットなどないに等しいのです。

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