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芸術の重さ

mmkyの回答

  • mmky
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回答No.4

「芸術」というのは突き詰めれば「美」なんですよね。 色とりどりの花が当たり一面に咲きほころんでいる様に感動して言う言葉は「美しい」ですね。ここに芸術の原点がありますね。 言論の自由とか表現の自由というのは「公権力」に対してできた表現であって「芸術」にはあてはまらないですね。 美をどのように表現できるかが芸術ですから、その点を間違わなければ芸術は天下無敵でしょうね。 一般的には醜を表現することも芸術と呼ばれますが、これは無敵ではいられませんね。雑誌などは醜を表現するほうが大衆受けして稼げるので醜を芸術と考えているようですが、本来間違いですね。 どのような人の人生でも野に咲乱れる一輪の花と思って書けば立派な芸術ですね。そこに言論の自由とか表現の自由などというものは入り込む余地はないでしょう。しかし逆に言論の自由とか表現の自由などという意識が強すぎるともはや芸術作品ではなくなるということでしょうね。 人の命は地球に比べたら塵あくたの一粒でしかないですが、創造性は遥かに地球を越えることができることも事実です、そこまで行かなくとも芸術家たらんとして創作したものは芸術品なのでしょうね。まあ、一般的には売れないんでしょうけどね。

noname002
質問者

お礼

アドバイスいただき有難うございます。 >「芸術」というのは突き詰めれば「美」 この「美」というものの定義が、また難しいものだなと思います。 >言論の自由とか表現の自由というのは「公権力」に対してできた表現であって「芸術」にはあてはまらない この御考えは作家・佐々木譲氏と共通したもののようです。 (以下 佐々木氏の公式サイトより抜粋) 『表現の自由』を口にできる場合 ~「表現の自由」とは、相手が巨大な勢力、もしくは国家権力である場合にのみ、 表現者が盾として用いるべき概念です。この裁判の場合のように、モデルにされたとされる 身体にハンディキャップを持った弱い私人との争いについて、持ち出してよい概念ではない。 また、文芸的表現活動は、いまやいやおうなく「本」という商品の制作と流通という かたちを取りますが、自分の存在や私的な生きかたについて、勝手に商品にしてくれるな、 と願う気持ちは、当たり前に尊重されるべきことです。 わたしにはこの裁判は、「表現の自由」が争点であるとは思えません。 問題にされたのは、単に書き手の社会性でしょう。 最高裁判決は、妥当です。 02/9/25 訴えられた作家の場合、お金が目的だったんだろうという声もあるようでしたが結局は、少なくとも、モデルとされた女性から見て、その人生を「野に咲乱れる一輪の花と思って書」かれてはいない、と感じたからこそ訴えたわけでしょうか。このあたり、くだんの作家本人の反論では、モデルとされた女性とはプライベートな場面において、すでに合意があったとしておりましたが 「~小説表現の描写が問われ、かつプライバシーという異なる法益の侵害が重要な要素となっている今回のケース~」「『作家の小説表現の自由とモデルの名誉・プライバシーなどの人権との調整』という課題」とする上智大学文学部新聞学科教授(2002年現在)田島泰彦氏の論において「言論の自由とか表現の自由などという意識が強すぎる」抗弁が前面に出ているということは。。。取りも直さず「もはや芸術作品ではなくなるということ」になってしまっているのでしょうか私自身、その作品を読んでおりませんので、どうあっても「美」が感じられないようなものだったのかどうか何とも言えないのですが。。。 >創造性は遥かに地球を越えることができる 尚且つ何者をも軽んじることはないはずだとも思います。

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