伊勢物語「芥川」に関する疑問

このQ&Aのポイント
  • 伊勢物語の芥川に関する疑問があります。
  • 鬼がどこから入ってきたのか、密室にいた女性はどのようにさらわれたのか疑問です。
  • また、さらわれた女性が歌を歌いながら悠長に露のことを話しているのはなぜなのか疑問です。
回答を見る
  • ベストアンサー

伊勢物語「芥川」に関する疑問

伊勢物語の芥川に ゆくさき多く、夜もふけにければ、鬼ある所とも知らで、神さへいみじう鳴り、雨もいたう降りければ、あばらなる蔵に、女をば奥におし入れて、男、弓・やなぐひを負ひて戸口に居り。はや夜も明けなむと思ひつつゐたりけるに、鬼はや一口に食ひてけり。 という部分がありますよね。 この鬼っどこから入ってきたんですか?男は入り口で見張っていたんですよね。てことは女は密室に居たわけですよね?鬼は何処から・・・。 それからもうひとつ、このさらわれた女は、男におぶられながら「あれは露ですか?」とかって訊ねるでしょ?これが歌の伏線だって言うのはわかるんですけれど、でもさらわれた女が悠長に「露が・・・」なんて言ってる場合なんでしょうか? この二つの点が疑問です。 いろいろとサイトを覗いてみましたが、現代語訳自体が意味不明すぎます(笑)。 これって教科書に載っているらしいのすが、・・・こんなことならきちんと授業を受けておくんでした・・・(笑)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#2860
noname#2860
回答No.1

 「鬼一口」と呼ばれ、古典の教科書にもよく載っている段です。 鬼は、外からきたわけではなく、このあばら屋にもともと住んでいたのです。 それから、逃げている途中で女が「あれは何?」と言うのは、 確かにさらわれている最中、悠長な言葉ですが、これは、それだけ彼女が屋敷の中で 大切に育てられた身分の高い女である、ということを示しています。 俵万智さんの『恋する伊勢物語』(ちくま文庫)を読んでみてください。 「殺し文句は永遠に」という章に、この段も取り上げられています。

sima777
質問者

お礼

おみそれしました。 納得しました。 鬼は住んでいたんですか。 へぇ。 ありがとうございます。

関連するQ&A

  • 伊勢物語「芥河」中の文の解釈

    伊勢物語「芥河」で、連れてきた女を倉に入れて、その戸口で男が「はや夜も明けなむ」と思いながら夜明けを待っている場面があります。この「はや夜も明けなむ」の解釈についての質問です。 小学館の全集本や岩波の大系本などでは、「なむ」を未然形接続の希望を表す終助詞ととって「早く夜も明けてほしい」と解釈しています。「芥河」は教科書にもよくとられていて、全部チェックしたわけではありませんが、やはりほとんどの教科書でもこの解釈をとっているようです。 しかし、これを連用形接続の完了(強調)の助動詞「ぬ」の未然形+推量の助動詞「む」ととって「もう夜も明けるだろう」と解釈することはできないのでしょうか? 「明け」は下二段活用で未然形も連用形も形は同じため、接続からは終助詞か助動詞か判断できません。また、そのような場合は前後の文脈から判断すると辞書等には書いてありますが、この場面では「もう夜も明けるだろう」という解釈も、そんなにおかしいとは思えません。 多数派に異を唱えるというわけではなく、異なる解釈が成立する可能性についてお聞きしたいのですが、以上のような解釈が妥当ではない理由が何かあればご教示ください。また、このことについて書かれた文献などをもしご存じの方がいらっしゃったら教えていただけると助かります。

  • 芥川龍之介「地獄変」の娘と密会した人物

    芥川龍之介「地獄変」の十三章で大殿様に仕える絵師の娘は、ある夜屋敷で何者かと密会します。 襲われたのか、言い寄られたのか、男か女かも不明で、話者が問いかけても娘は返事をしません。 この人物は大殿様だったのでしょうか? それとも絵師良秀でしょうか? よろしくお願いします。

  • 伊勢物語 寝ぬる夜 にビックリ!

    【原文】 むかし、男ありけり。いとまめにじちようにて、あだなる心なかりけり。深草の帝になむ仕うまつりける。心あやまりやしたりけむ、親王(みこ)たちのつかひたまひける人をあひいへりけり。さて、 寝ぬる夜の夢をはかなみまどろめばいやはかなにもなりまさるかな となむよみてやりける。さる歌のきたなげさよ。 【現代語訳】 昔、男がいた。たいへん誠実で真面目で、軽薄な心はなかった。男は深草の帝(仁明天皇)にお仕えしていた。心に迷いが生じたのであろうか。親王たちがご寵愛していた方と通じ合った。そして、 一夜をお過ごしした夜の夢がはかないので、家に戻ってもう一度まどろんだが、はかなさがさらに大きくなってしまったことよ。 と詠み送った。その歌の、なんときたならしいことよ。 http://ise.kaisetsuvoice.com/103.html  より引用 男って在原業平ですよね? 親王とは親王宣下された人のことですね。 仁明天皇の皇子は 第一皇子:道康親王(文徳天皇)(827-858) 第二皇子:宗康親王(828-868) 第三皇子:時康親王(光孝天皇)(830-887) 第四皇子:人康親王(831-872) 第八皇子:成康親王(836-853) 第五皇子:本康親王(?-901) 第七皇子:常康親王(?-869) 第六皇子:国康親王(?-898) らがいます。 嵯峨天皇や桓武天皇の皇子も含めるのかもしれません。 ここでいう「親王たち」とは具体的には誰のことでしょうか? また「親王たちが寵愛していた方」とは誰のことでしょうか? 「寵愛する」というのは男女の仲になるということでしょうか? それにしても「親王たちが寵愛する」って? 平安時代はひとりの女を複数の親王が共有するのは当たり前だったんでしょうか? いやー、伊勢物語って読めば読むほどわからないです。

  • 伊勢物語の芥川について質問です

    伊勢物語の芥川について質問です。 「女のえ得まじかりけるを」と、ありますが なぜ、男は女をなかなか手に入れることがてきないんですか? 何となくわかる気もするのですが、うまく言葉にできません。 教えてください(T ^ T)

  • 作品名をおしえて(古文)

    古典の作品で作品名を教えてください。 ストーリーはうろ覚えですけど次のような感じです。 <男と女が駆け落ちして逃げます。途中で女が夜露を指してこれは何ですかと男に聞きます。でも男は逃げるのに精一杯で質問には答えません。小屋に逃げ込んだところ、そこには鬼がいて女は食べられてしまいます。それにきずいた男の人は、ああこんなことになるなら「あれは露だよ」と教えてあげればよかったなぁと言った>  この話を最近読みたくなって、自分でも調べてみたのですが分かりませんでした。「露」と言う言葉が題に入っていたと思うのですが。どなたか教えてください。

  • 伊勢物語 芥川の和歌について質問です。

    伊勢物語 芥川の和歌について質問です。 訳は覚えたのですが、詠むときはどこで区切ればいいですか? あと、「消えなましものを」の文法がよくわかりません。 助動詞は用言に意味を添えると習いましたが、「な」は「消え」に意味を添えているのではなく、 「まじ」を強める強意の意味? よくわからないのですが、「なまし」はセットでおぼえておけばいいのでしょうか?

  • 疑問???

    タイトルの通り疑問に思ってることがあります。 今女友達がいるのですが、その女子からはキモいとか言われてるんですよね(笑 内面とかじゃなくて外見がキモいと言われます。 自分はいろんな人に『〇〇君イケメンじゃん』とか前に付き合った彼女にも『〇〇ってかっこいいから彼女いると思ってた』とか男友達に『ホストでもしてみれば』と言われました; 自分は普通と思っているのですが周りからいろんなことを言われたので自分にも自信がついてきたところだったんですけど、その女友達だけはキモいと言ってきます。 でもその時は意味が分からなかったのですが『身長が170くらいあれば最高だったのに』と言っていました。その時は意味が全然分かりませんでした。(いま考えれば意味は分かりますが。) 自分は今女友達の友達が好きなのですがその女子も自分の事好きだと思います。(確実ではないですが。)でもそこに問題があります。 それは、その女友達が女好きみたいな性格なんです。女性なのに。 その好きな子のこともかわいいかわいいって言っています。 でも前に女友達が自分の手を触って『〇〇の手って冷たいね、まぁ〇〇ちゃんのほうが冷たいけどね。』と言っていましたそこで自分が触ったことないしと言ったら『触ってほしくないし!』と言っていました。 自分はチャラ男じゃありません。 でもその女性がキモいって言ってくる理由がわかりません。 自分の自信も失いたくないので何かいい返事を待ってます。 単に嫉妬なんでしょうか?女友達の友達がとられるのが悔しいと思っての嫉妬なんでしょうか? わけがわかりません。 それか自分の顔は女顔に近いタイプなんです。 顔で劣等感を生み出してそういう風に言わないと自尊心を保とうとしているために言っているのでしょうか? めっちゃ長くなってごめんなさい。 自分は女脳に近いのでかなり話をしてしまいがちなんですよね(笑 雑談を挟みましたがどうか返信待ってます。 どうかよろしくお願いします。

  • 女です。骨格が太くて悩んでます(>_<)

    女です。率直に質問します。 私は肩幅もあり、胸まわりも太くてダイエットをしても胸まわり(あばら?)がしっかりしているので、痩せてもゴツくみえてしまいます。 要するに、女性らしいS字を描く体系に【ならない】というわけなのです。 どちらかというと男っぽい体系?ですかね・・・泣 時間はかかってもいいので、何かいい方法はないですかね?

  • 伊勢物語 芥川 現代語訳

    伊勢物語 芥川 の現代語訳が載っているサイトを教えてください!!

  • 伊勢物語のこの「見ゆらん」は?

    伊勢物語の中の一節に  この蛍のともす火にや見ゆらん というものがあります。 古文はすっかり忘れてしまっております私。ふとこれはどういう意味なのだろう と疑問を持ちました。 私の解釈としましては 「ここにいるこの蛍のともす光に見惚れている」 かしら 或いは 「ここにいるこの蛍のともす光にじっと見とれている」 かしら と思うのですがどうも曖昧です。 きちんとした意味をお教えくださいませんでしょうか。 よろしくお願い申し上げます。