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I don't have any choice but................

NHKラジオ英会話講座より(英作文) Q:この件では彼と対決するしか選択の余地はないね。 A:I don't have any choice but to confront him on this matter. (質問)[not A but B]をでお尋ねします。 (1):「AでなくBである。」と訳すのでしょうか?私には「Bを除いて(~のほかは)Aである」のように感じています。 (2)A,Bとも名詞を比べる文章はよく見かけますが、今回はbutの後ろが不定詞になっています。これは名詞的用法でしょうか?何と何を比べているのでしょうか?any choiceとto confront him? (3)A,Bに名詞以外に、不定詞、動名詞、句や節がくることもあるのですか?  考えがまとまりませんが、何か参考になるアドバイスをいただければ有難いのですが・・・。宜しくお願いいたします。以上

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  • Parismadam
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回答No.4

こんにちは。 butの用法についての回答は出ていますが、別の角度から補足します。 ご質問1-(1): <(1):「AでなくBである。」と訳すのでしょうか?> 違います。ここはその慣用句では使われていません。 ご質問1-(2): <私には「Bを除いて(~のほかは)Aである」のように感じています。> そのフィーリングで結構です。そのように英語を感じ取ることも大切なことです。 正確には「Bを除いて(~のほかは)Aでない」と、打消しの文になっています。 ご質問2-(1): <(2)A,Bとも名詞を比べる文章はよく見かけますが> 「比べる」という表現は的確ではありません。 「B以外は」「Bを除いては」という条件の提示になります。 ご質問2-(2): <butの後ろが不定詞になっています。これは名詞的用法でしょうか?> はい、名詞的用法のto不定詞です。「~すること」と訳します。 ご質問3: < (3)A,Bに名詞以外に、不定詞、動名詞、句や節がくることもあるのですか?> not A but B「AでなくてB」の慣用句の場合について言えば、「はい」です。 例: 1.不定詞: What is important is not to work long but to work well. 「大切なことは、長く働くことではなく、よく働くことだ」 このto不定詞は名詞的用法になります。 2.動名詞: What is important is not working long but working well. 「大切なことは、長く働くことではなく、よく働くことだ」 名詞的用法のto不定詞が可能なら、動名詞だって可能なのです。 3.句: Your house is not near the station but far from it. (直訳)「あなたの家は駅から近いのではなく、遠い」 →(意訳)「あなたの家は駅から近いどころか、遠い」 ここでは前置詞句(副詞句)にかかっています。 4.節: What is important is not what you are but what you do. (直訳)「大切なことは、あなたが何であるかではなく、何をするかだ」 →(意訳)「大切なことは、身分(肩書)ではなく、実力だ」 この後半2つのwhat節は疑問代名詞(間接疑問文)、関係代名詞の両方の用法が可能です。いずれも、名詞節になります。 ご質問4: <I don't have any choice but to confront him on this matter.> 1.このbutはご想像の通り、「~以外」という意味で、exceptの用法にあたる前置詞になります。 2.この用法のbutはallや否定詞と結びつき、一種の強調のニュアンスを出します。 (1)no(not)~but=only: There is nothing but water. 「水以外何もない」 =There is only water. 「水しかない」 ここではnothing but=onlyの意味になります。 (2)all~but、any~but: There are all students but he in the classroom. 「教室には、彼以外全ての生徒がいる」 There aren't any students but he in the classroom. 「教室には、彼以外どの生徒もいない」→「彼以外に生徒はいない」 このように、allでは肯定形、anyでは否定形と結びつきます。 このanyはotherと結びつき、any other~but…「…以外他のどの~も~ない」という意味で使われることもあります。その場合、=any other~than…と同じ用法になります。 (3)疑問詞(who、whatなど)+but: Who but he can do it? 「彼以外、誰がそれをすることができるんだ?」 Where but in Japan can we live? 「日本以外にどこに住めるっていうんだ?」 これらのbutと共に使われる疑問文は、強調の「反語表現」として使われ、つまり、強い肯定・否定・限定を表す表現になっています。 上記の疑問文はそれぞれ Only he can do it. 「彼だけがそれをすることができる」=「彼しかできない」 Only in Japan we can live? 「日本だけに住むことができる」=「日本にしか住めない」 とwho(what) but~=only~の関係になっているのです。丁度no~but=onlyの関係と同じ否定の表現になるのです。 3.またこの英文には、いろいろな「結びつき」の関係が交差しています。 (1)not~anyの関係: 1)not~any…で「いかなる…も~ない」という否定の強調になります。 2)従ってdon't have any choiceで、「どんな選択もない」と訳されます。 (2)any~but…の関係: 1)any~but…で「…以外どんな~も」という条件の提示になります。 2)従ってany choice but to confront him で「彼と対決する以外、いかなる選択も」と訳されます。 (3)not~butの関係: 1)not~but…で「…以外~ない」という否定は、=only「~だけ」という強い限定用法になります。 2)従って don't have~but to confront him 「彼と対決する以外~がない」 =have only~to confront him 「彼と対決する~しかない」 という意味になります。 (4)なお、このbut toはすぐ前の名詞choiceにかかる前置詞句で、「形容詞句」として使われています。なので、文法上は、anyと直接結びつきますが、意味上はnotにも結びつき、butが動詞にかかるような訳出「~以外にない」になるのです。 (5)この英文は、以上の3つの結びつきが絡まりあって、強い限定、強い否定のニュアンスを生み出しているのです。 例: I don't have any choice but to confront him on this matter. (直訳)「~彼と対決すること以外に、いかなる選択も、私にはない」 =I have only choice to confront him on this matter. (直訳)「~彼と対決する選択だけが、私にはある」 →(意訳)「~彼と対決する選択しかない」 となります。どちらも同じ意味ですが、上のnot+any+butという組み合わせを用いた表現の方が、強い限定・否定のニュアンスが出ています。 以上ご参考までに。 PS:いつも頑張っていらっしゃいますね。クリスマスはペンを置いて、ゆっくり休んで楽しまれて下さいね。こちらのクリスマス(仏語でノエル)は日本の正月にあたる大イベントですから、家族と過ごします。TV局もクリスマス休暇ですから、どのチャンネルも映画や録画のコンサート、サーカス・マジックショー中継などが多く、面白い番組はありません。日本の正月番組が懐かしいです(笑)。

tommy0313
質問者

お礼

いつもご回答有難うございます。とてもよく分りました。いつも申し上げていますが、どうしてここまで、私の知りたいことを分っていただけるのか驚きと感謝の毎回です。私の英語の神様?エンジェル?それともキューピット?そんな気持です。英語を学ぶことががとても好きになってきました。わずか15分のNHK英会話ですが、Parismadam様と回答者の皆様のお陰でたくさんのことを学べています。今回もコピーをして何度も読み直すつもりです。”継続は力なり”を信じて今しばらく頑張ります。愉しいクリスマス休暇を過ごされますようお祈りいたします。   尊敬と感謝を込めて!!

その他の回答 (3)

  • googoo1956
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回答No.3

>(質問)[not A but B]をでお尋ねします。 ○ この「but」は前置詞(または接続詞)で、「except(=~以外に)」と同じ意味で用いられるものです。「no, all, every, nobody, anywhere, who, where, the first 」などの後で用いられると、この意味になります。この「but」の後には、「代名詞」、「前置詞句」、「原形」など様々なものが来ます。例文としては次のようなものがあります。   All but he[him] had fled.   All are wrong but I [me].   There is no hope but by prayer.   I could do nothing but watch. ○ お尋ねの英文は、「have no choice but to ...」という形で用いられることが多いですね。 ○ 全訳  「その問題に関しては彼と対決する以外に方法はないでしょう。」

tommy0313
質問者

お礼

いつもご回答有難うございます。とても分りやすい説明でよく理解できました。英会話を身につけたいと思っていますが、何もかもが目新しく、英語に接する機会の少なさを痛感しています。もっとたくさん機会を作りたいと思います。今後とも宜しくお願いいたします。敬具

noname#47281
noname#47281
回答No.2

この to confrontはany choiceにかかる不定詞の形容詞的用法です。 ですから、AとBに対比の関係はありません。簡単に考えれば このbutは「~しか」と訳せばいいだけです。何も難しく考える必要はありません。 でもねえ、英語は理屈よりも直観的に覚えた方が効果的なんですけどね。あんまり理屈で考えると学校の英語の延長で直観力が鈍ってきます。

tommy0313
質問者

お礼

いつもご回答有難うございます。とても参考になりました。たくさん英語に接して英会話に慣れて行きます。今後とも宜しくお願いいたします。敬具

  • ANASTASIAK
  • ベストアンサー率19% (658/3306)
回答No.1

>(1):「AでなくBである。」と訳すのでしょうか? 「Bを除いて(~のほかは)Aである」の方です。 >(2)今回はbutの後ろが不定詞になっています。これは名詞的用法 >でしょうか? 形容詞的用法。 >(3)A,Bに名詞以外に、不定詞、動名詞、句や節がくることもあるのですか? この場合は any choice を修飾するので不定詞になっています。 文法的には省略のケースです。 

tommy0313
質問者

お礼

いつもご回答有難うございます。とても参考になりました。英語にたくさん接して、英会話に慣れて行きたいと思います。今後とも宜しくお願いいたします。敬具

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