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救急患者の受け入れ拒否の判断者について

先日も救急患者の受け入れ拒否が起こりました。 実際の現場として、受け入れの是非は、どの程度のレベルの人間が判断しているのでしょうか? また個人的には受け入れ拒否をするような病院は信用なりません。 治療中である、満床であるといった理由は理由にならないと。 そういった問題は内部で解決すべきではないでしょうか?

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回答No.9

救急医療の構造的問題でもある,,と言えるんじゃないでしょうか? 各消防署は自治体に属していて,所轄の総務省に直接指揮権が付与されていません。一方で病院を所轄するのは厚労省ですから,”2軒向こう”の隣になるわけで,縦割り行政の典型的な例だといえます。救急医療などといっても,1つの制度でまとめられた”実体”はないのかもしれませんね。 救急医療では医療トリアージが不可欠だと思うのですが,救急隊員や便乗医師にトリアージの権限は与えられていないようです。救急を命とするなら,トリアージとそれに伴う医療施設利用の優先権(病院の指定等)が与えられてしかるべきだと思うのですが。。。。 そう考えてみると,病院側からすれば救急車で乗り込んで来られても,初期手当てや簡単な患者の情報は(おまけで)付いてくるとはいうものの,時間外にタクシーで乗り付けてくる患者となんら変わらないのかもしれませんね。トリアージと受入れ義務にあらかじめ合意がなければ,救急患者の受入れは病院にとって場当たり的な慈善事業になりかねないからです。 病院はもちろん善であるべきだと思うし,上のように言ってみたところで病院側に非がない,というつもりもありません。。が,救急医療の問題が解決しないのは病院や救急隊などの”構成メンバー”の権限を越えたところで,何がしかの”構造的欠陥”があるから,,のように思えてならないのです。 ※トリアージ:一般的に災害医療における、多数の傷病者を重症度と緊急性によって分別する方法(Wikiより抜粋)

emr2008
質問者

お礼

ご回答有難う御座います。 構造的欠陥はまさにその通りであると思っております。 整然としたネットワークが整備されておらず、 システムとしてかなり不適当な系統だと思います。 しかしながらそういった不備に構成メンバー達は気づいていないのでしょうか? 気付いているなら何故一向にシステムが変わらないのでしょうか? それが疑問です。

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  • bladder
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回答No.16

「医師が治療中であり受け入れが出来ない。満床であるため受け入れが出来ない。このような理由はあってはならない理由であると考えています。患者の受け入れが出来ない可能性があるということが理解しがたいです。」 「医療事業者はいつ患者が来ても受け入れる体制を整えておくべきです 私から言わせれば万全のサービスを提供できないのなら"病院"という看板を即刻下すべきですね。」 高度救命救急センターを有する病院で勤務している看護師です。 医療職としては、受診を希望するすべての患者を、診てあげれるなら診てあげたいです。しかし、診れるだけのスタッフがいないし、ベットがないのが現状です。仮に無理に入れたら、今入院している患者に迷惑がかかります。無理に退院させて、ベットを空けても、その患者が救急車に乗って戻ってくる可能性もあります。 過酷な勤務状況で、朝から夜中まで、または夜から朝まで、医療ミスの危険性を肌で感じながら、患者を看護している身として、上記の様な言動を聞くと、なんだか切なくなりますね。同情しろと言っているのではなく、または病院で働いてないから分からないだろうなんて事は言うつもりはありません。 他の回答者が答えていますが、病院を建てろや今から医師になってくださいとかまでは、言いませんが、何か世の中にアクションを起こしていただけると幸いです。あなたの立場でできることを。

emr2008
質問者

お礼

ご回答有難う御座います。 お仕事、お疲れ様です。 そのお気持ちがあるのは大変嬉しい事です。 しかし現実として30もの病院に受け入れを 拒否された人がいます。 簡単にいえば体制、系統の問題であると私は感じてしまいます。 何故、救急隊員は一刻を争う中で、時間をかけて一つ一つの病院に 連絡を取らなければならなかったのでしょうか? そういった状況を一番知っているのは内部で働いている方たちだと思いますし、響くのもその方たちの言葉です。 だからこそ声を上げて欲しいと思っています。

noname#96023
noname#96023
回答No.15

質問が悪くないですか? 受け入れ拒否を防ぐために病院・関係者として努力している事を聞きたいのですか? 質問では、病院・関係者に無理な努力をしろと言っている様に見えます。

emr2008
質問者

お礼

ご回答有難う御座います。 私は自分の質問に対しておかしい点はないと感じます。 皆さんの回答は質問の内容をしっかり理解して頂いた上での回答だと 思っております。 また無理な努力として私は捉えていないことは今までの回答を見ると 納得は出来ないかもしれませんが理解はして頂けるかと思いますので 何卒宜しくお願い致します。

  • ok2007
  • ベストアンサー率57% (1219/2120)
回答No.14

知人等から見聞きするに、医療関係者も改善に向けて動いています。積極的に報道されていないだけです。 現実問題として、医師の引き抜き合いもおこなわれているほど、医師の絶対数が不足しています。引き抜き合いに追いつけず、閉鎖に追い込まれる病院も出ています。 仮に、個々の病院が、受け入れ拒否を起こさないようにすべく、すぐにでも・無理をしてでも医師の数を確保しようとすれば、資金力等のある病院に医師が集中する結果、医療過疎の問題が急激に膨らみます。受け入れ拒否を解消するために医療過疎を進展させれば、過疎地切捨てという問題が生じます。 もっとも、数を確保するだけの体力のある病院がそもそも、多くありません。そのため、「すぐにでも・無理をしてでも医師の数を確保」は、多くの病院にとっては絵空事といえます。 また、すべての医師がそうだとはいえないものの、医師の勤務体制は「年中無休」「24時間いつでも仕事できます(させられます)」に近付いています。それに対する報酬は、世間のイメージとは裏腹に、多くないものです(ある知人から聞いて、そんなに少ないの、とひっくり返りました)。 加えて、患者の権利意識が高まった昨今では、病気は快方に向かうだけでは足りず、直して当然、そうでなければクレームに発展することが増えてきたそうです。 そうすると、医師のなり手は、なかなか増えません。 受け入れ拒否問題の解決に当たっては、個々の病院の自浄努力ではもはや、限界の域に達しつつあるのです。 「医療事業者はいつ患者が来ても受け入れる体制を整えておくべきです」などの「あるべき論」も良いとは思いますが、現状把握・分析を欠いたままの「あるべき論」は説得力を伴いません。

emr2008
質問者

お礼

ご回答有難う御座います。 正に私が求めている回答に近いので嬉しいです。 よければ医療関係者の方々が具体的にどう動いているのかと いうことをもう少し教えていただきたく思います。 例えば医師同士や病院同士のネットワーク作成や、 救急病棟同士でリンクを繋ぎ、受け入れ可能な病院が 直ぐに分かる系統がある等、政治の問題という大きな所ではなく 現場で働いている関係者の方々がどうあっているのかというのが 知りたいです。

noname#96023
noname#96023
回答No.13

>そもそも等価と感じられないサービスはサービスとして形をなしません。 >簡単にいえば1枚10000円のビスケットは誰も買わないのと同じことです。 ですからここに思い違いがあるのではないでしょうか? 逆にビスケットを1円で売れといったらどこの菓子メーカも製造しませんよ。 今は医療の提供価格が決まっていますから、売り手と買い手の価格調整機能がないといっているのです。 >私から言わせれば万全のサービスを提供できないのなら"病院"という看板を即刻下すべきですね。 この考えは危険ですよ。どの病院も救急医療などやりたくないと思っている中、国から強制的にやらされているのですから。 こんなこと許したら喜んでやめる病院が続出しかねません。 貴方がどの程度現代医療を勉強しているかわかりませんがこれでも読んでみたらいかがでしょう。 http://www.toyokeizai.co.jp/mag/toyo/2007/1103/index.html

emr2008
質問者

お礼

ご回答有難う御座います。 前回のお礼で医療費の事を少し出したので紛らわしかったかもしれませんが、 単純に医療技術に対する代価の話をしている訳ではありません。 病院を例に挙げると病院は医者だけでは成り立ちません。 病棟を作る人がいて、ベッドを作る人がいて、医療器具を作る人がいて、 医療システムを作る人がいて、互いの分野を補填し、サービスを交換し合ってるから成り立っている。他の職業も然り。 ということを言っております。 また同じ例えを使うと、ベッドがすぐ壊れてしまったらどうですか? 医療器具の仕様が機器ごとで異なっていたら、システムがうまく 機能しなかったらどうでしょうか? そういった事がないように事前にチェックを行い、万が一の時はすぐに 復帰できるようにそれぞれの業務に対して万全のサービスを整える事は、 必須なのではと思います。

noname#29999
noname#29999
回答No.12

こんにちは 昨年の夏、左肩を痛めました。 日曜日の朝で、次第に強くなって来る痛みに耐えきれず、新聞で救急病院をさがしました。 かなり遠くに外科の救急病院がありましたが、全く車のハンドルを握れる状態ではないのでタクシーで行く事にし、前もって電話しました。 その時の受付の態度が信じられないものでした。 先ず症状を細かく聞いた後、我慢出来ない痛みであるかどうかを尋ねられました。 それでなくとも既に痛みは頂点に達し、座り込みたいくらいになっていた私は、「行っても診てもらえないのですか」と尋ねると、[どうしてもと言うなら、いらしてください]との返事でした。 救急病院ですよ!信じられませんでした。 結局は治療をしていただきましたが、もしこれが生きる死ぬの病気であったらとぞっとしました。 この病院の対応が病院の体質なのか、たまたま受付にいた人の問題なのかは私には分りませんが、何かが間違っているという気がしました。 医療関係者にもそれぞれ言い分はあるでしょうが、もう少し自分たちが携わっている仕事の重大さに気付いて欲しいと思います。

emr2008
質問者

お礼

ご回答有難う御座います。 命が関わること、自分では治せないこと。 死にそうな大けがをしたとき、最後に助けてくれる 技術を持っているのは医者です。 だからこそそういった人が適切な治療を受けれる環境が必要だと思います。 また個人的な意見では受付はある意味、責任を持っていません。 患者と医者が直接、掛け合うとそこに責任が生まれます。 が、そこに受付が噛むことで責任を生むことを回避しています。 だからこそ、受付の方の一部にはそういった人が出てくるのかもしれません。

回答No.11

受入れを拒否しないで、どんどん受け入れていたらどうなるか? 東京のテーマパークのように治療まで三時間待ちなどの事態が当然起こるだろう。 その間に患者が死んだら誰の責任だ? >そもそもサービスを受けるものが、サービスの提供者に関して 何かアクションを起こす必要はないでしょうね。 そう本当に感じているのであれば、君は急病でも事故で死にかけても、最初に訪れた病院で、だまって順番を待たなければならない。 それこそ、アトラクションで3時間待つようにだ。 サービスでもその種類は様々。 君はその多様性すら理解していない。 遊園地のサービスと医療サービスを混同させてはいけない。 おっと。失礼。遊園地ですら、来場者が多いと入園制限するではないか。 サービスを提供するか、しないかの判断は、提供者にあるということだ。

emr2008
質問者

お礼

ご回答有難う御座います。 それ以前に何故受け入れ拒否をする状況がありますか? 医療事業者はいつ患者が来ても受け入れる体制を整えておくべきです。 また遊園地のサービスも医療サービスも等価です。 色々なサービスを等価として受け取っているからこそ 社会が成り立っています。 そもそも等価と感じられないサービスはサービスとして形をなしません。 簡単にいえば1枚10000円のビスケットは誰も買わないのと同じことです。 サービスを提供するかしないかの判断は提供者にあるといいますが、 私から言わせれば万全のサービスを提供できないのなら"病院"という看板を即刻下すべきですね。

  • Jiawoalo
  • ベストアンサー率51% (27/52)
回答No.10

弟が500床規模の病院で研修医なんですが、最近こんな話を聞きました。 救急にいたドクターは2年目で研修医の弟と3年目のドクターの二人。 救急車から要請が来た時、病院は満床だったのですが やる気満々の3年目のドクターは受け入れよう、と言ったそうです。 弟も要請の概略を聞いた時点では、対応出来るものだと思ったので 受け入れたそうなのですが、いざ搬入されると患者の状態は要請の内容と かけ離れて重篤なもので、しかも簡単な症例ではなく、さらに二人とも 病態の原因に関して異なる異見を出してしまってどうにもならない状態になり、 非番の先生に泣きついて難を逃れたそうですが、下手をすれば 確実に患者を殺してしまう所だったそうです。 問題は受け入れを拒否する病院ではなく、大病院でもベテランが少なくて 対応出来ない程、医者が少ない事が問題なのではないでしょうか?

emr2008
質問者

お礼

ご回答有難う御座います。 医者が少ないというのはその通りでありましょう。 ベテランが少ないというのも多分にある問題だと思います。 しかしそれに対する医療事業者側のアクションが あまりにも見えてこないので不思議に感じるのです。

noname#96023
noname#96023
回答No.8

>つまり患者に見えるのはその結果であり、それ以外はブラックボックスな訳です。 >だからこそ患者は結果を求め、くだらない負担を要求するのだと思います。サービスを受け取る側とはそういうものなのでしょう。 確かにブラックボックスです。これは開示する努力をしていく必要があるとは思いますが、 サービスを提供する側は無条件で提供してくれるわけではありません。 同等の対価を受け取れる場合にサービスを提供します。しかし、制度として十分な対価を与えられていないので、結果として救急医療体制の貧弱かに繋がっている側面があります。 ですから、個々の病院を非難するのではなく制度としての医療を見直す必要があると思うのですよ。

emr2008
質問者

お礼

ご回答有難う御座います。 それはその通りだと思います。 しかし個々の病院がすべて万全かというと私はそのように 思う事が出来ないのです。

noname#96023
noname#96023
回答No.7

>よって人間は個人が受け持つ職業から作り出すサービスを提供する為に働き、 >対価として自分では作り出せないサービスを受け取っているのです。 その考えならある程度わかります。 医師以外が作り出すサービスと、救急医療によるサービスのバランスが悪いのでしょうね。 私は常々医療費は個人負担を増やしてでも充実させるべきだと思っていますので。 救急医療の医師に対して十分な報酬が用意されるようになると救急医療も充実するのではないでしょうか。 あとは、他の人も書いていますが、患者側もくだらない負担を医師に強いるようなことは慎んだほうが良いと思いますけどね。

emr2008
質問者

お礼

ご回答有難う御座います。 個人的には全てのサービスは等価であると感じています。 また医療費は安いのか、はたまた高いのか? 患者たちには判断が出来ません。 極論でいえば、 5分で終わる治療と、15分で終わる治療と、30分で終わる治療が 等価であるなら、患者は5分である治療は何故こんなに高いのかと。 30分である治療が何故こんなに安いのかと思います。 つまり患者に見えるのはその結果であり、それ以外はブラックボックスな訳です。 だからこそ患者は結果を求め、くだらない負担を要求するのだと思います。サービスを受け取る側とはそういうものなのでしょう。

  • jun119
  • ベストアンサー率37% (309/814)
回答No.6

法律上では救急告示病院は救急要請を受けることになっていますが実際にはほとんど受け入れしていません。 医師会が輪番を作ってそこの担当病院が診察しています。 救急隊と医師が救急受け入れを交渉するのが本当ですが実際には救急隊→病院(受付)→看護師→医師と連絡が入るようになっています。 でもほとんどの病院では受付で止まってしまいます。 何の医療知識もない受付のガードマンが決めています。 輪番であっても最初に連絡が入るのは受付です。 受付から医師または看護士に指示をもらい受付が返事をするのが多いですね。 大きなところでは直接当直医師の専用携帯に連絡することもありますが 受付が大多数です。 心肺停止の特定行為の指示をもらう直通電話はあくまで指示のみで受け入れとは別問題です。 受付では当直の医師や看護師に「●●時間以降は断って」「処置中といって」と頼まれて理由をつけて断わってることも多いみたいですね。 「専門外」「処置中」「満床」などです。 アルバイトの医師の場合は特に深夜は断るのが多いみたいですね。 救急現場では大体搬送病院は決まっていますし、毎日のことですから受入れ病院の癖などはわかっていますから、だめなら次~次と交渉していきます。 おもに負傷者の症状がわかっている救急隊が携帯電話で病院交渉しますが何度か病院を拒否されたり処置で病院交渉ができない場合などは通信指令室が交渉しています。 一般の個人が直接病院に電話をかけて依頼するのは一度きりですが、救急隊は毎日のことですから受け入れ問題などで一度病院側とトラブルなどを起こすと受け入れてくれなくなります。 ただでさえ受入れが少なくなっているのに、あまり無理は言えません。 病院が好まない負傷者でも救急隊は搬送しないといけないわけですよ。 昼間の診療時間内ではいくらでも搬送できますが深夜になると病院はあっても医師は少ないですから負傷者の搬送は相手の返事次第になってしまいます。 深夜に負傷者の治療をするか決めるのは病院がすることであって負傷者は好き嫌いでは病院は選べません。 社会的な問題になっていますが、告示病院以外では診療時間以外に救急受け入れをする義務はありません。 あくまで医師会の良心的行為で輪番を決めて地域に貢献しているだけです。

emr2008
質問者

お礼

詳細なご回答、誠に有難う御座います。 受付で止まってしまう場合もあるのですね。 何か判断基準マニュアルのようなものでもあるのでしょうかね。 いずれにせよそういった事があるのなら危険な行為でしょうね。 受け入れトラブルを起こさない為の病院同士のネットワークや 救急隊とのネットワークが無いというのも驚きの情報です。 有難う御座いました。

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