万葉集の現代仮名遣いについて - 現代仮名遣いとは?

このQ&Aのポイント
  • 万葉集の現代仮名遣いについて質問です。私の現代仮名遣いはどこら辺が違いますか?教えてください。
  • 万葉集の現代仮名遣いについて教えてください。私が書いた現代仮名遣いは正しいでしょうか?
  • 私が書いた万葉集の現代仮名遣いについて教えてください。
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万葉集の現代仮名遣いについてです。

次の文を現代仮名遣いにしたいのですが、私の現代仮名遣いはどこら辺が違いますか?教えて下さい。 「天地の別れし時ゆ、神さびて、高く貴き駿河なる富士の高嶺を、天の原振り放け見れば、渡る日の影も隠らひ、照る月の光も見えず、白雲もい行きはばかり、時じくぞ雪は降りける、語り継ぎ言ひ継ぎ行かむ、富士の高嶺は           田児の浦ゆ、うち出でて見れば、真白にそ、富士の高嶺(たかね)に、雪(ゆき)は降りける」 (私の現代仮名遣い) 「あめつちの わかれしときゆ かむ(かん?)さびて たかくたふとき(とうとき?) するがなる ひふじのたかねを あまのはら ふりさけみれば わたるひの かげもかくらい てるつきの ひかりもみえず しらくもも いゆきはばかり ときじくそ ゆきはふりける かたりつぎ いいつぎいかん ふじのたかねは      たごのうらゆ うちいでてみれば ましろにそ ふじのたかねに ゆきはふりける」 長くなり、すいません。教えて下さい。

noname#83032
noname#83032

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回答No.1

*あめつちの わかれしときゆ かむ(かん?)さびて 「かむさびて」は、このまま「む」と発音しても良いので、「む」でも良いのですが、他と統一する必要があります。 「む」は「ん」に置き換えるほうを基本として、助言させていただきます。 →あめつちの わかれしときゆ かんさびて *たかくたふとき(とうとき?) するがなる ひふじのたかねを ひふじ????? 「貴き」は、歴史的仮名遣いでは「たふとき」(または「たつとき」)ですが、現代仮名遣いでは「とうとき」と発音・表記します。 →たかくとうとき するがなる ふじのたかねを *あまのはら ふりさけみれば OKです。 *わたるひの かげもかくらい てるつきの ひかりもみえず しらくもも いゆきはばかり 「い行き」は、行きを強調して語調を整えているものです。 「行き」は、「ゆき」と読んでも「いき」と読んでも構いませんが、「言ひ継ぎ行かん」の「行く」と統一しなければなりません。 万葉集の権威・犬養先生は「いいき」と発音しておられました。 →わたるひの かげもかくらい てるつきの ひかりもみえず しらくもも いいきはばかり *ときじくそ ゆきはふりける 「ぞ」は、係助詞ですので、基本的に「ぞ」と発音・表記したほうが良いと思います。 万葉仮名でどの字を当てているかにもよるのですが・・・ →ときじくぞ ゆきはふりける *かたりつぎ いいつぎいかん ふじのたかねは OKです。 ここを「いいつぎいかん」とするのであれば、「神さびて」も「かんさびて」、「い行きはばかり」も「いいきはばかり」で統一せねばなりません。 *たごのうらゆ うちいでてみれば ましろにそ ふじのたかねに ゆきはふりける OKです(または、「ましろにぞ」)。 「真白にそ」の「そ」は、「時じくぞ」の「ぞ」と同じ係助詞ですから、基本的には「ぞ」と発音・表記すべきものです。 しかし、上代ではこの係助詞が清音で「そ」と発音されていたようなので、原文に「そ」とあれば「そ」のままで良いかもしれません。 いずれにせよ、「時じくそ(ぞ)」と、「真白にそ(ぞ)」は、統一されるべきだとは思いますが。 万葉随一の叙景歌人・山部赤人の長歌+反歌ですね。 視点の移動というか、パノラマ的展開というか、すごく近代的なセンスで詠んでますよね。 日の影「も」、月の光「も」、雲の行方「も」、たたみかけるようにあらゆる事象を否定した挙句に、雪「は」降りける、と、「雪」だけを神聖視して、神聖なる富士に働きかけるものとして、区別の「は」で肯定しているのですよね。 古代人の、白く神聖なものに対する真摯な思いと、富士への信仰を思うと、心が清らかになるような歌です。

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