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アメリカの太平洋戦争は侵略戦争ですか?それとも?

komesの回答

  • komes
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回答No.3

古来戦争は一方は侵略、一方は自衛のために起こるものです。 そのいずれかがそう主張するだけで、見方でどちらともいえないものです。 太平洋戦争でも、その発端である日本が自衛のために満州国を建国したのを中国への侵略とみなすこともできるわけです。 また真珠湾攻撃はアメリカ本土への先制攻撃とみるか、日本が築いてきた国土防衛圏をすべて放棄せよというアメリカのハル・ノートの通告に対する自衛権の発動とみるかにより異なってきます。 ヨーロッパにおける民族移動による紛争もはじめはある民族の移動から始まったもので、侵略と自衛のための戦いでした。 ポエニ戦争もローマの領土拡大とみればカルタゴの自衛戦争になり、カルタゴの地中海交通独占にたいしローマの食糧輸送確保の手段とみればローマの生存のための自衛行動となります。 ハーグ陸戦法規は第1次世界大戦の反省によりつくられた法規で原爆という兵器はまだ出現していませんでした。  しかし法規の精神によればあきらかに違反行為といえます。 しかし近代戦争は総力戦となっており非戦闘員も区別されないのが実態です。

welovekobe
質問者

お礼

どうも詳しい説明感謝です。 私としては、他国領土内での他国民の主権・生存権を脅かす 先制的な武力による行使は、自衛であろうとなんであろうとそれは ただの自己中心的な自衛であり、「侵略」だと定義したいわけです。 つまり、往々にして「自衛」とは自己中心のことなのです。 自己中心は悪です。だから、戦争は全て合法だろうと何だろうと 悪だと思うのです。自国の為に他国を攻撃するのですから・・・ 利己的な目的のために自衛と称して他国の主権とその国民の生存権を 一方的に武力で脅かすことを自衛だと言う理屈は無いというのが私の 持論です。つまり、皆、どの国も自国の利益の確保の為に 戦争するのですから、私にしてみれば、戦争は、 全て自己中心なのです。だから、唯一、自衛戦争と言えるのは、 「先制的」に相手から武力行使を受けた場合のみの 武力による応戦です。 ただし、その場合、自国領土内での自衛のみに限ることは無理がある ので、これ以上自国民の犠牲が出ないように、相手国の領土内 への制裁的な報復も当然正当性があると思うんです。 しかし、だからと言って、細菌兵器や原爆を使用しても 良いのかということなのです。正当性を欠く自衛戦争なのでは ないかということなんです。 だから、以上のことを整理すると、 ☆正当性のある侵略戦争  ・相手が明らかに自国の主権を脅かす恐れのある「武力行使」を行い つつあるとき。 日露戦争 など。 ・相手が細菌兵器など国際社会全体を脅かす兵器による 武力行使の恐れがあることがあきらかな場合の先制的な制裁戦争  など。 ☆正当性を欠く侵略戦争  相手が自国の主権・生存権・利益を「武力」により脅かす 恐れが全くないのに先制的に仕掛ける戦争 大東亜戦争 日中戦争 満州事変 上海事変 ☆正当性のある自衛戦争  先制的に武力攻撃を自国内で他国から受けた場合の 武力による応戦 ☆正当性を欠く自衛戦争 アメリカの原爆投下など。 こういう区分はどう思われますか???おかしいですか?? よろしくお願いします。

welovekobe
質問者

補足

追加 正当性のある侵略戦争 ・相手国から先制的に武力攻撃を自国内で受けて、 それに応戦するために、相手国の領土内への侵略 及び制裁的な攻撃

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