イラク攻撃おけるアメリカの利点について

質問

常識的に考えて、普通、戦略上の脅威にならなければ、戦争なんてしようと思いませんよね。多くの人命が失われる可能性があるわけですし。

アメリカにとって、イラクの脅威とは何なのでしょうか？そして、フセイン政権が消滅することでアメリカはどのような利益を得ることができるのでしょうか？さらに、湾岸戦争といい今回のことといい、なぜ共和党政権の時に限ってのことなのでしょうか？
大量破壊兵器、石油戦略、パレスチナ問題などがキーワードになることはなんとなくわかるのですが、どうも全体像がよく見えてきません。誰か詳しい方がいらっしゃいましたら、回答お願い致します。

回答No.8

7kugino

上杉 鷹山　上杉謙信　に影響を受けたケネディーは平和部隊を作りました。

アメリカが植民地の苦しみも知っているので、関東管領として、戦を生涯続けた謙信は強い国に領地を取られた

ものを取り返す　警察犬行動をして領地を増やすことはしませんでした。

情報ではイラクが核の開発をしていると疑い軍事行動を取りました。

イスラエルが核兵器開発にはケネディーは反対しましたが、こっそり作りました。

その宗教的に敵が核を持てば、大きな戦争になると判断して、の軍事行動でした。

ただ　相手が強い国の場合は、軍事行動はしていません。

そこが世界からアメリカ帝国と言われて非難されることにもなっています。

回答No.7

221

アメリカはフセイン大統領を追放して事実上の植民地にしたいのでは？

回答No.6

SCNK

イラクのある場所を地図で見てください。陸路と海路が入り組んでるでしょう。その要がイラクです。イラクをコントロールできればランドパワーとシーパワーの両方をコントロールできるわけです。しかも周辺は産油地帯です。
かつて米国はこの地域にＣＥＮＴＯを作りました。中東版のＮＡＴＯです。そしてこの地域の国家に対して内部対立を利用し、クーデターを支援して親米政権を作ったわけです。
しかしイラン革命以降次々に親米政権が倒れてしまいました。もしこの地域の反米政権が強大になるとコントロールができなくなります。
一時はイランのホメイニ政権が当面最大の敵でしたから、イラクを支援しましたが、イラクがこんどは強くなりすぎました。そこでイラクを叩いたわけです。それには口実が必要です。幸いイラクがクウェートに侵攻してくれたので、国連決議を錦の御旗に攻撃したのが湾岸戦争です。
もしイラクが核を持つと米国も下手に手を出せなくなります。だから叩いておくのでしょう。
なお、共和党の時だけではありませんよ。デザートフォックスはクリントン民主党政権のときでしたね。ルインスキーさんとの情事が発覚して、ヒラリーさんには怒られるし、サダムフセインさんに助けてもらったわけですよ。めでたしめでたし。

回答No.5

littlekiss

各核産業廃棄物を戦争時という名目でにいくらか処理できる。

日本国内で消費された核燃料、そのあとに残る核産業廃棄物の取り扱われ方は？
すべてを国内貯蔵してますか？欧米へ持ち込んでいることないでしょうか？

国土が広い欧米といえども、核産業廃棄物しこたまかかえていつまでもいられるわけはなく、兵器への転用でと消費。兵器も使わなければ、たまる一方。おおっぴらに使えるはずもない。「戦争」大義名分のもと活用。しかしながら、核燃料廃棄物はどこからうまれたものでしょうか？人が生活していく中で蓄積されたもの。

しかし、どうしてここにきて戦争を急ぐのかが腑に落ちません。
「核融合」の研究開発過程で何か問題が生じたのか？
手詰まりな事態が起こっているのかもしれません。

回答No.4

hosaka2002

＞アメリカにとって、イラクの脅威とは何なのでしょうか？

1988年の化学兵器によるクルド族の大虐殺や、1990年のクウェート侵攻など、
これまでフセインが行ってきた非人道的行為を鑑みての危機意識でしょう。
（それより以前、イライラ戦争まではフセインを支援していましたから）
しかし、アメリカがこだわるイラクの大量破壊兵器の開発や使用については、
湾岸戦争以降の国際的な封じ込め政策により、もはやそれが可能な環境には
ないはずだという見方も少なくないようです。

＞フセイン政権が消滅することでアメリカはどのような利益を
＞得ることができるのでしょうか？

まず、戦争自体による利益というものがあります。
9.11テロ以降、アフガン空爆をはじめとする「対テロ戦争」を展開するなかで、
現実にアメリカの軍需産業は空前の利益をあげています。
2001年10月にアメリカの国防省は、次世代戦闘機の開発と製造を軍需企業のトップ、
ロッキード・マーティン社に委託することを決定しました。その受注契約高は、
約2,000億ドル。この額は、前年度の「世界の軍需企業・上位20社」の売り上げ総額
の2倍に相当する史上空前の規模になります。（日本の国家予算の４分の１以上）
このロッキード社から、国防省は、3,000機もの戦闘機の購入を予定しており、当然、
この契約以降、ロッキード社の株は高騰し、ＣＥＯらは「不況のなかこの受注により
危機を脱した」とコメントしたといいます。
こうした軍需産業がブッシュ政権の支持母体であることは、他の方も書いておられる
通りで、要するにアメリカでは戦争こそが最大の公共事業、景気刺激策なわけです。
（同時に、ブッシュ再選のための選挙対策であるともいえます）

対イラクということでいえば、やはり石油でしょう。
京都議定書の件で揉めたように、アメリカは世界最大のエネルギー乱費国であり、
世界のエネルギーのおよそ4分の1を消費しています。
もっとも、現状ではアメリカの中東に対する石油依存率は、せいぜい２割程度。
アメリカはこれまで中東のみならず国内や世界各国からバランスよく石油の供給を
得てきました。しかし、国内の油田は枯渇しつつあり、他の供給先（中南米、アフリカ、
東南アジア、中央アジアなど）はいずれも政情が不安定。
そのため、豊富な石油埋蔵量と可採年数（世界最長の140年といわれる）を誇るイラクは
アメリカにとってきわめて魅力的な国といえます。・・・ちなみにアメリカ国内の
可採年数は残りわずか７年。政策の転換に迫られているわけです。

ニューヨークタイムズの報道によれば、アメリカは今回の戦争でフセイン政権を打倒
した後、かつての日本占領をモデルにした軍事統治を考えているそうです。
極東軍事裁判のようにイラク指導者らを戦犯として裁くことや、選挙による文民政権へ
の移行など、長期に及ぶ「直接的な占領」を計画しているのだとか。これは、空爆後
すぐにカルザイ政権を誕生させた、アフガンのケースとは明らかに方向性が違います。
つまり、こうした長期的な米軍駐留のもとで、アメリカ系石油資本をイラクに設立し、
石油の安定供給を確保する。原油価におけるOPECの影響力を弱め、アメリカ自らが
主導権を握る。・・・こうした狙いがあるのではないでしょうか。

＞なぜ共和党政権の時に限ってのことなのでしょうか？

エネルギー問題に関する基本的な政策が、民主党は原発重視、
共和党は石油重視とはっきり異なるからだと思います。

回答No.3

HISA4602

フセイン政権を倒したあと、親米の政権を作り沖縄のように米軍基地を作りたいのではないでしょうか。
米軍基地があることによって、中東の地域を牛耳りたいのではないのでしょうか。
アメリカが、世界警察になると言う名のもとに。

回答No.2

noname#21649

汗顔戦争の時には．たしか．オペックの指示に従わず．米国のゆうなりに石油を増産したクエートに対して．イランが怒った場合でした。
米国がイランを攻撃する事で．オペックの力が弱まり．米国の支配が強まりました。

今回も．同様に．イラクを攻撃する事で．イラクの石油権を制限し．米国の利益を確保する事でしょう。

回答No.1

shiopochi

一言でいえば石油利権と戦争による景気振興です。
共和党政権の支持母体には重厚長大の従来型産業と軍需産業が多く、
さらに現大統領のブッシュの地元テキサスの地場産業は石油産業です。
フセインを引き摺り下ろして石油メジャーが採掘権を手に入れられれば万万歳です。
これらの条件が今回の強引なイラク攻撃の後ろにある可能性は非常に高いです。
イラクの脅威は言い訳で世界中には独裁国家なんてはいて捨てるほど
ありますがアメリカはそれらの国々は完全に無視しています。
ちなみにアメリカが北朝鮮に対して交渉を唱えつづけているのも
北朝鮮には戦争すること自体以外にはこれという利権がないからです。
個人的な読みなので間違っていたらごめんなさい。