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なぜ欲望は果てしないのか。

 質問させてください。 私達は、不満足を満たすことで発展してきたと思いますし、 欲望こそが資本主義の原動力だとも考えられるのですが、 なぜこんなにも不満を満たしているのに、 再び不満が生まれてしまうのでしょうか。 また、なぜ人間の欲望はどこから来て、 なぜ果てしないのでしょうか。 よろしくお願いします。

  • Youto
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  • noname002
  • ベストアンサー率36% (97/264)
回答No.1

多くの女性が好むものの一つに、宝石やアクセサリの類がありますね。 とくに宝石などは一度手に入れると、独特な欲望の掻き立てかたをするらしく、たとえばルビーを手に入れたなら次はサファイヤ、エメラルド、やっぱりダイヤモンドが最高よね!って感じで、次から次へと欲しくなるものなんだそうです。 お洋服でも そうですが、いつも同じ服装、いつも同じ装身具では気恥ずかしいと思うのは女性のほうが多いのでしょうけど、これが昂じてきて、先ほどのように宝石を例にとれば、きょうはルビーをつけてる私、あしたはダイヤモンドをつけてる私…といった感じになっていくみたいです。 要するに、見てもらう自分を演出することに酔っていたりする部分があるのでしょうか。 そしてそのうち、一通り お披露目も終えて、二度め三度めともなると、もう誰も「まあ」「あらスゴイ」「キレイね、すばらしい」「よくお似合いです」「高価だったでしょう」などと賛嘆の声をあげて注目してくれなくなる。では次には今まで入手してこなかった、めったと世間で見かけないような珍しい宝石、奇抜なデザインを!と探し始めるのです。 もっと身近な日常生活のなかのことでも、いろいろ見つかると思います。 たとえば、毎日三度三度、同じもの食べていると、じきに厭になってくること多いですよね。飽きますから。 単に、しょっぱいものとか辛いものばかり食べ続けていると今度は甘いものを食べたくなったり。甘いものばかり食べて気分悪くなってしまったりとか、まぁこのへんは生理的なこともあるのでしょうけど 食べ物以外でも、いつも同じものだと、そのうちに飽きてきて、目新しいもの、新鮮な刺激を感じさせてくれるものを求めたくなりますよね。 猫なんかの動物では、ほぼ毎食、同じものを食べさせても、あまり飽きないみたいですが、分不相応にゼイタクな?人間さま用の食物を、しょっちゅう与えたりしてると、いつもの質素な猫用えさを残したりします。「口が奢る」のでしょう(笑) ただし、ヒトと、それ以外の動物とでは、記憶力等の差が非常に大きいことが影響しているのだろうと思います。 こんな例を出していいものか、ちょっと気が引けますが、 いわゆるボケた お年寄りで、さっき食べたことをスッカリ忘れてしまうような場合、毎度同じものを食べさせても気がつかないのか、納得して食べるらしいです。これは私の実際の経験ではなく、本当かどうかは確認してませんが。 あってアタリマエのものに、もの足りなくなったら、 それ以上のものが欲しくなったら、欲望に駆り立てられます。 あってアタリマエのものが失われたら、取り戻そうと躍起になります。 元通りのアタリマエに戻ったら 少しでも、より以上のものが手に入ったら、そこで とりあえずながら満足し、ちょっと立ち止まります。 それがあるのがアタリマエ状態が続くと、飽きて、もの足りなくなり、それ以上のものが欲しくなり~以下、循環。 ある程度まで満たされると静止状態に入りますが、その状態で穏やかに続いていくなら、今度はジワジワと倦怠期の夫婦みたく、油が抜けきった老人みたく、小さく まとまってしまって刺激に乏しい退屈な生活になってしまいそうです。 でも、逆に、常に常に静止状態にはなれず、次!次!って、つんのめるみたいに走り回らずにおれないとなると、これまた、どんな凄まじいことになるでしょうか。 いろんな商品、とくに電化製品などは、基本性能に加えて、どんどんと付加機能を添えた開発競争を繰り広げてますよね。使いこなせず、不必要で、ウンザリするくらいに。 大雑把ではありますが簡潔に まとめるとしますと 再び不満が生まれてしまうのは、「あってアタリマエ」状態になってしまうからなのでしょう。そして、その記憶を保持しているからなのでしょう。 ヒトは記憶力など知能が高いだけに、退屈や倦怠を恐れ、あれやこれやと刺激を求めます。 そして、少しでも他人と差をつけることに自己満足のヨロコビという付加価値を己が人生に添えようとします。 しかも なお、その状態を維持し続けることも欲します。 それらを区間ごとに繰り返しながら生きているのでしょうね、ヒトって。 こんなところで、いかがでしょう。

その他の回答 (2)

noname#254084
noname#254084
回答No.3

宗教哲学的な話題の一部だと思います。 満足、不満は、食欲と似ていると思います。 空腹なとき不満を感じ、満腹のとき満足を感じる。 人間の本質的な欲望で、本能から発生していると思います。 欲望に敏感な人は、高い不満が発生し、あまり関心のない人は それほどの不満を感じない。 人の脳が作り出す基本的なものでしょう。

noname#194289
noname#194289
回答No.2

逆説ですがあってもなくてもよいものだからだと思います。存在理由がないものは存在する以外に存在する根拠を持っていません。欲望はないと困るものではないのにもかかわらずないといけないように思わせるのも欲望のせいです。食べ過ぎて糖尿病になるのが好例です。食欲は空腹感と違って欲望だからです。

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