- ベストアンサー
chance of recovery / recovering ?
とある大学の入試問題を解いていたのですが、適切な語を選ぶ問題で Her only chance of ( ) appeard to be ... という文のカッコに入るのは recovery か recovering かを選ばせるものがありました。 文法上はどちらも可能だと思って調べましたが、chance of recovery という 言い方のほうがどうもお決まりの言い方らしいことしか分かりませんでした。 chance of ...ing という形は普通に見られるようですし、 これは recovering のほうが不自然だということでいいのでしょうか。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
はじめまして。 ご質問: <chance of ...ing という形は普通に見られるようですし、> おっしゃる通りです。 1.ご質問文の場合recoverは自動詞になります。その場合、必ずしも、後ろにfromなどの修飾語がなくても使えます。 例: The patients recovered very quickly. 「早く回復した」 その論理で言えば、recoveryの後にも、recovery fromという修飾部が必要、ということになります。 2.従って、この( )にrecoveringをそのまま使っても、問題はありません。文法的にも意味上も正しい用法になっています。 3.chanceには、以下の用法が可能です。 (1)chance (of) ~ing: 例: She has a chance of recovering. 「彼女は回復する見込みがある」 (2)chance to do: 例: There is a chance for her to recover. (3)chance that S+V: There is a chance that she will recover. 4.recoverの名詞形recoveryを持ってきても構いませんが、recoveringでも問題ありません。ちなみに、この問題の意図が、recoverの派生語としての名詞形を選ばせる問題だったのではありませんか? recoveringは動名詞で「名詞の派生形」ではありません。 5.ただ、「慣用的」という観点からだと、この例文だとrecoveryが適しているように感じられます。ただ、recoveringが間違いになる理由もありません。 この問題は、質問の意図の勘違いがあるように思われます。でなければ、文法上・意味上はどちらも正解になりますから。 以上ご参考までに。
その他の回答 (2)
- seegrammar
- ベストアンサー率25% (253/974)
すみません recovery という名詞ですね。 今例文では recovery です。 なぜならそこで終わっているからです。 Her only chance of recovery で区切りがつきます。 recovering だと先ほどもいったようにその後に何か必要なのです。 したがって、この答えは recovery です。
お礼
回答ありがとうございます。 自動詞のrecoverを名詞化したrecoveringだと単独では難しく、 from ... などなにか別の要素が必要になるということですね。 その感覚までには思い至りませんでした。ありがとうございます。
- seegrammar
- ベストアンサー率25% (253/974)
recovering のほうが適切です。 recover は自動詞、他動詞がありますが、 自動詞の場合 recover from cold 「風邪が治る」 他動詞の場合 recover the damage 「ダメージを回復さす」 などで いずれにしても recover は動詞なので chance of recover は駄目です。 chance of recovering the damege/from cold などの言い方が適切です。 例文の場合も recovering です。
お礼
回答ありがとうございます。 「見込み」の意味でのchanceの用法まで附していただき恐れ入ります。 設問は長文の中での文にカッコを設けて単純に4択で選ばせるものであり、派生形などを問うものではありません(他の選択肢は動詞のrecoverなど明らかに誤りでしたので割愛しました)。 ただ「なにから回復するか」は文章の前の部分で彼女が難病にかかっていることが書かれており、明示する必要がなかった可能性はあります。 パラグラフの他の箇所などで文脈上参考になる箇所があるのかもしれませんが、あいにく該当の問題がいま手許にないので必要あればまた改めて質問したいと思います。ありがとうございました。 (なお質問しました問題は東邦大医学部医学科 2006年度のものです。参考まで。)