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自動車工場の立地について
トヨタはインドの内陸部のバンガロールに自動車工場を 稼働させているそうです。 中国でも内陸部奥深い成都に工場を持っていると 聞きました。 どうして港に近いところに建設しないのでしょうか? 完成車を輸出したり部品を仕入れたりするのに 港近くが必須だと思うのですが。 製鉄所は、鉄鉱石を船から運ぶので 必ず港の近くにありますよね。 それと同じ事だと思うのですが。
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経済的な理由のみならず、政治的な意味合いもあるのではないか と。 不勉強で、ご質問の件が該当するかどうかは判りませんが、工場誘致は雇用対策に有効なのはもちろんのこと、日本の自動車産業の誘致と言うことは、自国の工業力の向上に繋がります(自動車産業も軍事に転用できる技術が沢山ありますしね)。 あと、雇用がない地方に政府の力で雇用を創出できれば、反政府勢力になる可能性を持つ不満分子の解消にも繋がります。 で、誘致のためには、建設用地を無償若しくは格安で提供するとともに、工場の固定資産税的な税金や生産車購入時に課せられる税金などに対する税制上の優遇措置などが、雇用や現地調達率を含めた条件と引き替えに提供されたりします。 ということで、新市場開拓のため現地工場建設地を探していた日本企業と相手国政府の思惑が一致したという要素も見逃せません。
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- Sasakik
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#3です。 >それでもコスト的に引き合うほど >魅力があるのでしょうね。 「魅力がある」というより、他に理想的な立地があったとしても有形無形のさまざまな制約を課せられて、現実的な妥協点だったという可能性があります。 特に中国の場合は、外国企業が進出するには政府の顔色を覗う必要があるうえ、自動車に関しては世界有数の潜在需要があることを中国自身が自覚しているでしょうから、北京政府が強気に出ることは容易に想像できます。 「そこしかなかった」のではないか と(でも、多少の妥協はあってもメリットは「極めて大」ということでしょうね)。
お礼
中国の政策として 西部大開発とやらを大々的に勧めている 北京政府の意に沿った(沿わざるを得ない)ものですね。 ありがとうございました。
- mojitto
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原材料が軽く、製品の方が重い場合や、原料の方が輸送が簡単な場合(逆に言えば製品の輸送が難しい場合)、消費地のそばに作られます。 ビール工場がその典型ですね。 (ビールの場合は麦は軽いけど、ビールになると重量が増し、輸送方法も難しい) 車に関しては、港のそばで組み立ててトレーラーで消費地へ輸送するより、パーツごとに運んで、消費地のそばで組み立てるだけの方がおそらくコスト的に有利なのでしょうね。 他にも土地代、人件費も関係しているかもしれません。 ただし、輸出が視野に入っている場合は港そばに工場を作ります。 その点では、インドや中国進出は、国内消費に重点を置いているものと思われます。
お礼
製品を買ってくれる近くで作るのが 良い訳ですね。 輸出をあまり考えていないのですね。 しかし、バンガロールよりもマドラスが いいような・・ ありがとうございました。
- celtJapan
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沿海部での投資コスト > (内陸部での投資コスト+運搬費用) だからです。
お礼
人件費や建設コストが安いわけですね。 ありがとうございます。
お礼
ありがとうございました。 中国もインドも政治的に 内陸部に指導したわけですね。 それでもコスト的に引き合うほど 魅力があるのでしょうね。