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おいしい紅茶がなかなかいれられません。
美味しい紅茶がなかなかいれられないでいます。リーフティーは最高級を使い、紅茶に適したポットも買い、温度もちゃんと管理して手引書通りにしているつもりなのですが、香りも味も満足できません。 ジャンピングですが、葉の半分はポットの底に沈んだままで、後の半分が上に浮いてきてゆっくり沈んでいきます。ジャンピングするのは一部だけといった感じです。 紅茶のいれかたは難しいですよね?何とか手軽に美味しい紅茶が入れられる方法はないものでしょうか?
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「湯温が1℃下がるだけでダメになる」と言われるほど、紅茶は温度管理が重要な飲み物です。特にこの時期は気温が低いので、いくら沸騰した(100℃)の熱湯を使っても、保温対策をしっかりと取らないと、数分後には20~30℃くらい平気で下がります。 チェック項目として、 □ ケトルのそばでお茶を入れる作業をしていますか? (熱湯を沸かしたケトルをよそへ移動させている間にも確実に 湯温が下がっていきます) □ ポットは事前に温めていますか? (茶葉を入れる前に、熱湯(電気ポットで構いません)を入れ、 充分に暖まったらお湯を捨て、ティタオルで中をきっちりと 拭き取り(水気が残っていると気化熱で冷えるため)、その後 適量の茶葉を入れます) □ 抽出中、ポット自体を保温していますか? (コジーというポットを保温するアイテムがあります。もし、 そのアイテムがなくても、タオル加工・キルト加工を施した 布で全体を包んで熱が逃げないようにしないとなりません。 ジャンピングの様子を観察しているということは、ポットは 耐熱ガラス製か、陶器製で蓋を開けて見ているのかはわかり ませんが、そこから熱が逃げていきます) □ 産地・銘柄は自分の嗜好に合わせたものですか? (三大紅茶といえば北東インドのダージリン・中国のキームン・ スリランカのウヴァが挙げられますが、はっきり申し上げると この3銘柄は特性が強いので飲む人を選びます。なので、舌が 合わない人も大勢いらっしゃるのが現実です。かくいう私も、 キームン以外(ダージリン・ウヴァ共に)が苦手です。 特に日本人は「軽く癖のない味」を好む習性があるので、 南インドのニルギリス・スリランカのキャンディやディンブラ などから始めていくのが、初級者の方にはお奨めです) □ 複数の手引き書を読み比べましたか? (過去に起きた「紅茶ブーム」のときに紅茶に関するハウツー 本が大量に出ましたが、著者を見ると、「誰これ?」という 人ばかりでした。(出版社の職員じゃないのかと思ったことも) なので、本によっては能書きもレシピも滅茶苦茶・デタラメの 羅列というものも中にはありました。 紅茶の淹れ方に王道はありませんが、邪道は腐るほどあり、 それに引っかかると酷い目に遭うこともあります) □ 「最高級」に過剰な期待を寄せていませんか? (100グラムあたり10,000円の茶葉と1,000円の茶葉があると して、10,000円の茶葉が1,000円の茶葉の10倍美味しいと いうわけではありません。「ティーバッグの紅茶なんかを 飲まされるくらいなら水道水を出されたほうがマシだ」と 言った友人に、特売で100個198円のティーバッグを飲ませて ぐうの音も出ないようにしたことがあります。 結局のところ、嗜好と特性がマッチングしないと、それが いくら高級品でも大衆向けでも意に沿わない味・香りになる のが当然です) すべてのチェック項目に「レ点」が入るなら、あとは経験を積んで、腕と勘を磨くしかないと思います。 どんな作業でもそうですが、マニュアルさえあれば熟練と同じ仕上がりが期待できるというものではありません。 頑張ってください。 美味しい紅茶にたどり着いたとき、今までの苦労はすべて吹き飛びますから……。
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- ORZTX
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最高級と呼ばれる茶葉は扱いも難しいですよ。 チップのみのダージリンをはじめ、高級(紅茶の場合、ピンは100g換算だと5万程度でしたが)と呼ばれるものもそれなりに口にしてきましたし淹れてもきましたが、わずかな気のゆるみでバランスか崩れて駄目になってしまうこともありましたよ。あまり高くないが質の良いもので慣れる方が良いと思います。 あと、ブレンドの方が単独の茶園のものより失敗は少ないと思います。 紅茶に適したポットとは?適しているのは出来るだけ球形に近いもので、使い回すのであればガラス(多少厚手の)ものを使用。 湯の量はちょうど半分まで。茶葉に空気をまとわせるため、一度茶葉全てが浮くくらいまでは勢いよく注ぎ(高圧式のシステムがあればいいのですが、個人では難しいので高い位置から、ということになります)、すべてがういたら温度を下げないようポットの口を出来るだけ近くまで下げる。 キャンドルによる保温機があるポットもありますし、魔法瓶と同じ要領で保温性を実現しているポットもあります。この時期、コージだけでは多少心許ないですしね。それとある程度の量(500ml位)を淹れる方が良いです。 例えば、マリアージュフレールなど紅茶専門店にいけば淹れ方の載っている本は置いてあります(サロンに入ればメニューとともに渡されます。)が、説明に割かれているページ数は2ページで、かかれているのは基本的なことと茶葉の種類による茶葉の量、時間、湯の温度と量だけです。あとは自分で淹れてみて茶葉の特性をつかみ、気温や水質(水道水だと温度や雨などによって多少水質が変わります)等にあわせて微調整していくしかありません。How toなどは紅茶のように多種多様(種類も多く、年によっても変わる)なものが存在する世界ではほとんど役に立ちませんよ。
お礼
教えていただきありがとうございました。そうですか、最高級というのは難しいのですね。インドの富豪が持っている農園の最高級品という紅茶をいただきましたが、葉が大きくて扱いも難しいのか、あまり満足できませんでした。 ポットは球状のパイレックスのものを使っています。保温にも気をつかわいとだめなのですね。試行錯誤しながら経験と勘を養うしかないようですね。頑張ってみます。
- --Junny--
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回答者3番です。補足します。 邪道に入る方法ではあるのですが、直火にかけられる耐熱ガラスポットや陶磁器ポットの場合、火がついてるのがかすかにわかる程度のとろ火にしたコンロの上や、今の時期ならば石油ストーブの上に置いて抽出すると、保温効果(放熱を加熱によって補う)があり、加熱による対流で強制的に茶葉のジャンピングも起こります。 ただし火力が強すぎると茶葉の細胞壁が壊れ、飲んだときにざらざらした感触や渋味が(いわゆる雑味)が出てしまうので、さじ加減がポイントですが。 あと、ポットごと加熱するので取っ手が熱くなります。包帯状の細長い布を巻いたり鍋つかみのようなものを使わないと火傷したり、あまりの熱さに反射的にポットから手を離してしまい落とすこともありますので要注意です。
- 123admin
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手引書のとおりと言うことですが、どんな手順なんでしょうね? ちょっと検索してマトモな事を書いてある解説を探してみました。 紅茶の入れ方 http://www.teabible.net/realize/howto.html 付け加えるなら。ティポットは事前にお湯で温めていますか? ポットから注ぐお湯はグラグラの熱湯ですか? 緑茶やコーヒーは85度から90度くらいのお湯の方が雑味がでませんが紅茶は沸騰したお湯がベスト。 注ぐ時は、茶葉がグルグル回る位の勢いで注ぐ。 それで茶葉が一旦落ち着いてからポンピングが起こりますけど。
- for-vacant
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ジャンピングですが、お湯をよく沸騰させて空気を含ませると上手く行くかもしれません。 お湯が沸いてすぐに注がないで少し(1分程度)沸騰を続けて待ってみて下さい。 紅茶の淹れ方は難しいですね。 日本の茶道のように、極める道があるのでしょうね。 葉っぱで繊細なものを使うほど、道具や水にも拘らないといけないのかもしれません。 リプトンのティーパックならポットの水道水で十分なんでしょうけどね。
お礼
早速詳しい解説をいただきありがとうございました。そうだったのですか!本の著者でもでたらめを書いたりするのですね。そういえば、本の通りにしても全然ダメだったことありました。本に書いてあることが眉唾ということもあるのですね。 教えていただいたことを注意して何度かやってみました。少しよくなったかとも思うのですが、まだジャンピングが足りないようです。「ためしてガッテン」で以前やっていましたが、適温は98度とか言っていたような気もします。直火にかける方法も試して見たいと思います。