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日常生活で手指の殺菌に常用する、トリクロサン と イソプロピルメチルフェノール 

日常生活で手指の殺菌を目的に常用するに当たり、 トリクロサン と イソプロピルメチルフェノール と  どちらが適切か、あるいは使い分ける点などについて、 理由・根拠なとともに ご教示いただけないでしょうか? 常用することによるデメリットがあれば、その内容と、 それを防ぐ対策なども教えていただければ助かります

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noname#160321
noname#160321
回答No.1

トリクロサン:(IUPAC名5-クロロ-2-(2,4-ジクロロフェノキシ)-フェノール)一般細菌に対する殺菌力に加えて、ブドウ球菌などグラム陽性菌に対する静菌力において優れた効力を持つ。手指などの皮膚に適用した場合、良好な持続効果や累積効果を発揮する。↓ http://www.yoshida-pharm.com/text/05/5_4_3.html 低温で燃焼させるとダイオキシンを発生させる「おそれが否定できない」 イソプロピルメチルメチルフェノール:(IUPAC名4-(1-メチルエチル)-3-メチル-フェノール)医薬品ではない。医薬品(日本薬局方収載)のチモールの異性体(サイトによってはチモールと混同した構造式が描いてある)。広範囲の抗菌、抗「真菌」スペクトルを示す。「水に比較的溶けやすい」(クレゾール系だが分子量がトリオキサンより小さい)。フェノールなので抗酸化作用がある。「医薬品の外用剤には0.3%以下の配合が認められているそうです」と書いてある。↓ http://www.osaka-kasei.co.jp/kabi-dani01.htm まとめると真菌類(水虫の白癬菌もこれ)についてはイソプロピルメチルフェノールの方が有効らしい。手指の消毒にはトリクロサンが実績がある。それ以外は特に甲乙付けがたい。 言えること、↓のサイトほど神経質になることはないが、不必要に消毒薬を使用するのは好ましくない。人類は消毒薬無しで進化してきた。消毒薬のおかげで「人口爆発」を起こした。特に子供などは雑菌に対する抵抗力を「自分で」つけさせた方がよい。不衛生だった頃にはアトピー性皮膚炎などは問題にならなかった。 http://hica.jp/forum/handwash/kokinsekken1.htm ↑は抗生物質一般に言われる意見です。「風邪の時には抗生物質を処方するな!」

chubee
質問者

お礼

返信ありがとございました お返事が遅れてしまい申し訳ございません 大変参考になりました 余談ですが 無念なことに 現在 感染性胃腸炎ですたぶん(TT) 日常使用には実績のあるトリクロサンを使用し  適宜 イソプロピルメチルフェノール含有洗浄液で 対応しようと思いました 理化学的、薬理学的、疫学的な点は、教えていただいたURLなども手がかりにしながら、時間のあるときに調べてみたいと思います

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