- ベストアンサー
ドア板の手の脂の汚れ
木製ドアにいつのまにか手に脂がつき、少し黒くなってきました。洗剤スプレーを使っても、熱く絞ったタオルでふいてもとれません。何かよい方法があるでしょうか? なお、過日、同じ質問をして「重曹とお酢を混ぜて希釈したものを使えば」とアドバイス頂き、その方にお礼の返事をしようとしましたが、暗証番号を忘れてしまったのかどうしてもつながらず、お礼の返事ができませんでした。ここでお詫びとお礼を申しあげますが、申し訳けありませんが、あまり取れませんでしたこともお伝えいたします。新しくIDを取り直して、もしこの文面を見ておられたらと、ご容赦とご連絡をさせて頂いています。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
確か、それでは落ちないとコメントしようとしたら締め切られていたような・・ 木材はセルロースとリグリンというフォノール樹脂に似た物質とのいわば複合素材です。 それに脂肪(高級脂肪酸のグリセリド)に汚れが混ざったものが浸み込んで酸化・固化したものですから、一旦付いた汚れは落としにくい。 新築時の柱や無垢の天井板についた手垢が後になって黒く浮き出てきたりと、泣かされるものです。 唯一、可能かもしれない方法は、熱湯に溶かした濃い重曹水を歯ブラシでこすること・・酢を入れたらダメですよ。 酢は酢酸で、重曹は炭酸水素ナトリウムというアルカリ・・中和されて酢酸ナトリウムが出来る(二酸化炭素の気体は出ますけど)だけで、たとえ、いずれかに効果があっても相殺されます。小学校の理科です。 重曹水とはいえ、濃くなるとアルカリとして、水酸化ナトリウムと大差ないくらい危険になりますから、必ず保護めがねとゴム手袋を着用すること。・・・目に入ったら角膜(タンパク質)は溶けます。・・・重曹を使う掃除術が結構、巷でもてはやされていますが、食品だからと軽く考えるとダメです。 ・・・・葉脈標本は重曹で出来る・・・(もちろん水酸化ナトリウムでもOK) 最後に酢を薄めたもので軽く拭いて中和してぬれ雑巾でふき取っておくこと。 この作業は、酸化した脂肪も溶かせますが、同時にリグニンも溶けますから、木は傷みます。セルロースは、溶けにくい。 ですので、本来はそのままにしておくべきです。住まいというものは、人が暮らせば、必ず汚れていきますが、住まないともっと痛みます。 柱の傷や床の汚れは、あなたの家の歴史です。歌にもあるでしょ・・ 「柱の傷はおととしの、五月五日の背比べ」 私が高校時代をすごした校舎は、伝統校で廊下の板はすりけって窪み、机は落書き、傷だらけ、それがよいものなのですよ。 気にせずに、あなたが暮らしてきた証だと思われることを望みます。その汚れがあなたの家の価値を高める。 尚、それ以上汚さないためには、白木用のワックス--科学的にはロウ(高級脂肪酸と高級アルコールのエステル)を塗りこんでおくのがよいかと思います。
お礼
ご丁寧な内容でありがとうございます。今晩は遅いので、明日一度ためしにやってみます。そのとき、また、報告させていただきます。
補足
私の説明不足でしたが、ドアは木材質ですが、白木ではありません。木目調の印刷?をしてあるのか、指でこすれば確かに木材質ですが、こげ茶の木目が入った柄になっています。