• ベストアンサー

「あなた様」という表現について

仕事でお客様宛ての通知を作成したりするのですが、たとえば 「お客様のご契約内容は、下記の通り…」 という文章を作成したところ、 「お客様」ではなく「あなた様」とするようにと上司に指摘されました。 個人的には「あなた」にはすでに敬意があり「さま」をつけると二重敬語になって文法的には間違いだと思うのですが、会社で作成しているいろんな通知には「あなた様のご契約内容は…」というように書かれています。 何より「あなた様」という表現に違和感を感じるのですが、これは私の感覚が変なのでしょうか。 どなたか「あなた様」という表現についてしっくりくる説明をしていただけると幸いです。(二重敬語ではない、とか、とくに問題ない理由、一般的に使われている理由、など)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#57619
noname#57619
回答No.6

今の時代、「あなた」には敬意はこもっていないと思います。 上役に向かって「あなた」とは言えないでしょう。 他の回答者さんのおっしゃる通り、「あなた」の価値は大分下がって、同輩かそれ以下の相手にしか使えません。 それでは「あなた様」ではどうかということですが、一旦同輩かそれ以下用に価値が下がった「あなた」に、「様」を付けても価値が上がりませんね。 お客で訪問した会社の若い女の子から「あなた様」なんて言われると、ゾッとします。「名字+様」や「お客様」と呼ばれたいです。 書いたものでも同じです。 契約関係をハッキリさせたいというのであれば、「個人名+様」がよろしいんじゃないでしょうか。 イチイチ個人名は入れられないというのであれば、「お客様」「御契約者様」などにすればいいかと思います。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%81%AE%E4%BA%8C%E4%BA%BA%E7%A7%B0%E4%BB%A3%E5%90%8D%E8%A9%9E

einsiedler
質問者

お礼

一旦同輩かそれ以下用に価値が下がった「あなた」に、「様」を付けても価値が上がらないという点については私もそう思いました。 書き言葉と話し言葉は同じではないとは思いますが、「あなた様」と口頭で呼ばれると、間違いなく変な感じはするでしょうね。 「個人名+様」ができれば一番良いというのはおっしゃるとおりですね。それができない場合に契約関係をはっきりさせたいけれども「お客様」だと指摘されるということだとあとは「ご契約者様」になるかとは 思いますが、「ご契約者様のご契約は下記のとおりです…」というのも少し変な感じです。まあそこは言い方を変えるとか、文章力に頼る形になりますかね。

einsiedler
質問者

補足

この場を借りてお礼申し上げます。 いろいろな考え方を聞くことができて、とても参考になりました。 広辞苑や大辞林といった辞書でも意味が異なっていますし、言葉の使い方に対し厳密に○×をつけることは非常に難しいということが再認識できました。 100人中100人が納得できるような通知の作成は難しいですが、できるだけ良いものを作っていけるよう頑張ってみます。 みなさま、ご回答ありがとうございました。

その他の回答 (5)

回答No.5

・ちょっと、そこのあなた! 喫煙禁止の注意書が読めないの? ・あなたに言われる筋合いはないね。 ・なんたなんか、何処かでのたれ死ねばいいのよっ! 等々‥ 辞書を見る限り尊敬語のように説明されていますが、現実の会話において「あなた」は、最早「お前」と大差がなくなっています。具体的な状況にもよりますが、「あなた」を単体で敬語と扱うことは、かなり危険だと思います。 二重敬語では‥? 「貴殿」などと同様に、「貴方様」で一つの敬称と考えればいいのではないでしょうか。言葉を解剖学的に捉えて一語一語辞書と照らし合わせながら意味を解釈すると、かえって大意を見失います。

einsiedler
質問者

お礼

ご回答と同様の例を挙げて、「あなた」に敬意があるとはどうしても思えない、ということを会社で別の人からも言われました。 もはや辞書の意味と実例がずれてきている一例ですかね。 以前飲み屋で知らないおじさんと話したときに、名前を知らないので 「あなたは…」と丁寧な言い方で二人称を使ったら、怪訝そうな顔をされた記憶があります。 私としては辞書どおり、敬意をこめた二人称として使ったのですが、相手側からするとそうは取られないのかと経験した一幕でした。 「あなた様」で一つの敬称というのは私にはなかった考え方ですね。でも私がそう思うということは、使っている言葉が解剖学的であるかどうかを問わず、同様に感じるお客様もいるだろうな、と思う次第です。

  • Ishiwara
  • ベストアンサー率24% (462/1914)
回答No.4

「あなた様」は、上等な日本語と思いません。上司の言語感覚が大いに問題です。 しかし、言葉遣いは○×で決められないことが多くて、「あなた様」が、失礼だとか文法違いだという確かな根拠もありません。こういう上司には、反抗しないほうがいいでしょう。

einsiedler
質問者

お礼

そうですね。言葉遣いは○×で決められないことが本当に多いです。 文法をたてに反論したとしても「あなた様」にすることで問題が減る(「お客様」という表現で怒るお客様がいても「あなた様」で文法的な間違いや失礼だとして怒った客は今のところいない)のであれば、「あなた様」でいいのかとも思いました。 日本語も社会も難しいものです。

  • ymmasayan
  • ベストアンサー率30% (2593/8599)
回答No.3

貴方の感覚は語源から言えば正しいです。 でも今では対等または目下に親しくまたは慇懃に使う言葉になってしまっていますから。 様をつけないと敬語にはならないでしょう。 敬語や丁寧語は時間とともに価値が下がるという傾向があります。 お前、貴様、君(きみ)・・・。 有名なのは味噌汁です。「つけ」→「おつけ」→「みおつけ」→「おみおつけ」・・三重丁寧語です。 お客様か貴方様かというのは両方来ますが「one of them」と「個人特定」のニュアンスの違いを感じます。

einsiedler
質問者

お礼

対等または目下に親しくまたは慇懃に使う言葉に様をつければ敬語になるというのも、個人的には変な感じです。 「御御御付け」についてはなるほどと思いました。 ウチの会社では、通知の対象が個人だから「個人特定」のニュアンスなのでしょうね。ここについては少し納得しました。

  • sicco
  • ベストアンサー率27% (134/486)
回答No.2

あなたの感覚が正しいと思います。 「貴方」はそれだけで敬意のこもった言葉です。 最近は対等の相手に使うもの、という印象が強くなっていますが、だからといって「様」をつけるのは滑稽ですよね。 しかし、「あなた様」と呼ばれるのが当然、という変な感覚の人に合わせておけばとりあえず問題は起こらない、というのが今の企業感覚なのです。

einsiedler
質問者

お礼

まさにおっしゃるとおり、私もそのように思いました。 おそらく、私も一企業人として「とりあえず問題は起こらない」やり方で対処していくことになるのだと思います。 これがオトナの世界なのでしょうね(大げさでしょうか。)。

  • jo-zen
  • ベストアンサー率42% (848/1995)
回答No.1

「あなた」という言葉は、対等もしくは目下の相手に対して丁寧に、または親しみを込めて使う人称代名詞ですので、敬意があるという認識は少し違うと思います。まあ、中世のころは上位者に対する二人称の代名詞として使われていましたが、現在では学生が先生になど、敬意を払わなければならない人に対して使用するのは好ましくないというか、場合によっては相手を怒らしたり、機嫌を損ねる結果につながる可能性が大です。 「様」は、人をあらわす語に付いて、尊敬の意を表す語ですから、「あなた様」が正しいことになります。 もっとも、現在では役職名や団体名に付けて使うことも一般的になってきているように思いますが、私個人的には、誤用だと思います。まあ、褒め殺しの場合もあるでしょうが。

einsiedler
質問者

お礼

なるほど、「あなた」についての意味はインターネット(大辞泉・大辞林)によるとご回答いただいたとおり、敬意があるという内容は記載がありませんでした。 私が調べていた広辞苑では、敬意がある旨の記載があり、私自身も学校では敬意がある旨で学んだ記憶があったので質問させていただきました。辞書によっても意味が異なるのですね…。 個人的にはお客様あてにほめ殺しというのも如何なものかという気がします。

関連するQ&A

  • どなた様?どちら様?

    どちら様という表現は気にならないのですが、どなた様という表現には違和感を感じます。 おそらく、「どちら」だけでは何のことを意味するのかわからないですが、「どなた」だとそれだけで意味をなしますし、様をつけないと失礼にあたる言葉ではないからかと思います。 でも、もしかしたら私の感覚の問題かもしれません。たとえば、「どなた」で充分敬意を払うことのできる言葉であるので二重敬語にあたる、など文法的な解釈はできないでしょうか?たとえば「御社様」という表現は、「御社」のみで充分丁寧なので、わざわざ「様」をつけるのは過剰である、など。これも「お客さま」はよくて、「御社さま」がだめ、というのが納得いかないのですが・・・

  • 二重敬語・ ○○していただく について

    こんにちは。 度々すみませんが二重敬語についても教えてください。 本で読んだのが 社内で 部長・課長 はすでに敬意を表すので ○○部長 様 は二重敬語になるとのことでした。 社内でよく 伝言メモを残す時に、 ○○部長 様 と書き内容をメモして残していました。 伝言メモのとき、または文書を送る時など ○○部長 だけでよろしいでしょうか? もう一点わからないのが ○○していただく より ○○してくださる が正しいと いろんなネットや本でみました。 感覚的に納得できているのですが、 実際に、仕事が電話交換をしておりまして、 名指人が不在の場合、変わりの事務の人に伝言を聞いてもらうよう依頼します。 そのときに、 今までは「不在でしたので、内容を聞いて頂いてもよろしいですか?」 と依頼していました。 次回からは、「不在でしたので、内容をお聞き下さいますか?」 でよろしいのでしょうか? 宜しくお願いします。

  • 「参る」「まかる」の敬意の方向

    宜しくお願いします。 古典文法の敬語・敬意の方向に関する質問です。 敬語「参る」「まかる」ですが、状況として ある場所に向って(または、その場所から去って)行く場合の敬語だと学習しました。 ただ、その場合の敬意の対象(方向)は場所になるのでしょうか? 仮に「御所に参る」でしたら、御所にいらっしゃる天皇様に敬意が向いていると考えるのは不自然ではないかと思います。 しかし、ごく普通の家などから「まかる」と表現されると敬意の対象がわからなくなりました。 (具体的には源氏物語「若紫」の巻で、誰かの台詞内で、雀がまかる、という表現があったのです) こういう場合の敬意の対象について教えて下さい。 宜しくお願いします!

  • 「~してもらえるとうれしいです。」という表現

       部下から送られて来るメールの文面に「~してもらえるとうれしいです。」という表現を最近よく見かけるのですが、私はこの表現に違和感を感じます。 普通に「~していただけますでしょうか。」と書くだけで良いのに、うれしいです。とはどういう心境をこちらに訴えているのか、と下衆(意地悪)な勘ぐりをしてしまします。 違和感を感じる理由については思うところがありますが、的確に指摘していただければ幸いです。よろしくお願いします。

  • 至急!!お願いします(>_<) 日本語→英語

    日英の敬語について比較した文章を英語で書くのですが、なかなかまとまった文章になりません。要約または、簡単な文でいいので教えていただけませんか。時間があまりないのでどうかよろしくお願いします。 (1)敬語は相手に敬意を表わす表現方法である。 (2)日本語は敬語を豊富に持ち、その表現方法(→尊敬語・謙譲語・丁寧語などの形式のことです)は明確に分類されている。 (3)また日常生活の中で敬語を話す機会は多い。 (4)それは、日本の社会構造が「縦社会」であり、「上」「下」というはっきりとした身分関係や位置関係があるために、その影響を強く受けているからだといえる。 (5)また、敬語を使うことが必ずしもいいこととは限らず、間違った使い方をすれば、相手に対して失礼な印象を与えることもある。 (6)次に、英語の敬意表現を語彙、文法、その他いろいろな角度から考察した結果、英語にも日本語の敬語と似た働きをする敬意表現があることがわかった。 (7)英語の敬意表現は相手に敬意を表わすというより、相手を配慮したものである。 (8)また、非常に多くの表現方法があり、意味が重なり合う部分もあるため、分類するのは困難だが、たいへん興味深かった。 (9)敬語とは、年齢・職位などの差、距離などを超越して、コミュニケーションを図るための道具であると考えられる。

  • 「それは~~だからである」という表現について

    理由を説明するときに、 「それは~~だからです」ということがありますが、 これは文法的に正しいのでしょうか? 「会話」ではなく、「書く」場合で、お尋ねします。 この場合の「それは」は、「その理由は」を省略したものかと思いますが、 例えば、 「それは、A氏が不在だったからだ」と言った場合、 一つの文に主語が2つ入るような形になります。 ●これは文法的に正しい日本語なのでしょうか?(また句読点は必須でしょうか?) 「なぜなら、A氏が不在だったからだ」と言えますが、 「なぜなら」を使うと、理由を述べている感じが強くなる気がします。 (個人的な感覚かもしれませんが…。) ●自然に理由を述べたい場合に、よい表現方法があれば、教えていただけますか? 以上の2点、よろしくお願いいたします。

  • 敬語

    敬語 お客様に対し、「○○をいれましたか?」と言ったところ、 上司から「『○○をいれましたか』ではなく、 『○○をいれられましたか』が正しいので、次回から気をつけてください」と注意されました。 敬語の中の丁寧語である「です」「ます」の過去形「ました」は十分な敬語表現だと思います。 また、「いれられました」は、「られ(る)」も「ました」も敬語であるため、 2重で敬語表現を使っており、回りくどく感じますし、 「られ(る)」は受け身表現にも受け取る事ができるため、 齟齬が無いようにするためにも、不適切な言い回しだと思いますが、 お客様に対して使う場合、 「○○をいれましたか」は敬語として不足しているのでしょうか? また、「○○をいれられましたか」が正しい敬語表現なのでしょうか? 皆さんのご意見をお聞かせください。

  • 「何の原因ですか」は正しい表現ですか

    最近は日本語に自信がなくなってしまって恥ずかしい限りですが、また教えてください。 外国人が書いたある表現が不自然なので指摘してあげたところ、「何の原因ですか」と聞かれてしまいました。これに違和感を覚えるのは、私の考えすぎでしょうか。 「何が原因ですか」「原因は何ですか」なら私たちがよく使う表現だと思いますが、「何の原因ですか」も自然な表現だったのでしょうか。 また「どんな原因ですか」ならば、どうでしょうか。これらの表現で「原因」を「理由」に置き換えても同じことだと思います。 そのあたりのことを考えていくうちに「(そんなことが許されるのは)何の世界ですか」という表現が見つかり、これなら違和感がないように感じます。それならば「何の原因ですか」とか「何の理由ですか」も自然な表現なのでしょうか。 さらに考えていくと「何の理由がありますか」という表現にも直面せざるを得なくなってしまいました。私はこの表現にも違和感を覚えます。「どんな理由がありますか」とか「何の理由もない」ならば自然に感じますが、これも私の考えすぎなのでしょうか。 そんなわけで、またまた大混乱に陥っています。日本語教師の存在意義を痛感させられる日々が続いていますが、いまからその勉強をしていたのでは私を頼りにしている複数の外国人の指導に間に合いません。お手数をおかけしますが、今回もよろしくお願いします。 なお、私が質問するたびに皆様からいただいた回答を整理集約してファイルに保存し、類似の質問を受けるたびに有効活用させていただいております。

  • 「お伺いする」という表現について

    この度はお世話になります。 現在、社内で新人の研修中なのですが、 新人が 「A(相談者)がB(相談者の関係人)と確認しあった上であることをお伺いしておりますが、この件については~」 という表現の文章を作成しておりました。 私自身としては、 「AがBと確認しあった上であることは(「当社は」・・・この場合は敢えて主語「当社は」を入れない方がいいように思いますが?)伺っておりますが~」 という表現の方がしっくり来るのですが、 後輩にうまく説明できない状態です。 いろいろよくよく考えてみると、 私の感覚がおかしいのかもしれない? ということも考えなくてはいけない?という気も出てきております。 確かに日常会話では、こののような表現をする人もいるのは、知っているのですが、文章になった時点で、どうも違和感を抱くのですが、 私が抱く違和感には、理由があるのでしょうか? それとも、ただの文章スタイルの違いの範疇の問題なのでしょうか? 勉強不足の者からの質問でどうもすみません。 どんなご意見でも、 教えていただければ、大変ありがたいです。 どうぞ宜しくお願いいたします。

  • 伝言する際の敬語表現について

    秘書検定のテキストで敬語表現について勉強していましたが、疑問が解決しません。 取引先のX部長からの電話の内容を、自分の上司のA部長に、秘書A子が伝える場面です。 電話の内容は「至急会いたいので、明日時間を取って欲しい。」 以下の文が正解として示されていました。 「○○社のX部長様から、明日こちらに伺いたいというお電話がありました。 お急ぎのようでしたので、明日の予定を申し上げておきました。」 私の疑問が解決しないのは、「部長様」と「伺いたい」の部分です。 まず「部長様」について、同じテキストでこのような役職名はそのものが敬意を表するものなので、 役職名に「さん」はつけないと書かれていました。この場合の「様」はいいのでしょうか? そして「伺いたい」の部分ですが、これは謙譲表現だと思いますが、 この動作をするのも発言をしたのも取引先の部長なのに、謙譲表現を使うものなのでしょうか? その場に取引先の部長ご本人がいるわけではないので、 目の前にいる自分の上司への謙譲表現なのでしょうか? 次に、自分の上司である専務から、部長へ伝言をする際の表現で、 「明日の会議にご出席頂きたいとのことです」が正解なのですが、 専務より格下の部長へ、専務のお願いを伝える際にも謙った表現をするのでしょうか? これはあくまで部長を目の前にした自分から部長への謙りということでしょうか? 社会人の皆さまから見ればあり得ない質問かもしれませんが、 敬語表現はとても難しくつまづいておりますので、ご助言を頂ければ嬉しく思います。