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ルソーの啓蒙主義の人間観

ルソーの啓蒙主義の人間観についてどう考えますか? ルソーにとても興味があるのですが、他の方が啓蒙主義をどう考えるのかぜひ聞かせてください(><)!!

みんなの回答

  • old_sho
  • ベストアンサー率38% (20/52)
回答No.1

啓蒙主義の人間観ということでは、取り立てて述べるような意見はないのですが、少し書きたくなって、出てきました。  啓蒙思想という言い方で、彼の吹き込んだ風、それを忘れていた気がします。  ルソーを主題に考えたことはありません。あなたの質問に対するある「回答」で、バートランド・ラッセルがルソーについて言っていたことを思い出しそうで、不明確で出てこない。そこで、「西洋哲学史」を引っ張り出してきてパラパラッとめくってみました。最初にありました。ヒットラーがルソーの帰結で、チャーチルがロックの帰結である、という言葉です。学生時代に読んだ時はラッセルをモダーンな哲学者と思っていたのですが、今読むと坊主臭いのですね。  ルソーはおそらく、当時、坊主・貴族層から、安寧秩序を保つ苦労を知らない、鼻持ちならない若造と見られていたのでしょう。ラッセルが示すルソーの「理論」の不整合性は、当時においても切れ者の坊主・政治家は、良く見抜いていたでしょう。  しかし、そうではないのですね、緻密な社会理論とか、高度に哲学的な人間理解とか、それがなければ壁を破れない、という訳ではない。わがままな青二才と言われようが、その吹き込んだ風は、今も世界中にめぐっている。という事を、改めて考えさせられました。

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