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三島由紀夫の映画Mishimaの中の奔馬、鏡子の家
映画Mishimaの中の奔馬、鏡子の家についての質問です。 Mishimaの中では、鏡子の家も金閣寺も一部しか出ていませんでした。 奔馬、鏡子の家はどのように映画Mishimaの中で扱われていましたか?ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。 鏡子の家は映画Mishimaでは青年は一人しか出ていなかったと記憶しております。その青年の名前が分かりましたら、それも是非教えて下さい。
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こんにちは。 この作品を見たのがかれこれ20年近く前になるので、もはや記憶も朧なのですが、「金閣寺」も含めて三島作品の映像化の部分は虚構であることを強調して撮られていた印象があります。 「奔馬」では(たぶん主人公が切腹する最後の場面で)鳥居が出てくるのですが、現実の鳥居ではなくて「鳥居っぽい形をした、とても日本的なオブジェ」でした。 「鏡子の家」では優男の美青年、転じてボディビルダーの青年がラストシーンで心中するのですが、二つの横たわった肉体を俯瞰するようにカメラが上がっていくと、二人がいたのは普通の部屋ではなくて、壁そのもので大きな和柄のモチーフを作っていることがわかるのです。 セリフ等はかなり原作に忠実だったと思うのですが(これは比較した訳ではないので、要確認)、「虚構の日本」もしくは「三島文学における虚構性」をポール・シュレーダーが主張したかったのではないかと個人的には考えております。 また「鏡子の家」に青年が一人しか出ていなかったかどうかは思い出せないのですが、主要な登場人物はNo.1の方が挙げていらっしゃる舟木収(って私自身は名前をとんと忘れていたのですが)でした。沢田研二が演じていました。 「鏡子の家」を読んだのは映画を見る、さらに前なので内容もほとんど思い出せないのですが、たしか前半では鏡子の家は結構栄えて(?)いますよね。あのあたりは映画でははしょってあったような気がいたします。 曖昧な記憶ばかりで申し訳ありません。 登場人物等はこちらでご確認ください。信頼できるデータベースと存じます。 http://www.imdb.com/title/tt0089603/fullcredits#cast
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http://artgrey.tea-nifty.com/artgrey/2005/06/mishimaa_life_i_4a02.html 私は映画についてはまったく分かりませんが上記URLの説明で、ある程度のあらすじとそれぞれの作品の扱われ方は分かると思います。 豊穣の海は小説を読みました。 第二巻「奔馬」の主人公である青年の名は飯沼勲、 「鏡子の家」の青年は 俳優でボディビルダーの舟木収 だと思います。