- ベストアンサー
建設業界、大丈夫?
ある経済雑誌を見て疑問に思ったので、質問します。 最近ディベロッパーとゼネコンの収益の格差が広がっているそうです。また、談合への批判が高まり、小さな建設業も経営難に陥っているそうです。 私は、大学の土木学科に在籍しており、卒業生の大半が、大手ゼネコンに就職します。この雑誌を見て、将来に不安を感じました。 ゼネコンや建設業の経営難というのは、果たして本当なのでしょうか。 質問の要点 1:建設業は本当に経営に苦しいのか 2:中堅建設会社、長谷工・ハザマ・熊谷組etcの再編がささやかれているがこれは本当なのか 3:建設業は、将来就職しても、生き残るのは難しいのか。やはり、ほかの分野に移ったほうが無難なのか。 この3点をぜひご教授いただきたいです。よろしくお願いします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>1:建設業は本当に経営に苦しいのか? 大手ゼネコンは苦しいとは言っても、他の業界も苦しいのは同じなのでそれ程ではないと思います。 ただ、中堅、中小企業になると体力のないところはかなり苦しいと思います。 倒産件数も建設業が1位ですし。 >2:中堅建設会社、長谷工・ハザマ・熊谷組etcの再編がささやかれているがこれは本当なのか? 5,6年くらい前に青木建設の倒産、三井・住友建設の統合など建設業者の再編が騒がれましたが、その時に比べると若干落ち着いた感はあります。 ただ、どこも苦しいのは今も同じなので、このまま不景気が続くと更なる再編がいつ行われてもおかしくない状況にあると思います。 >3:建設業は、将来就職しても、生き残るのは難しいのか。やはり、ほかの分野に移ったほうが無難なのか? 公共工事は年々予算が削減され、どこの地方自治体も毎年5%前後は予算が削られてきています。 これだけ社会資本が整備されれば新たな建設投資は難しく、今後は維持管理しか期待できないのが現状でしょう。 そうなると、バブル期に増えた建設業者が適正な数まで淘汰されるのは必然であり、技術力のある企業しか生き残れないのではないかと思います。 ただ、業界再編が行われたとしても、ゼロにはなりませんので建設業界で頑張って知識なり技術なりを磨くのも選択肢の一つです。 建設関係の仕事に魅力を感じているのであれば残り、やりがいを感じないのであれば転職すればいいと思います。
その他の回答 (2)
- sentk
- ベストアンサー率46% (7/15)
現役のゼネコン社員です。 1:建設業は本当に経営に苦しいのか A:苦しいです。わたしの会社ではここ10年給料が ほとんど上がっていません。ボーナスは・・・ 2:中堅建設会社、長谷工・ハザマ・熊谷組etcの再編が ささやかれているがこれは本当なのか A:ご指摘の会社の再編は聞こえてきません。 個人的にはバブル期にしくじった会社には退場いただいたほうが よかったような気がします。 3:建設業は、将来就職しても、生き残るのは難しいのか。 やはり、ほかの分野に移ったほうが無難なのか。 A:これは質問者様の目的によると思います。 収入を重視するのであればスーパーゼネコンに入らないと 厳しいかと思います。 やりがいならば、希望の工種(港湾、橋梁、トンネル、鉄道など)に 強みを持つゼネコン。 個人や家族の時間を重視なら、この業界(特に現場)は難しいです。 業界全体でも若年層の離職が進んでいるようです。 私はやりがい重視でがんばっておりますが、現状はちょっと つらいなと言うのが本音です。 この業界を選ばれるのであれば、少なくともやりがいは持たないと 楽しくないと思います。自分が作ったトンネルを車や電車が走るのを 見ると結構感動的ですよ。 就職活動がんばってください。
- 10ken16
- ベストアンサー率27% (475/1721)
大手は、損切りを下請けに振ることが出来るので、 苦しいとは言っても、困窮するレベルではありません。 実際に苦しいのは、下請けでしょう。 これは、建設業に限ったことではありません。 製造業においても、下請けは材料や燃料の高騰を受ける一方、 それを価格に転嫁できず、工場を畳んでしまうところも多いです。 職人の技術に経緯を払う分化が無くなれば、 日本は崩壊するでしょう。