• 締切済み

宇宙の矛盾

雪中庵(@psytex)の回答

回答No.20

「できる前は?」ということは、「無から有になった」と考えている訳ですね? しかし、「有る」という事の実態を知ると、それは無とオーバーラップするものである事が分かります。 全ての存在は、量子的な不確定性に基づいており、無限につめこむと存在確率の山が平らになって、無と等しくなります。 この「絶対無=不確定性無限」において、その無限のゼリーの中に、仮想的な認識体の断面を切ると、その認識体にとって、相補的不確定性を伴う存在による宇宙が見えます。 しかしその「存在」は、認識される階層的現象の表面的に生じるもので、根源的に絶対化しようとすると、元の無限不確定性に発散します。 実は、相対性理論にしても、量子論にしても、認識体との相対によってしか存在は無い、という帰結を潜在的に持っています。 客観的時空や絶対的存在というのはない、というものです。 認識性を除外した存在は、無=無限不確定性になります。 その無限の闇に、認識体の仮定断面の運動を想定すれば、相対的に無の風は光になり、認識体はその光(量子相互作用パターン)の向うに、自己の補完(相補的不確定性)としての宇宙を認識するのです。 我々は「過去は既に終わっている」「未来はまだ来ていない」ので、「存在するのは現在」と考えますが、真の『現在』とは、認識体の感受表面での量子相互作用(光速)のみであり、その経験(過去=超光速)による予測(未来=光速下)として時空的広がりは発生しているのです。 無の不確定性無限の潜在としての、「自我仮説性」の相補としての「時空仮説性」。 「相補」というのは、絶対時空を否定し、認識体との相対においてしか時空は計量できないとする相対性理論や、同じく認識体が現象表面的に物事を捉え、本質的に決定しないことにより有限的存在性は生じるとする不確定性原理といったものを伴う時空、ということです。 即ち「自我仮説」が、宇宙膨張=光速の低下=物体収縮=不確定性(h)の収束における、hの減少の時系列化である時、それが架空の時間軸となって、空間的確定性としての無限不確定的空間性が、超光速(過去=経験=時間)と光速下(未来=予測=空間)に相補分化する受け皿となり、同一軸の延長が仮説的に直交基底をなす事によって、相補的不確定性を生じ、経験による予測=現象表面的定性化における、有限的存在(=非光速)を幻出しているのです。 即ち、「何か有るんじゃないの?」という疑問(自我仮説)の相補として生じた時空仮説に対して、「本当はないんだけどね」という無の射影として、存在は生じていると言えます。 無いとは分からない事が有なのです。 だから「その外」や「その前」は、何もなくて当然です(元々無いのだから)。

関連するQ&A

  • 宇宙は絶対有である

      問う人: ビッグバンがただのギャグゆーのは判った。 では宇宙はどのよーに創られた。 「人の道」: 宇宙は創られたのではない。 何ものも宇宙を創ってはおらん。 宇宙を創るとゆー考えは論理的に間違っておる。 なぜなら宇宙はいつ如何なる時間においても既に存在したからである。 無限に延びる時空間上の如何なる場所、如何なる時点においても宇宙は常に存在した。 すなわち宇宙は絶対有である。 宇宙は絶対的に存在する。 ビッグバンは大ウソであり、途方もなく大きな矛盾に包まれておる。 絶対有の宇宙には何一つ矛盾はない。 絶対有の宇宙は完全無欠である。 問う人: あ~、宇宙は絶対有か~。 あ~、これはもー究極の真理に到達したな~。 あ~、宇宙についてはもーこれ以上何も語る必要はないな~。  

  • 宇宙の始まりの前について

    始めまして、 私たちの居る宇宙は無から発生したと言われていますが、最近読んだ本に宇宙は無から出来たのではなく宇宙は幾つも存在し、宇宙の外にも世界?がありその中に今の宇宙があると書いてありました。 そこで疑問なのですが、 (1)宇宙は無から始まったと言う考え方は何もない所からではなく、分からない(定義)出来ないから無としたのでしょうか?。 (2)宇宙の外にも何か世界があるとすると今度はその世界の外にも世界が あり・・・と無限に続いてしまうと思うのですが?。 (3)宇宙の外に世界がありまたその世界の外に世界がありと無限に広がっ ているなら私たちの居る宇宙の最小物質も際限なく続いていくのではない でしょうか? 極端な考え方ですが、このような理論は存在しているのでしょうか? 宜しくお願いします。

  • なぜ宇宙があるのか

    きっかけは? ビッグバンの種は、どういうわけで存在に至ったのか なにもない世界でなく、空間も、時間もない世界でなく、 なぜ、宇宙の種があったのか

  • ビッグバン宇宙論とは何だったのか

      我々の宇宙は150億年前に無から生まれたとするビッグバン宇宙論とは一体何だったのだろーか。 既にビッグバン宇宙論は破綻し、今ではビッグバン宇宙論は過去の遺物になってしまった。 ビッグバン宇宙論は何だったのか今一度振り返って見た。 ビッグバン宇宙論は無から宇宙が始まったことを何一つ証明できなかった。 結局ビッグバン宇宙論は科学ではなかった。 無は現実の世界には存在せず、物理で扱えるものではなかった。 にも関わらず実証不可能なものである無を科学に組み込んだのは、科学を否定することを意味したからである。 150億年とゆー宇宙年齢もいい加減なものであった。 人間が望遠鏡で観測できる、宇宙のごく一部を観測した結果をもって宇宙が膨張しているなどと戯言を言ったりもした。 実際ビッグバン宇宙論が科学的に正しいと考える人は殆どいなかったのである。 そもそも常識的、経験的に考えて宇宙が無限であることは誰の眼にも明らかであった。 ビッグバン宇宙論は20世紀が生み出した最大のギャクに過ぎなかった。 ではビッグバン宇宙論は何故生まれたのか。 ビッグバン宇宙論とは、一つの世界宗教であり、 ローマ法王が認定した終末思想であった。 しかしこの終末思想には明るい未来は無かった。 ビッグバン宇宙論は次第次第に人々の心に暗い影を落とし始めた。 もともとビッグバン宇宙論は日本には馴染まないはずであった。 しかし閉鎖的な日本の科学界はビッグバン宇宙論を盲目的に取り込み布教し始めた。 つい半世紀前にビッグバン宇宙論が誕生する前までは世界の宇宙観は常識なものだったのである。 しかしビッグバン宇宙論と終末思想のおかげで世界は狂い始め、科学は退歩し始めた。 以上が既に破綻したビッグバン宇宙論についての自分なりの総括であるが、皆はどのよーに捉えるのかご意見下さい。  

  • 未来や宇宙の事などについて質問です。お願いします。

    科学に興味がすっごくある人に質問です。 50年後と1000年後の未来ってどうなると予想してますか? オゾン層又は同等の役割をなす物質などは人類の力で作り出すことは可能ですか? 前に人類が想像出来る事は何でも出来るようになるって聞きました。 僕もそんな気がしてます。ビッグバンを信じるというのとタイムマシンを信じろというのと神の存在を信じろというのと同じレベルだと思います。僕は全部信じてます。 後ビッグバンについて質問なんですけど。無の世界にどうやってビッグバンが発生したと科学ではなってるのですか? 後、無の世界にビッグバンが発生するということは、宇宙又は人類の想像が及ばない未知の世界が無限個、存在すると考えて普通ですよね? 私達が住んでいるビッグバン宇宙と他のビッグバン宇宙は、今の所、科学的には行き来できないと考えていいですか?

  • 膨れ上がっている宇宙の地平線の外側はどうなっているのでしょうか

    予備知識はないのですが、よかったら教えて下さい。 ビッグバンが宇宙の始まりなら、それ以前の場所はどうなっているのですか。 どんな高性能な望遠鏡でも見ることのできない、宇宙の地平線(と呼ぶらしい?)の外(まだ出来ていないから見られない)は、いったい、どうなっているのでしょうか。 ビッグバンが起こる前は時間も空間もない世界だと聞きますが、それはいったいどんなものか、素人にもわかるように、説明していただけないでしょうか。 想像できないのですが、そこにリンゴを一個存在させることは可能ですか? でもできるのなら、時間も空間もあることになりますよね。

  • 宇宙の基本原理その1 - 一体宇宙原理

    一体宇宙原理  「宇宙と宇宙の法則は一体である」 宇宙なくして宇宙の法則は存在し得ず、また宇宙の法則なくして宇宙は存在し得ない。 宇宙と宇宙の法則は一体であり、分離不能であり、いずれも単独では存在し得ない。 従って宇宙なくして宇宙の法則だけが単独で存在することは有り得ないということ。 これは宇宙の基本原理の中にあって、最も本質的、根源的原理である。 ビッグバン宇宙論によると137億年前に宇宙は誕生したという。 しかしこれはおかしな話である。 何故なら宇宙の誕生プロセスは宇宙の法則が存在しなければ起こり得ない。 ところが宇宙の誕生以前には宇宙は存在しないのである。 つまりこの時点では宇宙は存在せず、宇宙の法則だけが単独で存在していることになる。 これは一体宇宙原理を真っ向から否定するものである。 何故なら宇宙なくして宇宙の法則だけが単独で存在することは有り得ないからである。 それ故に137億年前に宇宙が誕生したというビッグバン宇宙論は完全に間違いである。 このよーに結論できるのではありませんか。

  • 宇宙について

    自分が小学生の頃、夜空の星の光は今よりずっと昔のものだと教えられました。 例えば、シリウスなら7年前の光だと。 そこで自分は疑問に思ったのですが、宇宙の始まりは137億年前と聞きますが137億光年先の星を見ればビッグバン(ビッグバン説だとすると)が見れるのではないかと。 その疑問が未だに頭の中でもやもやしています。 そこのところお教えください あと、これは私の持論(?)なのですが、教えられたことが正しければ、宇宙は一瞬で今の大きさに広がったことになると思うのですがどうなのでしょうか?

  • 宇宙って難しすぎます。。。

    宇宙はビッグバンによって生まれたのですよね? 分からないのはなぜ無から爆発が起きるのかです。 無なのに・・・爆発??矛盾してるような。爆発するに至った引き金みたいなのはあるのでしょうか? あと、宇宙は今も広がりつづけているときいたのですが、 「宇宙が広がる」ということの意味がどうしても分かりません。宇宙は何で出来ているのかあんまり分からないのですが、宇宙が広がるにつれてそういう成分みたいなのもだんだん薄まっていくのですか? それとも宇宙はそれらを生み出しながら広がっているのでしょうか・・? しつこいですがあともう一つ。。太陽に地面がないって本当ですか? いっぱい質問してすみません。暇なときにでも回答お願いします!

  • 宇宙誕生以前について・・・・

    宇宙が誕生したのはビッグバンが起こったからだ。 と、僕はそのぐらいの簡単なことしか知りません。 そこで、ビッグバン以前の宇宙空間はどんな世界だったと考えられているのか、またビッグバンはどのようにして起こったのか。 このことについて知っている方がいらっしゃいましたら暇な時にでもお答えいただきたいです。 よろしくお願いします。