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2大政党制への移行?
個人的な感想ですが、ここ数年間でずいぶん自民党の株は落ち、参議院の与野党逆転からわかるように、民主党を支持する方が増えていると感じます。 私自身、選挙において、民主党以前の野党はそもそも掲げるイデオロギーが現状の日本にそぐわないため、自民党が気に入らなくても結局自民党に投票するということを繰り返してきました。 冷戦終結以降、イデオロギーの対立は(日本においては)一応の決着がつき、右か左かで政党を選択する時代はとうに終わりを告げている現在、日本も米国のように、基本的なイデオロギーは同一で掲げる政策の違いによって政党を選ぶ2大政党制へ移行していったほうが何かと良いのかなと思うことが多いのですが、実際これは起こりうるのでしょうか? 現状では民主党を「支持する」と言えるほど頼りがいがある政党だとは私には思えませんが、自民党の腐敗を見るにつけ、多少頼りなくても賭けてみようかなという気もあります。 多少アンケート的な趣もありますが、これからの日本、 1.2大政党制へと移行していくのでしょうか? 2.また、それによるメリット、デメリットは何があるのでしょうか? 3.そうなるために民主党、自民党に必要なことはなんでしょうか? 普通に学校で学ぶ程度には知識を持っているつもりですが、素人ゆえの誤解、思い込みもあるかと思います。政治にお詳しい方、ご教示ください。 よろしくお願いします。
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政治の側では2大政党制をめざして小選挙区制を導入したわけですが、私は完全2大政党制への移行は難しいと考えます。 一般的に、どのような社会でも経済が発展し、豊かになればなるほど政治への要求が多様化します。貧しくて食料にも事欠く社会では、みんなが「食べさせろ!」で一致しますが、衣食住が満たされれば、その後に望む要求は人により様々だからです。 一党支配から2大政党制、そして多党制へと移行するのは先進国共通で、多党化の歴史とも言えます。むしろ、2大政党以外が政治に参加できないよう、制度的に締め出している米国のほうが例外と言えます。 2大政党のメリット、デメリットですが、 メリット…政治が安定する。 デメリット…多様化する国民の政治的要求のすべてを2大政党だけですくい上げ、政治に反映させなければならないため、政党が国民の代表としての機能を果たしにくくなる。 …といったところでしょうか。 3の質問は難しいですが、多様化する国民の政治的要求のすべてを2大政党だけですくい上げ、政治に反映させなければならないとすれば、必要になるのは基本政策の違いだと思います。基本政策が同じなら別々の政党である必要はないからです。 せめて、大きな政府か小さな政府か、経済成長か社会福祉か、規制緩和された自由な経済か一定の統制を受ける調整型の経済か…といった程度の対抗軸は必要だと思います。
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- kobutanuki
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さざれいしがいわおとなりて ちよにやちよに
お礼
何度ものご回答ほんとうにありがとうございます。 大変参考になりました。
- kobutanuki
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偽りのない真実 確実にしてこの上なく真正なるもの 唯一なるものの奇跡の成就にあたっては 下にあるものは上にあるもののごとく 上あるものは下にあるもののごとし 万物が一者から一者の点の瞑想によって生まれるがごとく 万物はこの唯一なるものから適応によって生じる 太陽はその父 月はその母 風はそれを胎内に宿し 大地はそれを育む これが全世界の完成の原理である その力は大地と共に在るとき 完全なものとなる 地上から天上へと昇り 再び地上へと降って 上なるものの力と下なるものの力を取り集めよ こうして汝は全世界の栄光を手に入れ 全ての暗闇は汝から離れ去るだろう 土から火によって 粗雑なものから精妙なるものを ゆっくりと巧みに分離せよ これはあらゆる力の中でも最強の力である それゆえ それはいかなる精妙なるものをも圧倒し いかなる堅きものにも浸透する かくして世界は創造される 驚くべき調和はこのようにして起こる こうして全世界の哲学の3部門の三鼎を持つがゆえに 我はヘルメス・トリスメギストスと呼ばれる 天照太陽の働きについて述べるべきことは以上である
- kobutanuki
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お互い元を辿れば気心の知れた同じはらからへとたどり着く間柄でしょ できないことではないですよね。 国の有り方の誇るべき雛形として世界に見せつけてやって貰いたい ですね。
- kobutanuki
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他国を直接非難すれば反発を買いますから 実際外国に起こっている現象に似たような国内問題を扱ってもらって 適度にそれを引用しながら 夫々の国が我が身を振り返らせられるようなシナリオで 現実版水戸黄門劇?
- kobutanuki
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拮抗する2大資本主義系政党に 世界情勢にあわせてカメレオン政党が 政権欲しさでというをたてまえで コウモリ行動で政権の行方を左右してもらう と言うのはどうですか? 夫々の立場でいい合いを繰り広げ 国内では安定するような政策を実現し 対外的には夫々の立場の理念から欠点や政策の不備を指摘しあい 世界に発信する。 国会劇場ができあがります 全ては国の安定と国際平和への貢献のために
- kobutanuki
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対立軸としては資本主義系2大政党と社会主義系というのが考えられますが、 >野党といえば、言葉尻をつかまえての低レベルな批判ばかりしていた印象ですが、それでは進展はありませんしね。 と言う感じですね。 イデオロギーに凝り固まっているのはカルト宗教の性質に似ています。 資本主義と共産主義の夫々の欠点を補う形で作用してくれればいいのですが。 国民総中流と言われたときがあったように今までは自民党一党でそれをやってきたといえば言えるのですが、これだけ問題が噴出すれば何らかの対策は必要だと思います。
- kobutanuki
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3本目の脚はどういうスタンスで有ろうとするかですよね。 政治的に2党と共通項を持たないで一本足で器を持たそうとするのであれば器は不安定だし 2つの政党のどちらかにべったりにならないで しかも共通項があって落とし所があるような 第3の立場がしっかり取れればいいとは思うのですが。。。 何を主張するかですよね。
- kobutanuki
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例えば力学的に安定する3鼎の脚の内 自民党は今までの欧米よりの立場 民主党は東洋よりの立場を柱とするとか 今ひとつは何でしょう? 確かな野党連合でしょうか。 いずれにせよ目指すところのものは3脚とも内外共に器の安定という同じものを志向することになるでしょう。
- kobutanuki
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場当たり的な考えは、政権を取った後で跳ね返ってきます。 確かに正攻法によらないで話し合いの土台に乗らなければ 民主党が政権を取っても同じことをされて直ぐにまた転覆する可能性があります。 かってアメリカ大統領来日時に、会うことを断わった馬鹿な政党があります。これだけ重要な日米関係を軽視することは責任政党ならできません。 日本国民の大多数の本心はどうなんでしょう。 少なくとも上でもなく下でもなく対等であるべきだとは思っているのではないでしょうか。 内政にまで深く関与され言いたいことも言えず意思表示することもできないで白旗外交を強いられ続けるのは誰でも嫌なんではないでしょうか。 対外的には2大政党があったほうが効果的であるとは思います。 内政的にはどうなんでしょう。 3鼎の器と言うのがあって安定の象徴とされますが。
お礼
>確かに正攻法によらないで話し合いの土台に乗らなければ 民主党が政権を取っても同じことをされて直ぐにまた転覆する可能性があります なるほど確かに。考えてみればそうですね。新たな泥仕合が始まるだけになってしまいそうです。 >3鼎の器と言うのがあって安定の象徴とされますが。 ふむふむ。3大政党というのもありな訳ですね。これからの日本に必要なカタチはどこにあるのでしょうか…有権者全てが鑑みるべき課題のように思います。 何度も補足の回答を頂いております。ありがとうございます。 申し訳ありませんが、お礼はここでまとめてさせていただきます。
- mat983
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小選挙区制に移行したことは、2大政党制を目指したものです。 昔の中選挙区制は、選挙区で3人、4人など複数が当選し、 自民2、社会1、民社1、公明1など議席を分け合っていましたが、 小選挙区制は1人区ではたった一人しか当選しません。 これは、2大政党時代を目指したものです。 メリットは政権交代が可能になった事です。 次の総選挙で政権が代わる可能性が現実的になってきました。 デメリットは死に票が多くなる事です。 (3)は責任政党として、国民が納得する政策を出すことです。 一挙手一投足を報道され国民が見ています。 場当たり的な考えは、政権を取った後で跳ね返ってきます。 かってアメリカ大統領来日時に、会うことを断わった馬鹿な政党があります。これだけ重要な日米関係を軽視することは責任政党ならできません。
お礼
>小選挙区制に移行したことは、2大政党制を目指したものです そうだったのですか!?自分の無知さにあきれるばかりです。 小泉総理がしきりに反対していたのを覚えていますが…。 >場当たり的な考えは、政権を取った後で跳ね返ってきます その通りですよね。野党といえば、言葉尻をつかまえての低レベルな批判ばかりしていた印象ですが、それでは進展はありませんしね。 有難うございました。
お礼
>衣食住が満たされれば、その後に望む要求は人により様々だからです。 なるほど。納得です。 >一党支配から2大政党制、そして多党制へと移行するのは先進国共通で、多党化の歴史とも言えます。むしろ、2大政党以外が政治に参加できないよう、制度的に締め出している米国のほうが例外と言えます。 これは初耳です。一党支配は別にして、2大政党、多党制は「自由競争の結果としてそうなっている」のだと思っていましたが、米国は違うのですか…調べてみたいと思います。 >必要になるのは基本政策の違いだと思います まず現状の日本を土台として「どこを目指すのか?」という方向性を国民は選ぶというわけですね。理想ですね。 有難うございました。大変わかりやすいご説明でした。