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十分条件と必要条件(高校数学)

こんばんは。 高校数学(1A又は2Bです)の「論理」の「十分条件」「必要条件」に関する問題集中の問題に関する質問です。 問題:  次の□にあてはまるものを下欄から選び、その番号を答えよ。  「実数aについて、x>1である任意の実数xがx^2>aを満たすことは、x≧1である任意の実数xがx^2>aを満たすために、□。」  (1)必要だが十分でない。  (2)十分だが必要でない。  (3)必要かつ十分である。  (4)必要でも十分でもない。 解答:(1) 解説: ”x>1ならば、常にx^2>a”が成り立つためのaの条件は、a≦1となることである ←なぜですか?  他方、”x≧1ならば常にx^2>a”が成り立つためのaの条件は a<1となることである。 ←なぜですか? ゆえに、 a≦1はa<1であるための何条件か、という問いに答えればよい ←なぜですか? ↑この問題の解説を読んでも全く理解できません。どういうことなのでしょうか?  わかる方がいらしゃいましたら、さらに詳しい解説をお願いします。

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noname#121811
noname#121811
回答No.2

実数aについて (1)x>1である任意の実数xについてx^2>a (2)x≧1である任意の実数xについてx^2>a (2)を分解すると x>1である任意の実数xについてx^2>a X=1の時もx^2>aを満たす 必要十分条件の矢印は習いましたね。矢印はどちら向きですか? (1)→(2)は×です。(1)が成立しても(2)でx=1まで保証できません。 (1)←(2)は○です。(2)でxが広い範囲で成立してるので、(1)の狭い範囲でも成立します。 ・・・よって答えは。。。 質問への直接の回答ではありませんが、上記のようにして解けます。

kyoto1867
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >実数aについて (1)x>1である任意の実数xについてx^2>a (2)x≧1である任意の実数xについてx^2>a ↑こうして並べて書くと分かりやすいですね。 >(2)を分解すると x>1である任意の実数xについてx^2>a X=1の時もx^2>aを満たす ↑ なんとなく分かったような気がします。 回答ありがとうございます。

kyoto1867
質問者

補足

補足質問です。 (1)x>1である任意の実数xについてx^2>a (2)x≧1である任意の実数xについてx^2>a と (1)a≦1 (2)a<1 は関連させなくてよいのでしょうか? 

その他の回答 (4)

  • tttttr
  • ベストアンサー率50% (1/2)
回答No.5

まず十分条件と必要条件の見分け方を書いときます。 「Aである」ならば「Bである」 という問題だったとします。 まずイメージは 十→必 です。十から棒が飛び出してる感じですね。 「Aである」→「Bである」と考えます。 「Aである」ならば「Bである」が正しければ 「Aである」は「Bである」の十分条件です。 逆に「Bである」は「Aである」の必要条件です。 十→必 の使い方分かります? 今度は逆にして「Bである」ならば「Aである」が正しければ 「Bである」は「Aである」の十分条件です。 「Aである」は「Bである」の必要条件です。 十分条件でなおかつ逆にしたときの必要条件なら必要十分条件ですね。 いまの問題も同じように考えます。 「実数aについて、x>1である任意の実数xがx^2>aを満たす」ならば「x≧1である任意の実数xがx^2>aを満たす」 ということですね。 これは正しいかどうか考えます。 x>1ならx^2は絶対に1より大きいですね? 逆に言えばどんなに頑張っても1より大きいですね? 1にはなれません。 つまり最初の文はaは1か1より小さければいい。ということですね? よってa≦1がいえます。 次の文はx≧1なのでx^2は1以上です。1にもなれますね。 つまりaは1より小さくなければなりません。a<1です。 これで翻訳が完了しました。 つまり 「a≦1」ならば「a<1」です。 これは間違いですね。 つまり「a≦1」は「a<1」の十分条件ではないですし 「a<1」は「a≦1」の必要条件じゃないです。 今度は逆にして「a<1」ならば「a≦1」としてみます。 これは正しいですね。 つまり「a<1」は「a≦1」の十分条件 「a≦1」は「a<1」の必要条件なんですね。 ポイントは条件の翻訳と十→必ですね これはよく頭がぐじゃぐじゃになるのでこういう風に決まったやり方が楽ですね。

kyoto1867
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >これはよく頭がぐじゃぐじゃになるのでこういう風に決まったやり方が楽ですね。 ↑「頭がぐじゃぐじゃにな」りました。回答ありがとうございます。

noname#49614
noname#49614
回答No.4

#1です そうですね、今回はx=1を含むか含まないかだけの差ですね。 ちなみに#2さんの言うように、今回の場合「x^2>a」は共通しているので実は「x>1はx≧1に対してどうなのか」という問いになります。 こうなると全く頭を悩ませることなく「必要だが十分ではない」という解にたどりつけますね。

kyoto1867
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 問題が単純化できました。 回答者様には感謝いたします。

noname#121811
noname#121811
回答No.3

#2です。補足質問に回答します。 私の解答では不要です。そもそも内容なんて無関係です。単に論理学的に解いてるだけです。 (2)を分解すると片方は(1)と同じですね。 つまり(2)=(1)+(3)であると言えます。 (1)が成立→(1)と(3)どちらも成立  これは言えないですね (1)が成立←(1)と(3)どちらも成立  こちらは言えますね 数学的な解答ではありませんので、インチキとは言いませんが数学の参考にはなりません。しかしこんな単純な解答を許してしまうなんて、とても良問とは言えません。

kyoto1867
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >数学的な解答ではありませんので、インチキとは言いませんが数学の参考にはなりません。しかしこんな単純な解答を許してしまうなんて、とても良問とは言えません。 旺文社の問題集なので信頼していましたが、問題(又は作者)にもよるのかもしれませんね。少し安心しました。

noname#49614
noname#49614
回答No.1

一つ目: 「x>1」ということは1を含まない。つまり2乗したら必ず1よりも大きな数になります。逆に言うと1よりわずかでも大きければどんなに1に近くてもいいわけです。 つまりそれがどんなときもaより大きいようになるにはaは最大でちょうど1、すなわち1以下「a≦1」でなくてはいけません。 二つ目: 一つ目の発想から延長してください。「x≧1」の場合は1を含みます。つまりx^2の最小値は1、よってaは1を含んではならず「a<1」となります。 三つ目: つまりこの問いにおいて「x>1」と「a≦1」、「x≧1」と「a<1」は同じことなので、a≦1はa<1であるための何条件か、という問いに変換されます。 ちなみに、「a≦1」は「a=1」を含むため十分条件にはならない、ということでこの問いの解となります。

kyoto1867
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 回答者様の回答を読んでいて、X=1におけるY=x^2とY=aとの大小関係を考えればいいのかなあ… という気がしてきました。 回答に感謝いたします。

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