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石油産出国のガソリン価格について
石油の価格が上昇していますが、石油産出国の国内ガソリン価格も上昇しているのしょうか? それとも産出国はガソリンが無料なのでしょうか? 世界価格と産出国内の価格にもし大きな差があるのであれば、 平行輸出(輸入)の業者とかは存在しないのでしょうか? 石油業界に詳しくないので皆様教えてください。 よろしくお願いします。
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添付ライブドアブログの通り、産油国のガソリンはただでは有りませんが、消費国の価格に較べてかなり安くなっています。 ただし、日本でもガソリン価格の4割は税金(ガソリン税+消費税)で、為替の問題等も有り、単純に比較することは出来ません。 それでも産油国のガソリンが安いのは間違いありませんが、それを日本に輸入するには、添付JETROのHPに記載されているような、多くの規正法をクリアーする必要があります。 又、もしそれらをクリアーして輸入できたとしても、販売するガソリンスタンドは殆ど国内の石油精製メーカーと深いつながりがあり、単純に少し安いからといって輸入ガソリンをスポット的に扱うところはでてこないでしょう。 かつて通産省(当時)は国内の石油精製メーカーを保護しており、実質ガソリンの輸入は規制されていましたが、まさか街のガソリンスタンドなんかがガソリンを輸入できるはずがないと高をくくって、法律上の規制をもうけておらず、輸入申請すればガソリンを輸入できることになっていました。 これに目をつけた神奈川県の「ライオンズ石油」というガソリンスタンド業者が、シンガポールから安いガソリンを輸入しようとしたところ、通産省が大慌てで、ライオンズ石油の取引金融機関に手を回し、輸入代金が支払えなくしてしまい、結局ライオンズ石油はガソリンの輸入が出来なかったという有名な事件がありました。 http://blog.livedoor.jp/hikochan4556/archives/51499166.html http://www.jetro.go.jp/jpn/regulations/importproduct_02/04M-010589 http://www.yorozubp.com/9802/980225.htm