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日常生活動作評価(FIM)の統計分析について
FIMという日常生活動作の評価チャートで、統計を取って検定をしようと思うのですが、どんな検定が適しているのかよくわかりません。 FIMは順序尺度なので、ウィルコクソン符号順位検定がいいのか、何人かの患者さんからとった入院時と退院時のデータが正規分布であれば、T検定をつかってもいいのか、判断がつかないでいます。 数十名の患者さんの入院時と退院時のFIMのデータがあって、リハビリを受けられて、入院時と退院時で有意差があるのか?ということなどを調べたいと思っています。 アドバイスどうぞよろしくお願いします。
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教科書的にはウィルコクソン符号順位検定を用いることになると思います。 一般的には、正規分布であるかどうかを確認して対応のあるt検定を使っている論文も見られます。 自分が査読をするときは、方法で示された分析と結果に統一性があって、分布も正規性の検定結果まで出していなくても、著しく歪んでいたり、二峰性があることが疑われるようなデータでなければ、対応のあるt検定でも良いかなと考えています。 臨床系の雑誌だと分析方法の選択についてはそれほど厳密でないように思います。(あまりいい加減なのは良くないですけどね。)