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高周波における銅線抵抗の計測法

どなたか教えて下さい。お願いします!! 全長1m、線径φ1mmの裸銅線に10MHzの高周波電圧を印加した時の直流抵抗成分Rdcをできるだけ正確に計測したいと思っています。 まず、直流抵抗の理論値ですが、高周波なのでRdcがほぼ表皮効果損と仮定し、表皮抵抗の式(R=√(μω/2σ)・L/aπ)に上記パラメータを当てはめると、R=0.26Ωとなります。 μ:真空の透磁率(=4π×10^-7)、ω:角周波数、σ:導電率(銅⇒5.8×10^7)、L:全長、a:線径 続いて実測値ですが、銅線をゴムシート上に置き、線の両端にプローブを当てインピーダンスアナライザーでインピーダンスの絶対値(Z)と位相θを計測しました。結果、f=10MHzでZ=1000Ω、θ=88.6度、直流抵抗成分R=24Ω(=Z*cosθ)となりました。 理論と実値のギャップが大き過ぎるため、計測法がおかしいと考えていますが、10MHz以上の周波数でも精度良く計測できる方法(ジグ、装置等)はありませんでしょうか。

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回答No.1

これは高周波だからではなく、接触抵抗でしょう。 小さな抵抗を測るときは接触抵抗の影響をなくすため、「四端子法」を使います。 電流プローブによって一定の電流を流した状態で、それより内側にハイインピーダンスの電圧プローブを当て、電圧を測るのです。 アナライザに四端子用アダプタは付属していませんか?

gokuu4
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 二端子で測定していた為、電圧プローブや測定装置の余計な抵抗値を拾っていた可能性はあります。 四端子での測定可否を確認してみます。

その他の回答 (1)

  • tance
  • ベストアンサー率57% (402/704)
回答No.2

本当は何を知りたいのかをもう一度整理してみてください。 直流抵抗成分はテスターで計ります。長さ1mで線径1mmでは抵抗値が 低いですから普通のテスターでは誤差が多くてまずいかもしれません。 直流を流して両端の直流電圧を4端子法で測れば良いと思います。 ミリオームメータなるものも売っています。 直流とは周波数0Hzのことですので、表皮効果はありません。 直流抵抗成分というのは、線のインピーダンスの実数部のことですか? だとすると、ネットワークアナライザで計れますが、問題は幾何学的 形状です。直線状の被測定物の両端を測定器につなぐためには、戻り 線が必要になり、かならず往復でループが形成されます。なので、 戻りの部分も一緒に計ってしまうことになります。 実際に何故インピーダンスを測定したいのかを考えて、戻り部分の 形状などが誤差になるのではなく、意味のある測定になるような構成で 測定をするのが良いと思います。 実際には長さ3mの同軸線の外皮で戻りが形成されていたとすると、測定 のときに戻り線が長さ1mの銅テープだったら、ちがった結果になって しまいます。 被測定物自体をループ状にしてもよければ、話は簡単です。 繰り返しになりますが、何を計ろうとしているのかを再確認してください。

gokuu4
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 それと、説明足らずで申し訳ございません。 計りたい(知りたい)のは「銅線のインピーダンスの実数部」です。 被測定物をループ状にする事は可能なので、戻り線を極力短くして、再度計り直したいと思います。

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