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教育 若者

1990年代半ば以降の日本社会で起きてる変化、若者の〈学校から仕事へ(社会へ)〉という移行に起きている状況(例えば学卒後に「フリーター」「ニート」(日本版)」)に関して詳しく教えてください。

みんなの回答

  • potachie
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回答No.1

フリーターとニートは、全く違う現象なので、ひとくくりにはしない方が良いかもしれません。 大きなターニングポイントは3つあったと思います。 1つは、バブル期からその直後に、正規雇用の新卒よりも非正規雇用の方が手取りが大きかった時期があります。フリーターが発生したのはこの時期で、派遣という形態ではありませんでした。 次に、指導要領の改訂により、従来の受験勉強=学力による進学一辺倒から、科目選択を高校に本格導入し、小学校からのキャリア教育を重視する時期が来ます。この結果、自分の夢・希望と、実際との職業とのギャップから、社会に踏み出せない、踏み出しても傷ついて家庭に戻ってしまう人が発生しました。他の要因ももちろんあると思いますが、このようにして社会に出られない人たちを「ニート」と呼ぶようです。 第2新卒、キャリアマッチングなどの用語を調べられることをオススメします。 最後に、就職氷河期と派遣法の改正により、正規雇用できない人を社会構造的に作り、「派遣」会社をトンネルにして、企業に人を送り込む雇用形態が登場します。これが、派遣による非正規雇用です。派遣会社に「就職」するのではなく、「登録」する形になっているのがミソで、かつてのフリーターと異なり、手取りは激減します。 人材を送り出す側、受け入れる側では、受け売れる側の方の変動の方が大きいのが特徴のように思われます。

pokey
質問者

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