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プルトニウム

アインシュタインの言葉で 「人間の邪悪な心を変えるより、  プルトニウムの性質を変える方がやさしい」 という言葉があるのですがプルトニウムの性質を変えるのってそんなに難しかったのでしょうか?(当時の話ですが) よろしくお願いします。

  • FDH89
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みんなの回答

noname#154447
noname#154447
回答No.4

A No.3です。 大元の質問に答えていませんでした。大変失礼致しました。 あれから色々調べてみましたが、 >当時プルトニウムの性質を変えるのってそんなに難しかったのでしょうか?(当時の話ですが) については 「不可能もしくは極めて困難」 ということになると考えます。 以下は上記の理由です。 質問者さんが掲げた文で「性質を変える」という部分は原文で"denature"という単語が充てられており、意味としては (1)自然状態からの変更、即ち天然の状態で持っている性質を別な性質、(恐らくは人間にとって有益な性質)に変化させること (2)核分裂を起こす物質への不純物添加による、核兵器への流用防止 となると思います。(英英辞書より) (1)の意味では現在に至るまで不可能(これはA No.3のコメントと変わりありません) (2)の意味では1946年当時に (2)-a.高レベルの放射性同位体(使用済み原子炉燃料等)との混合。 (2)-b.ウランとの混合による原子炉用燃料(混合酸化物すなわちMOXアプローチ)への転用。 が可能であったか否かということが問題になると思いますが(参考URLをご覧下さい) 原子炉の開発については発電用原子炉が1951年、動力用原子炉は1952年が最初であり、 (2)-aを行おうとしても混合させる相手がいない(もしくは極めて少ない)。 (2)-bでは(2)-aの問題に加えて需要がない。 よってアインシュタインのコメントが出された当時Puの"denature"は「不可能もしくは極めて困難」な状態ではないかと考えた次第です。 以上、冗長・乱文になりましたことをお許し下さい。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0
noname#154447
noname#154447
回答No.3

正直、私自身の知識と整合が取れない部分があり、困惑しております。 プルトニウムが「プルトニウム(以下”Pu”と略記)」という元素であるまま「生物に対する毒性」を除くことはPuが発見されてから現在に至るまで不可能と認識していたからです。 もしかして中性子の加除で無毒化される同位体が出来たのですか?ご存じの方、ご教授頂けると有り難いです) 以下余談 このアインシュタインの言葉は1946年には出てきており、この時期にはPuを核分裂させるプロセスは出来ています(長崎に投下された原爆はこのタイプ) よってPuを核分裂させて他の物質に変えることで「Puの性質を変える」という意味合いではないと思うのです。 質問者さんが挙げられた文章には前の文があり "The real problem is in the hearts and minds of men. it is not a problem of physics but of ethics. it is easier to denature plutonium than to denature the evil from the spirit of man." この言葉は 1.「どっちも無理だが、物理学者である私(=アインシュタイン)はPuの性質を変える努力をするのがより道理にかなっている」 あるいは 2.「民族的な問題は元素の性質を改変するという(宇宙の法則を無視し改竄するような)課題よりもっと解決が困難である」 という意味合いで言ったのではないかと思うのですが・・・

FDH89
質問者

お礼

遅くなりまして申し訳ございません。 >1.「どっちも無理だが、物理学者である私(=アインシュタイン)  はPuの性質を変える努力をするのがより道理にかなっている」  あるいは  2.「民族的な問題は元素の性質を改変するという(宇宙の法則を無 視し改竄するような)課題よりもっと解決が困難である」  という意味合いで言ったのではないかと思うのですが・・・ すばらしい見解ですね。 人間の精神的な部分が絡んだことというのは何より難しいことなのかもしれませんね。 深い言葉なんだなと改めて思いました。 回答者様の言葉がありますので締め切るのはもう少ししてからにしようと思います。 どうもありがとうございました。

  • debukuro
  • ベストアンサー率19% (3635/18948)
回答No.2

プルトニウムは何もしなくても2万4千年でウラン235に変わります いいですね、ウランを使うとプルトニウムが出来る そのまま放置するとまたウランになる 手品みたいですネ

FDH89
質問者

お礼

遅れて申し訳ございません。 ウランを使用するとプルトニウムができるのですか? そしてそのまま放置するとウランになる。。。すごいですね。 故意に変えるということは非常に難しいことなんですかね。 2万4千年という数字もすごいです。 回答ありがとうございました。

  • neutron
  • ベストアンサー率100% (2/2)
回答No.1

今の時代はかなり大きな加速器が作られていますが、当時はなかったのではないでしょうか? 加速器で陽子やHe原子核を加速させ、それをプルトニウム原子核にぶつけて核変換を起こし、 性質を変える(別の元素に変える)方法があります。陽子やHe原子核は電子とくらべて 1000倍以上の質量があるので加速させるのも一苦労です。

FDH89
質問者

お礼

遅れて申し訳ございません。 プルトニウム原子核にぶつけ性質を変えるですか・・・ >1000倍以上の質量があるので加速させるのも一苦労です。 やはり難しかったのでしょうね。 回答ありがとうございました。

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