- ベストアンサー
アクチュアリーや弁理士、不動産鑑定士について。
次の4月から大学1年生で何か資格を取ろうと思っています。 アクチュアリー 弁理士 不動産鑑定士などを考えています。 理系で電子情報学部の国立です。 もしアクチュアリーになりたいと考えがまとまったら、 来年に東京理科大学か学習院大学か早稲田の教育の数学科を再度受験するつもりです。 年収や安定性を考えるとこれら3つの中で、やっぱりアクチュアリーが良いでしょうか? またアクチュアリーになるには、やはり数学科に行くべきですよね?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
私は、アクチュアリー(日本アクチュアリー会正会員)なので、アクチュアリーについてだけ答えます。(*) >またアクチュアリーになるには、やはり数学科に行くべきですよね? いいえ。その必要はありません。学歴として数学科卒ということは求められていないし、数学科でないと習わないことが試験に出るわけでもないからです。 具体的にいうと、例えば1次試験の「数学」という科目では、大学1・2年の微積分学と線型代数(これは理系の大学学部ならどこでもやるはず)をマスターし、その上で確率・統計に特有な考え方を何らかの形で習得すればいいことになります。(他の科目ではもっと数学的要素は少なくなります。) また、相当の計算量を必要とするので高校数学のΣ、三角関数、微積分等の計算を早く確実にできるようにすることが望ましいと考えます。(このあたりを疎かにして、考え方はあっているのに正答にたどり着けない受験生の方が実に多いです) とりあえず、アクチュアリー会のサイトを見て指定の教科書等(**)と過去問題を購入(少し多めにお金を出せば会員以外でも購入可能)してどのような内容・レベルの問題が出題されているか確かめてみてください。 http://www.actuaries.jp/examin/info.html なお、アクチュアリー試験の受験資格は大学3年からになります(昔は大学を卒業しないと受けられなかった)。したがって、アクチュアリーのために受験しなおすことは受験するのが遅れるだけになって(言い方は厳しいですが)まったく有害無益といえます。 (*)なお、アクチュアリーの待遇やアクチュアリーになるためのプロセスについては別のところで答えたことがあるのでそちらもご覧ください。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3849112.html (**)と書いたものの、「数学」については指定の教科書・演習書の中で、試験のレベルに合わない問題が少なからず含まれるので、それらは確実に取り除くことが望まれます。 特に ・確率統計演習1 確率 国沢清典編 (培風館) ・確率統計演習2 統計 国沢清典編 (培風館) は最近の試験のレベルを大きく逸脱しているので、これらに頭から全部取り組むと大きく時間をロスすることになるでしょう。(確率・統計の研究者になりたいというのなら話は別です) 数理統計と名前がついた適当な演習書でご自分に合うもので十分です。 この意味でも過去問題の研究は必須です。
お礼
適切な回答ありがとうございます。 参考URLも非常に役立つものでした! いまは微積分学と線型代数をがんばります。