• ベストアンサー

中国のインフレ率が高いのはなぜ?

gungnir7の回答

  • gungnir7
  • ベストアンサー率43% (1124/2579)
回答No.4

最初の数年は賃金が上昇しているのが一番の要因で、後半は資源高です。 賃金が上昇してくれば購買力が増えますから物を多く消費するようになります。 すると売る方は値段を少し上げても売れるので値段を上げます。 しかも、工場などでは賃金上昇分を値段に転嫁しますから工業製品の価格上昇は必然です。 すると値段が上がっていなかった他の製品にも格差是正の力が次々とはたらきます。 こうして世の中の物価が均等に再配置されていきます。 中国の場合は先進国と物価の乖離も大きく、伸びしろが大幅にあったのです。 10年で給料が3-10倍になるのですから物価も相当に早く上がるわけです。 その中国やインドでガンガンものを作るので今度は全世界で資源高になりました。 ここ2~3年のインフレは資源高によるコストプッシュインフレが主要因です。 この他にも金余り現象による不動産バブルは例外なく発生していますし、 その他にも中国の場合は生産と環境汚染の矛盾という致命的な命題を抱えており、 10年経った今となっては水不足、灌漑不足から農作物の不作→農産物の高騰という 負のスパイラルからのインフレも発生しています。 中国は多くの矛盾を抱え、もはや沈みゆくのみという感じです。 国力はあるので長期間の不況が一巡したら再度浮上してくるでしょう。

naoki4
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。中国は経済成長ばかりに目を向けていたせいで様々な不安要素を抱え込んてしまっているのですね。 市場の価格是正の連鎖がどこかで狂ってしまうと一気に恐慌を招いてしまいそうで怖いです。

関連するQ&A

  • 「有効需要が拡大すればインフレにならない」理由

    勉強のためときどきここを読んでいます。 偶然この質問を読みましたが、以下の部分の意味が理解できません。(ANo.2の後半部) http://okwave.jp/qa4079587.html 「中央銀行が貨幣供給を増加させて金利が低下すると、海外金利が相対的に高くなるため資本逃避が生じて為替は安くなります。輸出物価は安くなり輸入物価は高くなるということです。」  ここまでは完全に納得できるのですが、 「金利低下による景気刺激によって有効需要が拡大すればインフレになりませんが、需要の伸びが緩慢ならば貨幣供給はインフレ要因になるかもしれません。」  単純に考えると、輸入物価が高くなっているところで需要が伸びれば、ますますインフレになる気がします。また輸入材に対する需要が伸びれば、貿易収支が悪化して為替レートを下げると思うのですが。  なぜ需要が伸びればインフレにならないのでしょうか?  解説をお願い致します。

  • インフレはどう起こるのですか?

    素人質問です。 何やらインフレターゲットが2%という言葉をよく耳にしますが、 安く大量に作れる能力があるままじゃ 結局、需要以上に供給できてしまって、 安いものが売れて高い物は売れずインフレしないんじゃ? と思うのですが、この考えは間違いなのでしょうか?

  • インフレとは(古典派経済学)

    インフレに関しての質問ですがどうしてもわからないので教えて下さい。 1.物価が上昇すると需要は拡大する。 2.古典派経済学では物価は硬直的である。 3.インフレが起こると実質資産は低下する。 1が正しいと思うのですがよく理解できません。宜しくお願いします。

  • 脱デフレ策としてのインフレターゲット

    デフレからの脱却のためにインフレターゲットを設定する、 これに対してかなり違和感を感じています。 好景気の末期には確かに物価高(インフレ)になりますが、 それはあくまで結果だと思います。 インフレにすれば景気が良くなるということではないですよね? そもそもインフレターゲットって、 インフレを抑えるためのものではないのでしょうか? どうも古い経済学(ケインズ)を、 序論的にしか学んでいない人間にとってはよく分かりません。 価格(物価)は需要と供給によって決まる。 デフレから脱却するためには、有効需要を増大させればよい。 しかしその有効需要の増大とインフレターゲットが、 どう結び付くのか分からないということなのです。 どなたか分かりやすくご教示願えませんでしょうか?

  • 中国経済のマイナス面

    現在の中国は10%の経済成長率、日本企業の進出による中国経済の発展などで、目覚しい経済成長をしている中国ですが、マイナス面が絶対にあるはずです。私が知っている限りでは、環境破壊、中国共産党のやりたいほうだい、北京オリンピック効果によるインフレぐらいしか知りません。 このように中国経済のマイナス面を詳しく知りたいのですが、知っている限り教えてください。お願いします。

  • インフレ時の金利上昇について

    インフレ時の金利上昇について インフレ状況下で金利が上昇するのは、日銀が物価高騰を防ぐために市場に出回る金を少なくする目的で、金利が上昇するように誘導するためだと思います。 では以下の考え方は間違っていないでしょうか? インフレ時=好景気と仮定すれば(もちろん例外あり)、 好景気により企業の設備投資需要が旺盛となったり不動産投資需要などが増えて、金を借りる需要が増えてその結果、金利が上昇する(需要と供給の関係で金利が上がる)。 以上、よろしくお願いします。

  • 中国の経済

    北京オリンピック、終盤に近付いて中国の経済はどうなってますか?次の目標に上海万国博覧会がありますけど。

  • 今年はインフレ

    今年はインフレ  そして株価暴騰。 なぜって? (1)金持ちが買い物をする (2)貧乏人も空気に流されそれなりの支出が増える (3)資源が発見され有効活用に生かされる (4)疲弊しているアチコチのインフラを修復せざるを得ない (5)中国が意識・・・日本の良さを買いあさる (6)アメリカが中国を意識・・・日本人の富裕層が調子に乗り  物価の上昇に煽りを入れる (7)10%に向かう消費税に駆け込み需要増加 (8)オリンピックまでは大丈夫という大方の大衆心理 こんな時 貧乏人の私は  どうしたら良いでしょうか? 識者様教えて頂けませんでしょうか?

  • ハイパーインフレと恐慌

    国債の処理に政策としてのインフレという声を聞きますが、貨幣的要因によるインフレ(財政・信用インフレ)と大不況・恐慌はリンクするのでしょうか? ハイパーインフレ → 超円安 → 輸入品の物価沸騰 → 食糧不足・燃料(オイル)不足 → 生産低下 → 雇用の低下 → 失業増加 → 需要低下 → 生産低下 という考えでよいでしょうか?食糧不足・オイル不足になったら生産性が下がるというのがいまいちイメージできません。 それから、日本がハイパーインフレになった場合、世界経済はどのような影響を受けますか?外国にしたら日本の輸出品を安く買えるので得すると思うのですが、違うのでしょうか?

  • 反日デモによる打ちこわしとインフレ

    反日デモによって中国の経済状態は悪化すると考えます。 特にインフレを後押しする事になるため、 最悪の場合は日本企業は撤退を余儀なくされるのではないかと考えています。 正直、日中政府の的外れな対応に怒りはありますが、 一番重要なのは、直近で起こるであろう自分達の生活雑貨に対する価格変動です。 そのため、どうにかして、お金をうまく運用したいと考えています。 <質問> 中国のインフレは現時点でも起こってますが、 更に悪化するのが確実とする場合、これを利用したお金の良い運用方法はないでしょうか? <以下、悪化すると考えた理由> 中国で反日デモ(?)活動が非常に活発になり、 様々な店や物が破壊されていると報道されています。 現時点で、中国政府はこれらに歯止めをかける一手を打つ気配は無いようで、 どんどんデモは拡大していく模様。 中国国内でも、愛国無罪との発言に疑問を唱える声はあるようですが、 大勢に影響は与えていないようです。 元々、中国はインフレで苦しんでいました。 食品の物価はここ2006年から2011年までで50%ものインフレが発生。 低所得者層に甚大な影響が出て、それ自体に対するデモが発生しています。 つまり、この反日デモは、「反日の名を借りたインフレに対する打ちこわし」なだけでしょう。 反日の名前を借りれば政府が鎮圧に乗り出さないから都合が良いだだと思います。 インフレの原因が、「日本のメーカが物を売らずに溜め込んでいる事ではない」ことは明白なので 打ちこわしによって、インフレは更に進むと考えています。