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弾道ミサイル防衛について

AC-130Vの回答

  • AC-130V
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回答No.1

(1) 少し前のデータになりますが、PAC-3は22回の実験で19回成功し、成功率は約86%です。SM-3は13回の実験で11回成功で成功率は約85%です。 (2) 複数発射された場合であってもなくてもそうですが、基本的に一度の迎撃で絶対迎撃できるとは考えられていません。 米軍のMD計画自体が多段階迎撃として作られてます、まず根本的に発射の兆候を捉えたら各兵器で発射機自体を叩く、それでも撃たれたらレーザー迎撃のAL-1、ミサイル迎撃のGBI・SM-3・THAAD・PAC-3を用いて撃ち漏らしても次で落とす!という方式がとられています。 日本は現在先制攻撃はできず、SM-3とPAC-3の二段階しかありませんが3発くらいなら恐らく大丈夫かと思います、がしかし確立がかなり高いとはいえません、確実性を上げるためには今後THAADミサイルの導入など何らかの更なる措置が必要です。 (3) 現状はその考えで大体間違いはないと思います。 これまで撃てばこちらに不具合が無い限り絶対潰せたものが複数発射しても潰せなくなる、さらにこっそり一発発射し攻撃!ができずどうしても複数のミサイル・発射機を用意しまとまって攻撃しなければならなくなる、目標達成に必要なミサイルの量が増え予算その他で更なる重圧となる、ミサイルを利用した政治的恫喝の効果を下げられる、等の効果が期待できます。 しかしアメリカのMDは目標達成率を下げる、というより撃たれてもほぼ絶対落とせるというレベルを目指してると思われます。つまり確立の低下ではなく攻撃の無力化が目的であり、目標達成率を下げるというのはあくまで現状のMD防衛で出来る範囲の話です。 ちなみに現状のMDは超高速で飛来する大陸間弾道ミサイル等には対応出来ません、今はこれらにも対応できるレベルまでミサイルの能力を上げようとしている途中です。

kujiramush
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 すごく参考になりました。 >少し前のデータになりますが、PAC-3は22回の実験で19回成功し、成功率は約86%です。SM-3は13回の実験で11回成功で成功率は約85%です。 ↑この迎撃確率が一番のミソだと思うのですが初期の実験ではミサイルを誘導してたとかなんたら報道がありませんでしたか?? (つまり私はもっと迎撃率が低いんじゃないか、と思っています。) まあ兵器ステム自体更新されていくものなので迎撃率も上がって いくとは思いますが。 有難うございました!

kujiramush
質問者

補足

(1)についてです 現在、実験での迎撃率ではなく実戦ではこの程度の迎撃率が 予想される、みたいな数字はやはり出てはいないのでしょうか? やはり国防機密ですかねww

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