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「花咲か爺」
「花咲か爺」は「はなさかじじい」と読むようですが、「はなさか」は文法的にどうなるのでしょうか。 「はなさき」であれば、わかりますが。
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質問者が選んだベストアンサー
「はなさか」は質問者さんのおおせの通り、ヘンですな。 まるで幼児語ですね。 その昔、「おお」という接頭語の反対は「ちい」と言った人がいました(大地震(おおじしん)小地震(ちいじしん))。それと似ていますな。舌足らずの幼児語です。 「はなさか」の「さか」は語幹です。語幹だけでくっつけちゃってます。こんなバカなことはありません。舌っ足らずの幼児語というのはそこなんです。 まあ、あんまり、他人様のことは言いたくありませんが、他の例を「さか」のように語幹だけでチャンとくっつくかどうか、試して見て下さい。 「はなさき」は語法上○です。 「はなさかせ」も語法上○です。 なんで「はなさか」になったのかはわかりませんね。 ANo.1さんの辞書の解説も、語法上ヘンなくっつき方をしているから、書いているんだと思います。 正格なら、あのように辞書にわざわざ書かんと思います。 辞書の↓は「はなさかせじじ」「はなさきじじい」が正しいから、↓こう書いているんです。 「はなさかせじじ」「はなさきじじい」から変化というが・・・ したがって、質問者さんの「はなさき」が正しいと思ったのは正解です。 辞書を信用しましょう。 「おお」という接頭語の反対は「ちい」と言った人がいました。 「はなさか」の正格を主張する人は、これと一緒です(爆)。
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- MockTurtle
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ANo.2 の回答趣旨が伝わっていないといけないので、念のために補足します ( ^^ 「時を駆ける」、「砂を掛ける」、「口が裂ける」、「花を咲かす」 わざわざ他の例を列記したのは、それらとの違いに気付いて欲しかったからです。 結論を言いますと、最後の「花を咲かす」のみが “使役表現” なのです。 「爺さんが花を“咲か” せる」‥ 「せる」は使役の助動詞(未然形に付く) 「爺さんが花を“咲かす”」‥「咲かす」は「咲く」の使役形 このニュアンスを表現するためには、「花咲か」とする必要があるわけです。 「花咲き」と書くと、“頭のてっぺんに花が咲いた爺さん”(そんな人いるのか?)のような誤解を与えてしまいます (笑)
お礼
2回目の御回答有難うございます。
- ecoshopQ
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確かにこれはおかしい。 回答が2つあるがどちらも説得力に欠ける。 「花咲爺」が「花+咲かせる」と関係ありそうな ことは誰にも分かるが、質問者のいうようにそれ ならば「咲き」のような名詞形に続かなければおか しい。 もし、「花咲か爺」式の結合がアリとすれば、何で もアリになってしまう。それはNO.2にいろいろ例示 されている通り。誰もそんなことばは使わない。 おそらくこれは、質問者のギモンの出発点が正しく、 名詞+名詞が元になっているはず。たとえばだが、 「花坂+爺」(見事な桜の木のある坂の上に住んで いる爺など)のようなものが元になっているのであ ろう。それが物語りの内容とあわせる形で無理な変 形をされたと見るのがよい。
お礼
御回答有難うございました。
- MockTurtle
- ベストアンサー率26% (93/350)
「花咲か」は「花・を・咲かす」または「花・を・咲か・せる」の略で、「花咲か爺」はそれに「爺」が結びついた複合語(名詞)です ( ^^ ・時をかける少女 → 時かけ ・砂をかける老女 → 砂かけ婆 ・口が裂けた女 → 口裂け女 ・花を咲かす老人 → 花咲か爺
お礼
御回答有難うございます。
- kine-ore
- ベストアンサー率54% (808/1481)
【はなさかじじい(花咲爺)】(「はなさかせじじ」「はなさきじじい」から変化というが、「はなさか」の「さか」は「さかす(栄)」「さかえる(栄)「さかる(盛)」の語幹と同じとも」)(小学館「国語大辞典」)
お礼
御回答有難うございます。 では、「咲」という字は誤りですか?
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お礼
御回答有難うございました。よくわかりました。