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弁護士はいじめられっ子の救済に力になれますか?
弁護士を目指して勉強中の者です。 私は子供の頃にクラスでいじめに遭ったことがあり、また、最近のいじめに関する報道を見るにつけ、胸を痛めています。そして、これは大きな社会問題だと考えるようになりました。そこで、法律家になったら、何かいじめに苦しむ子供たちを救済する仕事にプロとして携わりたいと思うに至りました。 そこで質問なのですが、弁護士としていじめられっ子の救済に力を発揮できるのは、どのような場面がありますでしょうか。ネットで検索した限りでは、調査会社やコンサルタントの方でいじめ相談を受けているプロの方は多いようなのですが、弁護士でその分野の仕事をしている人を全く見かけません。具体的に、弁護士が子供(または親御さん)に救いの手を差し伸べる活躍の場というのは、どのようなものがあると思いますか?
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- elioppi94
- ベストアンサー率100% (1/1)
法律家として、いじめ問題に取り組んでいる事例を紹介します。弁護士として個別に子どもを助けているというのとはちょっと別ですが、おおもとの「なぜいじめが起きるのか」というところについて、社会全体の考え方を変えていく、というところまでに発展した人が伊藤真です。 もちろん、他の方のお答えと同じような、弁護士の権限を使った個別の救済もできると思います。そして、弁護士でなくてもできることですが、苦しんでいる子どもの味方になってあげる、いつでも来て話ができるような場を提供するおじさん、おばさんになって美味しいものも食べさせてあげる、これも大事だと思います。それらを並行してやることはできるのではないでしょうか?
- kyouichi36
- ベストアンサー率50% (11/22)
弁護士は社会の中で力を持つ存在です。 法律知識というのは、それだけ大きな力なのです。 学校が適正に対処してくれない、といった場合でも、 弁護士として教師や校長に面会し、圧力をかけることで、 真剣な対応を引き出すことができるでしょう。 さらに暴力事件や恐喝事件にまで発展していれば、 地域の警察にも連携を呼びかけることができます。 単なる一個人が求めても、警察は腰が重いものですが。 ただ、教室の中でむやみに振りかざすには、ときに弁護士の 力は大きすぎるかもしれません。 いじめている側も決して、絶対的な悪人ではなく、 子供なのです。 社会の中で、適正なバランス感覚を培った人にこそ、 そういう力の行使を願いたい、と考えます。
お礼
確かに、過度の権利行使は子どものために良くないでしょうね。 そういう意味では、弁護士が市民にもっと身近な存在になって、親御さんたちも弁護士の使い方に慣れていくというのが今後の理想なのかも。
未成年者問題を担当というか、専門にする弁護士となる のだと思いますが。図書館へ行かれて、そういうジャンル の本を借りられたら? 私も1ヶ月程前に読みました。 彼(東大在学者に司法試験合格)いわく、この分野に入って、 母性神話など当てに出来ない、血の繋がった親子でも相性と いうものがある、と書いておられました。 只、弁護士といえど、金持ち弁護士になりたい人は、こういう 少年問題って取り上げないという面も知っておかれた方がいい かもしれません。(日本よりも弁護士人口が100倍以上の 西洋では、稼ぐ弁護士は、社交界の有名人や大企業の顧問弁護士、 芸能人、スポーツ選手といった人達の為に働く弁護士です) どの弁護士でも、オフィスを構えて、維持費といったものが必要 ですからね。 最後に、弁護士といっても、悪徳弁護士もいるし、法律の世界って 泥臭いものでもあるという事を念頭に置いて下さい。(他人の 揉め事を処理するものですから)
お礼
ありがとうございます。やはり、子どもの弁護士だけじゃ食べていけないんですかねぇ。 事務所でそこそこ稼いで、片手間にやるというのだと、どうも私の理想とする弁護士像でもないような気がして・・・・悩みます。
- uma79
- ベストアンサー率18% (189/1017)
もちろん、救済の力になれます。 もし、けられて怪我したら、医師の診断書を取ってもらい、傷害罪で 訴えるように教える。 そっと、録音機を持たせ、「死ね、ぶたやろう、」とか録音したら 侮辱罪(ぶじょくざい)で訴えるように教える。 弁護士ですから、法律の面で支えるということになります。 弁護士が学校に行くと突然、学校側が前向きに対応して実際には裁判にならない事の方が多いようです。
お礼
なるほど、訴訟前解決のために弁護士が動くということは、あるでしょうね。
お礼
お返事遅くなりました。私も弁護士を目指して勉強しているので,伊藤塾にも通い,塾長にも2度お会いしたことがあります。パワフルな先生で,私の受験勉強時代を語るにおいて欠かせない方の一人です。 私の質問の趣旨は,「プロフェッショナル」として子どもを救済するモデルを確立したいという願望にあります。 犯罪者の弁護士には国から報酬が出る(こともある)のに,何の罪もない子どもの弁護士は無報酬という現状で,弁護士が生計を維持しながら子どもの救済をするシステム作りはできないか,といことで悩んでおります。