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心理学
高1の女子です。 私は今、大学で心理学を学び、将来は大学で心理学の研究をする人になりたい、と漠然と思っています。 そこで、心理学は文系なのですが、私はあまり文系教科が好きではありません。本を読むのは大好きなのですが、どうも国語などは好きじゃないんです。 理科などのほうが好きなので、医学部に進み、精神科医を目指そうかとも思いましたが、なんかちがうなぁという感じです。 やはり、将来のためには文系に進んだほうがよいのでしょうか。 あと、親には「文系に進んでも飯は食えん」と言われるのですが、本当でしょうか。
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- marl6000
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研究者を志しておられるのですね。どうも研究者への道のりというのは高校生の皆さんには情報が少なすぎるように思うので、蛇足かとは思いますが補足します。 "文転"はやりやすいところとやりにくいところが大学によって異なります。ちなみに私自身も文転組ですが、私の大学は文転のシステムがきっちりあったので比較的簡単でした。これについては、教養課程(一般には3年次進級時)終了時に何が起こるかを調べておくとわかりやすいかと思います。また、大学院に進むときに分野を変更する方法もあります。研究者への本格的な教育は心理の場合大学院修士課程以降で行われるので、教養課程で心理系の科目を受講していればこのパターンでも間に合います。つまり、高校のコースで理系を選択しても、何回かチャンスはあると言うことです。もっとも、それなりのリスクはありますから、難しいところですね。心理では3年次の文転が一番楽なようには思います。 研究者の一般的なコースとしては大学卒業後修士2年、博士3+α年で5年+αで博士の学位を取り、その後ポストドクター・企業研究員などの職を経てアカデミックポストを目指すという感じです。お金の面ですが非常に優秀(旧帝大・トップレベル私大でトップレベル)であれば、博士過程からは奨学金や日本学術振興会からの研究奨励金がもらえてアルバイトをしなくてもよい可能性があります。後者は月額20万前後の奨励金と研究費(年間50~100万円)がつく非常に恵まれた職ですが、競争は激甚です。より詳しい条件や倍率等は日本学術振興会のページに載っていますから、調べてみてください。ここはどこの大学院・研究室に入れるかでかなり差があると思います。 このような感じです。少しはイメージが伝わればよいと思うのですが。
- backs
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> 文系に進んでも飯は食えん 理系に進んでも能力のない人は「飯は食えない」ということになりますよ(^_^;) 純粋に哲学、宗教、国文学、歴史とかいった類の分野に進んで、なおかつ、本当にそれしか勉強していない人は「飯は食えない」ということになるでしょう。しかし、現代なら理系だろうと文系だろうとコンピュータを扱う機会はあるわけですから、その気になればプログラミングの練習だってできますでしょう?趣味程度でやっていても、4年間続ければ卒業の頃には文系卒でもプログラマーになれますよ(就職してその先、プログラマーとしてやっていけるかは別問題ですが)。 文系・理系で割り切って進路を決めることは、選択肢自体を少なくしてしまいますし、大学に入ってからも知識や技術を身につけようとする姿勢を崩しかねません。文系に入ったって数学の勉強をすれば良いですし、理系に入っても興味があれば哲学書を読んでも良いのです。 今の時代、得意なものが1つではどの道、生活はしていけませんよ(^_^;) 極論ですが・・・ ちなみに、 > 心理学の研究をする人になりたい、と漠然と思っています。 についてですが、一応、心理学科は文系とされている所が多いですが、心理学科卒の先生でも数学科の先生並みに数学できる人もいますよ。プログラマー顔負けといってもいいほどコンピュータに詳しい人もいますし、薬学部の人が就職するような研究所へ入る人もいます。 そもそも、広く「動物実験」といわれている実験の方法論が発展していったのは心理の分野です。また、統計学(数学の確率論に似ている学問です)の手法も心理の分野から考案され、発展していったものが多くあります。中学校だかの理科で習った「条件反射」も心理の分野で学ぶことです(これを発見した人は生理学者ですが)。 > 将来のためには文系に進んだほうがよいのでしょうか。 先のことを考えるのも大切です。しかし、先のことばかり考えて、安定を目指していたら何にもできません。自分のやりたいとことをやってみて、ダメならそれを活かして方向転換すれば良いだけのことです。昔のように、1つの分野に進路を決めたら、一生、それをやり続けるべきだなんてことはないです。ただし、現状がイヤになって方向転換するのは単なる"逃げ"になるので注意!!
とりあえず理系をオススメに一票。 「文転」という言葉をご存知でしょうか? これは、理系に進んだ人が、大学受験時に文系大学を目指すことを指します。 よく言われることですが、文転は簡単ですが、理転はほぼ不可能です。 理系のクラスなら、英語や国語も文系とほぼかわらないくらいやりますが、文系では物理化学はほとんどやらず数学も理系ほどはやらないためです。 文転のネックは地歴ですが、これは暗記科目ですから、直前の追いあげが可能です。 心理学をやるのならば、この「文転」の人間がのちのちかなり有利だったりします。 というのも、心理学では、統計をやるため、ある程度の数学の能力が必須だからです。 また、まともな大学・大学院ならば、神経科学や薬学の知識もある程度教えますので、理系の化学の知識も役に立ちます。 さらに、心理学でまともに食べていこうとなると、基本的には公務員(児童相談所などに勤めることになります)になることになるのですが、公務員試験というのは、理系の人間に圧倒的に有利にできています。 というわけで、悩まれているのでしたら、理系がオススメです。 ちなみに、入試段階で数学が選択肢にもないような心理学科(文系のみを相手にしている感じのところ)は、やめておいたほうが無難な大学が多いように思います…。 理系出身の人間がうらやましくてたまらない心理学科の人間でした。 参考になれば幸いです。
お礼
ありがとうございます。 私の父が大学で教育心理学を専攻しており、「何で心理学が文系なんだろう?」と言っていたくらいなので、きっと理系教科も大切なのだろうと思っていましたが、受験の教科が心配だったのです・・・。 ですが、国語も社会も、あまり好きではありませんが、「苦手」ではないので、がんばってみようと思います。
- marl6000
- ベストアンサー率0% (0/0)
私は心理学関連の領域で研究を行っているものです。 chu-chu29さんは「心理学」という学問がどのようなものか具体的なイメージをお持ちでしょうか?いわゆる心理カウンセラーなど臨床心理が取り上げられがちですが、実はさまざまな領域が心理学の中にもあります。その中には文系っぽい領域もあれば理系っぽい領域もあります。心理学の良いところはさまざまな方法論が存在していて、自分にあった方法を選択することのできる可能性がある学問分野であることだと思うので、必ずしも自分が理系だから、文系だからと考える必要はないと思いますよ。 理系っぽいものがお好みならば、基礎心理・実験心理と呼ばれる領域がお勧めですが、これらも広大な範囲の研究対象を持つので、ぜひ自分で調べてみることをお勧めします。研究者を志しておられるなら、自分で調べて見つけた知識はとても大事なものになると思います。 ちなみに、「飯が食えるかどうか」ですが、一般に文系・理系問わず研究者として飯を食うのは簡単ではないです。研究者のポストの数は心理学はいわゆる文系学問と比較して恵まれているほうではないかと思うのですが、それでも研究能力があるかどうかが決定的です。あと一つ、研究者として生きるなら、入る大学の質も重要です。一般に大学の入学難易度と有利さは比例しますから、ここはあなたの最終的な(入試時の)学力と相談ということになると思います。 一方で、就職してしまうなら大学での専攻はあまり関係ないか、むしろ文系のほうがやや有利なはずです。最近はまた少し変わっているのかもしれませんが。 いずれにしても若い方が自分の分野に興味を持ってくれることは最前線で活動している私たちにとっても大変うれしいことです。ぜひがんばってください。
お礼
専門家の方からの回答、ありがとうございます。 やはり私は自分の興味のあることをとことん突き詰めたいという気持ちがあり、そこで心理学の研究・・・ということを考えるようになりました。 なので、簡単には諦めたくありません! 研究者になるには、大学卒業後も長い道のりがあり、アルバイトなしではやっていけないぞ、と父が言っていたのですが、それでも好きなことならやれる気がするんです!(甘いでしょうか?笑) あと、学力の方は、このまま、又はそれ以上の努力があれば、かなりいいところにいけるのでは?!という成績です(自分で言っているようでは、だめですね笑)。
- 7772
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心理系大学院に進むと、臨床心理士の受験資格が得られるだけで、 臨床心理士になれるわけではありません。 そして、臨床心理士の資格を取ったといても、それだけで食べていくことは不可能です。 しかし、男女差別と捕らえられたくは無いのですが、 カウンセラーなどは女性がなるのがふさわしいと個人的には考えています。 と言うのも、男性のカウンセラーではどうしても女性の気持ちは理解できないでしょうし、 「性」の問題も出てくる可能性があります。 さらに、前述したとおり、カウンセラーなどだけでは家族を養うと言う意味では無理なので、 ある程度自由の利く既婚女性あたりが、 カウンセラーになるのがベストだと考えています。 精神科医は医者ですので、精神科が合わなければ別の科に移るなど、 研修の過程で選択の幅あるので、つぶしが利くのではないかと思います。 カウンセラーと精神科医の違いは、このサイトでも多く取り上げられているので、 さがしてみてください。 「文系に進んでも飯は食えん」とは、よほど文系に恨みでもあるのかw 文系に進もうが、理系に進もうが、食えるか食えないかは人それぞれです。 しかし現在の日本では、「開発者」としての理系は、 文系の収める会社の中で冷遇されていると言えなくもありません。 話はそれましたが、心理系学科を卒業しても、殆ど心理職につく人はいませんよ。
お礼
ありがとうございます。 心理系学科を卒業しても、殆ど心理職につく人がいないとはショックです。 私はカウンセラーというよりは、研究者に憧れているので・・・。
- ruri-aoiro
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やっぱり、心理学科なら文系ですね。 やりたいことをつきとおしたいのなら、文系に行った方がいいです。 それに、文系に行ったら飯が食えないのは違うと思いますよ! 日本には理系と文系しかないのに、文系が食えないほどの稼ぎじゃ… 日本の景気はどうなっちゃうんだー!!!!ってことですよね? だから、それはあり得ません(笑
お礼
さっそくありがとうございます。 やはり文系を考えなければなりませんか・・・。 親が言いたかったのは「文系だと手に職は難しい」ということでしょうか。 食えないわけではないですよね(笑)。
お礼
ありがとうございます。 文理の決定が近づいており、焦っておりまして・・・。 ですが、backsさんの言うように、自分の選択肢を広げるためにも、理系にいこうと思います。 あと2年でどうなるかわからないですしね!