セールスを断れない社長について
小さな会社で、総務・経理をしております。
先日、自分が不在の折、たまたまリンゴジュースの訪問販売が来て、社長が2箱(1本1000ml入りで1000円×12本 合計12,000円)購入しました。
社長曰く「君から怒られると思ったが、セールスマンが朴訥な口調で「金がなくて、これが売れないと家族が困る」という話をするので、情にほだされてつい買ってしまった」そうです。
普段は金銭管理は私がしており、また飛び込みセールスはすべて門前払いしていますが、不在なためお金を預けていたこともあり、「自分の小遣いなら買わないが、手持ちがあったから買ってしまった」とも言っています。
業務に全く必要がないリンゴジュースを、1本1,000円という高額で、会社のお金だからという感覚で、あざとい泣き落としに負けて買ったことに納得がいきません。
普通の会社なら、「社長が決めたことだから」と割り切ると思います。
しかし、数年前に私が社長(自分より少し年上)とともに立ち上げた会社です。
訳あって、役員に就いたり会社の株式を持ったりはしていませんが、自分の年収以上の額を会社に貸し付けています。また、重要な経営判断は必ず私も立ち会うし、社長からも意見を求められています。
社長が、セールスや頼みごとを断りきれない性格、泣き落としに弱い性格なのは重々承知しています。そこが社長の長所だと思いますが、逆に今回のような短所でもあり、どうしたものかと考えています。
皆様は、このような場合どのような対応を取りますか?
なお、今回の出費は勉強代だと思って諦めます。