• ベストアンサー

アラキジン酸から得られるATPはいくらでしょうか?

アラキジン酸[CH3(CH2)18COOH] 1モルが分解されると、最終的に何モルのATPが得られるのでしょうか? 色々調べてみたところβ酸化9回で、アセチルCoAが10個(10モル)出来るとあったのですが、その後クエン酸回路、電子伝達系で最終的に何モルのATPが出来るのでしょうか? よろしく、お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • oil-sour
  • ベストアンサー率68% (34/50)
回答No.2

アラキジン酸が完全にβ酸化されたときに、TCA回路、電子伝達系で得られるATPの総量(収入-支出)ということでよろしいでしょうか。 大学時代の期末試験で同じような問題に遭遇したので、よく憶えています。 (-CH2-CH2-)が1単位でアセチルCoAが1個なので、β酸化が9回転してまず9個、そこに最後の(CH3-)一個がアシルCoA(=アセチルCoA)なので、まずβ酸化の過程でアセチルCoAが10個できます。 また、β酸化の途中でNADHが1分子、FADH2が1分子できます。 ただし、β酸化の最初の過程でATPを1つ消費します。 したがって、まずβ酸化の時点でアラキジン酸が完全に分解されて得られるものは、10分子のアセチルCoA、9分子のNADH、9分子のFADH2、-9分子のATPです。 TCA回路では1分子のアセチルCoAから始まって1回転すると、ATPが1分子、NADHが3分子、FADH2が1分子できます。 1分子のNADHからは電子伝達系で3分子のATP、また1分子のFADH2は2分子のATPを産生します。 上記反応を全てまとめると答えになるかと思いますが、 10年ぶりくらいに開いた大学時代のノートなので不完全かもです。ちょっと教科書探してきます・・・。

tkc150
質問者

お礼

ありがとうございます。回答にあるとおり、ATPの総量ということです。 計算してみますと、β酸化で、ATPが9x3+9x2-9x1=36分子。TCA回路-電子伝達系で、ATPが10x(1+3x3+1x2)=120分子。よってATPの総量は156分子、ということになります。 β酸化で出来るNADH,FADH2からも、ATPが産生されるということで計算しましたが、よろしいのでしょうか?

その他の回答 (2)

  • oil-sour
  • ベストアンサー率68% (34/50)
回答No.3

No.2です。 ごめんなさい、やはり勘違いがありました。 >ただし、β酸化の最初の過程でATPを1つ消費します。 これは語句的に正しいんですが、内容を勘違いしていました。 最初に脂肪酸から脂肪酸アシルCoAを合成する時に、-1分子のATPです。その後は脂肪酸アシルCoAが2炭素づつ短いアシルCoAを合成していきます。ということで、最初だけ1分子のATPを消費です。 >したがって、まずβ酸化の時点でアラキジン酸が完全に分解されて得られるものは、10分子のアセチルCoA、9分子のNADH、9分子のFADH2、-9分子のATPです。 は間違いで、正しくは 10分子のアセチルCoA、9分子のNADH、9分子のFADH2、-1分子のATP です。 他のところは良さそうですが・・・ #結局、教科書が見つからなかったのでwikipediaを見ました。 あと、ここも参考にしたのですが http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/betaoxid.htm こちらは最初に-2ATPだそうですので、ちょっと違いますね。 できれば教科書等で確認されることを望みます。

tkc150
質問者

お礼

大変ありがとうございます。 大体分かりました。最初のATPの消費のところは、図書館で調べてみます。

  • tabi2007
  • ベストアンサー率10% (80/740)
回答No.1

キックボクサーマモル?

関連するQ&A

専門家に質問してみよう