英文の文法書（或いはネイティブの語学学習法について）

質問

英文の文法書などでよい物はあるでしょうか？英語圏以外のヨーロッパの人が英語を学ぶ時の教科書はありますか？又、イギリス・アメリカ人は国語としてＥｎｇｌｉｓｈを学ぶ時どの様な教材を使っているのでしょうか。ご存知でしたら教えて下さい。

回答No.1

ucok · ベストアンサー

アメリカの小学校にずっと通っていました。

国語は日本と同じで、スペリングのワークブック（日本で言うなら、さしずめ漢字ドリル）と、さまざまなジャンルの読み物が載っている教科書（これも日本の国語の教科書と似ている）があり、前者では新しく習った単語を使って物語を書いたりし、後者は生徒のレベルによって朗読ないし黙読し、巻末の問題に少し答えるといった感じでした。

「Grammar」という教科書だったかノートだったかを持っていた記憶はあるのですが、中身は全部忘れましたね。日本人が日本語の文法の授業を受けても内容を忘れるのと同じです。

とにかく、基本は朗読を重ねることで正しい英語と読解力を身につけ、また、定期的に作文を書くことで文章力を磨く、という感じでした（ので、日本の国語と、やはり似ていますよね）。

ヨーロッパ人の学習法については詳しくありませんが、文法も単語も似ているので、日本人の学び方とは少し違うと思います。現に、いかにも単語の発音の仕方だけを替えたような、面白い英語を話す人がヨーロッパには多いです。それで通じちゃいます。

ちなみに、高校は日本で通っていたのですが、英語の先生（英語がちゃんとできる日本人）は常に「英語をマスターするには、とにかく教科書を、暗記するほど繰り返し読んで」が口癖でした。

ご質問の意図を補足していただければ、より的確なアドバイスができると思うのですが。

お礼

早速どうも有り難う御座います。やはり読み・書きということを繰返しやり、身に着けていくのですね。本当に母国語とする人は。ここから、補足ですが、ただアメリカなどでは、日本などから編入する子供の為に、特別な英語習得の為のカリキュラムがあり、特別な教授法があるように聞きました。あとヨーロッパの人はラテン語系（文字通りラテン語起源）やドイツの人なども（これは印欧言語でしたっけ、言語学は分かりませんので・・・）ルーツを同じくしているので多分文法とかで悩む事はあまりないのかなとは思いますが、英語文字通りＥｎｇｌｉｓｈは世界の公用語（フランスの人は怒るかも知れませんが、多分英語になっているでしょう）なので、他の文化圏の人に対する教授法を持っているのでは？と思った次第です。でもそれらを翻訳したものが日本の英語教材なのでしょうか。そうだとすれば、やはり学校の先生方の言う通りに勉強するしかないのでしょうか。

回答No.2

ucok

お礼を拝見しました。私は７歳で、英語の「え」の字も知らないまま日本から編入しました。学校に日本人は私１人でしたが、外国人児童が多く、国語の授業のときだけ、別室でまとめて補習授業をしてもらっていました。

で、中身はといえば、ひたすら朗読でした。地元の生徒が読んでいるものよりも簡単なものを、補習クラスのみんなの前で、生徒が順番に読んでいき、読み方などを直してもらう。日本の国語と同じですよね。文法なんてやりませんでした。書いてある文章が身につけば、自動的に文法が身につきますから。そもそも７歳児には、文法なんて理解できませんよ。母国語ですら文法を学んでいないのですから。

ときおり日本人の先生を私にだけ手配してくれましたが、基本的には同じでした。「じゃなくて、こういう発音よ」というのを日本語で言ってくれるだけの話です。あと、「意味わかる？　こんな感じね」という具合。

さて、成人に対する語学の教授法ですが、いろいろなものがあり、一概にこうだとは言えません。ただ、成人にせよ中高生にせよ、世の中には、文法から入るのが得意な人と、文法は気にしないほうが伸びる人がいるように思います。ヨーロッパ人でも英語の文法にはまる人は大勢いるだろうし、逆に、日本人でも、英語力が乏しいまま留学したり、日本で外国人との交流を通じて、文法からではなく耳から英語を覚える人は少なくありませんよね。参考書や教科書を研究して、自分に合った方法を選べばいいと私は思います。

ちなみに、日本でも成人外国人向けの日本語教室は国籍別にせず、皆一緒に机を並べますが、英語圏でもそれは同じ。たいていは、日本人もヨーロッパ人も同じ教室で、同じ方法で勉強します。

「学校の先生方の言う通りに勉強するしかないのでしょうか」とのことですが、先生によっても教え方は違いますし、教材も合う合わないがありますよね。なので、その先生の教え方や教材があなたに合っていればおめでとう、という感じなのですが。何か先生の教え方について、疑問でも？