• 締切済み

2乗可積分関数とは何でしょうか?

フーリエ関数などを学んでいる入門者です。 2乗可積分関数を満たす関数がどのような意味を持つのか教えていただきたいです。 2乗可積分関数 ∫(0から2πまで)|f(x)|^2 < ∞ とされています。 ∫(0から2πまで)|f(x)| ならば、xが0~2πまでの面積を表わす のように答えていただけますと非常に助かります。 よろしくお願いします。

  • vanti
  • お礼率25% (2/8)

みんなの回答

  • naozou
  • ベストアンサー率30% (19/62)
回答No.2

物理や工学への応用については良くわからないので、数学的な観点でお答えします。 たとえば、2乗可積分関数はフーリエ変換ができる(存在する)ための十分条件になります。そのためフーリエ変換をする観点からみると、重要な関数になります。 > L2空間とL2ノルムが等距離的 正確には、L2空間上ではL2ノルムはフーリエ変換で等距離的、みたいな感じだとおもいます。 > フーリエ級数で表現できる集合がL2空間という事でしょうか? 数学の関数解析という分野がありますが、これは個々の関数の振る舞いや個性をなるべく省いて、関数の集合をいろいろな見方で区切り、その構造や性質を調べる分野です。 関数解析の見方で、L2空間がよくでてきます。L2空間(二乗可積分関数の集まり)では、いろいろな変換(写像)が考えられるのですが、フーリエ変換はL2空間のなかでノルムを変化させない変換の代表例としてよくでてきます。 たとえば、ベクトル空間で等距離写像(行列)が少し特別にでてきたみたいなものです。(実際、L2空間もベクトル空間なのですが) 少し抽象的になってくるので、なかなか説明が難しいですね。 ※ ずいぶん昔に勉強したことなので、私などよりもより詳しい方や現役の方の回答がつくといいですね。

vanti
質問者

お礼

お礼が遅れた事を謝ります。申し訳ありませんでした。 この回答は見ていたのですが、どうにも理解できませんでした。 学び続けまして、今になりようやく大部分で理解し、解決に至りました! 理解するきっかけを下さった事を大変感謝いたします。 ありがとうございました!

  • naozou
  • ベストアンサー率30% (19/62)
回答No.1

いくつかの観点から答えがでそうな質問なのですが、L2空間やL2ノルムをご存じかどうかで大きく変わってくると思います。そのあたりいかがでしょうか? あと、細かいのですが、 > ∫(0から2πまで)|f(x)| ならば、xが0~2πまでの面積を表わす というのは、積分の素朴なイメージであって、被積分関数fについての性質を表すわけではありません。二乗可積分関数といえば、 ∫(0から2πまで)|f(x)|^2 < ∞ を満たす性質をもつ関数、ということになるので、質問が少し正確ではありません。 「二乗可積分関数がフーリエ解析ではどういう意味合いをもつのか? (二乗可積分でない関数は、どういう振る舞い、もしくは扱いにくい点があるのか?)」 という質問がご質問者の疑問だと思いますよ。

vanti
質問者

お礼

この質問だけでは確かに答え難かったと思います。 大変失礼しました。 調べ続けているとL2空間とL2ノルムが等距離的であるという表記を見ましたが やはりL2空間とは何?というところで引っ掛かってしまいます。 フーリエ級数で表現できる集合がL2空間という事でしょうか? 0から2πの間の大きさが有限に収まる…。 それが何の意味を持つのかがしっくりきません…。 アドバイスに感謝いたします。

関連するQ&A

  • 可積分だが二乗可積分じゃない連続関数

    R上の1変数偶関数(この条件はそんなに本質的じゃないと思いますが)で、可積分であるが、二乗可積分にはならない連続関数の例が知りたいです。自分でも作れたような気がするのですが、やたらと複雑になので、出来れば簡単な初等関数程度の例があると嬉しいのですが。

  • 導関数の可積分性

    fをC^2級の函数とします。つまり二階導関数まで存在してそれは連続。 さらにfとf"はともに可積分(ルベーグ可積分)とします。 このときf'も可積分になることは示されるものなのでしょうか? 容易に出来る気もするのですが、混乱してできません。 もし万が一反例があるのなら、それを教えて頂きたいです。 あとこれだけの主張でも証明できるような気はするのですが、 fおよび、f"がともに有界(したがってf'も有界になりますが) という付加条件をつける必要があるのならそうしていただけるとありがたいです。 とにかくf'の可積分性がどうしてもいいたいです。

  • 可積分関数の上界について

    [0、1]上のルベーグ可積分関数fに対して、  |f(x)|≦M、a.e x となるような正数Mは存在しますか?

  • 2乗可積分の収束性について

    当方物理科の学生なのですが,フーリエ変換の問題を解いていた時気になった点があります.どこにでも書いてありそうかなとネットを探してみたのですが,探し方が悪いのか見つかりませんでした. 命題:有限区間を除いて何回でも微分可能な2乗可積分関数は0に収束する ことの証明を探しています.物理なのでそこまで気にすることもなく受け入れていたような内容なのですが,ふと数学的/厳密な証明が気になりました. 証明そのものや説明でなくともこの本に載っているよや,ウェブのソースを提示していただけるだけでも結構です. よろしくお願いします.

  • 可積分について

    f(x) (a≦x≦b)が可積分のとき |∫(a→b)f(x)dx|≦∫(a→b)|f(x)|dxを出来るだけ詳しく示して下さい。 ダルブーの定理辺りの知識はあります。 特に|f(x)|が可積分である事の証明がよく分かりません。 どうかよろしくお願いします。

  • 関数の連続について

    Ω∈R^nの領域で ∂ΩをΩの境界とします。 関数u(x)は∂Ω上で与えられた関数かつ、2乗可積分可能とします。 このとき、u(x)が∂Ω上で連続ということは何故言えるのでしょうか? 2乗可積分関数ということから言えるのでしょうか? どなたか詳しい解説をよろしくお願い致します。

  • ルベーグ積分 *可測関数

    次の問題を教えてください! f:R→Rを可測関数とする。g:R→Rを g(x)=f(x) f(x)≧0のとき,     -1  f(x)<0のとき, と定義すると、gも可測になることを示せ。 よろしくお願いします><

  • 可積分の意味

    数学で可積分という言葉を調べると、シンプレクティック多様体とかソリトンとかカオス・フラクタルとかすぐに高等的な数学の情報に行きつきます。一方で初等的な意味では積分とは何かというと定積分では区間を短冊に区切って面積を足していく(∑)ということになり、おそらく短冊の幅を無限小に漸近させたものが積分ということになるんだろうと思います。結局は微分積分学とか解析学の冒頭に出てくる極限における収束ということでしょうか。それができるのが可積分、できないのが不可積分ということなのでしょうか。高等的な数学のあの理論は可・不可というジャッジは初等的な極限と同じということになるのでしょうか。どういうことなのか大まかにマッピングできるようになりたいと思ったのでお尋ねしました。三角関数のサイン・コサインは可積分でしょうか。 よろしくお願いします。

  • 積分の考え方

    高校数学IIの積分の学習を始めたばかりです。参考書に積分が面積を表す説明が載っていました。そこでは関数f(x)≧0とx軸との間の面積を使って説明がされていたのですが、f(x)≦0の場合そのまま∫f(x)dxで考えてはいけない理由が見えてきません。何故わざわざ関数をx軸に関して反転させなければならないのでしょうか?何か明確な(当たり前な?)理由があるのでしょうか?宜しくお願いします。

  • 不定積分の問題なんですが・・・

    次の条件を満たす関数f(x)を求めよ。 F(x)=xf(x)-2x^2+3x^2, f(1)=0 [F(x)は二次関数f(x)の1つの不定積分] xの後ろの^2,^3は2乗、3乗の意味です。 この問題なんですが f(x)=ax^2+bx+cとおくところまでは わかったんですが、次からいくら考えても 分らないんで、解き方を教えて下さい。 お願いします。