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空気中の音の伝わり方について
中学の理科の参考書の記述に『(音叉は閉じたり開いたりして振動しています)音叉にふれている空気は、音叉に押されて圧縮されたり、音叉に引かれて膨張したりすることを繰り返す』とあります。 音叉に空気が押されるのは分かりますが、『空気が音叉に引かれる』とは一体どういうことですか?。この『引かれる』という表現がよくわかりません。 振動している音叉が閉じようとするときに、空気中に含まれる物質が音叉に電気的な力で引き寄せられて『引っ張られる』感じなのか・・または、「振動している音叉に押された空気Aが別の空気Bを押し、その反作用(?)で音叉の方向に空気Aが動く」ということを表現しているのか・・などと考えたりしているのですが。 この質問に答えられる方、詳しく教えてください。※物理の知識が皆無に近いので、可能なら分かりやすくお願いしますm(__)m。
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まず、「押される」方を整理してみます。 空気の場合、押されるというよりは、例えば、それまでなかったところに音叉が(振動して)出てくるわけですから、その部分にあった空気はどこかに行かなければなりません。 当然、周りの空気のところに押し出されるわけです。 これはOKとのことなので、この場合の引かれるとは、今度は、そこに存在していた音叉が(やはり振動して)なくなってしまいます。 すると、その部分は、局所的に真空になってしまいます。 すると、その部分を、周りの空気が埋めようとします。 実際には、周りの(真空に比べて)気圧の高い部分から、空気が押し込まれる感じですね。 これに限らず、日常生活でも、「吸う」という行為なり現象があります。 これも、いかにも、吸い寄せている感じですが、実際には、吸うことによりその部分の気圧が低くなる。そうすると、周りの相対的に気圧の高い部分の空気が押し込まれてくるという現象です。 例えば、ストローでジュースを飲むのは、厳密には、吸っているのではなく、ストローの中の気圧が低くなるので、周りの空気に押されて、ジュースが上がってくるわけです。 こういうニュアンスで、「音叉が振動して、その部分の空気圧が下がる、そして、周りの空気が押し寄せる」というのを、「吸われる」と表現しているのでしょう。 また、音叉は、開いたり閉じたりというか、先端部分は単純に振動しているだけなので、一方で空気を押すのと同時に、反対側では引いていることになります。
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- miracle3535
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長い定規をつかってみてください。 定規を右に押せば空気は押されて右に行きますね。 押した後手を離すと左に戻ります、この時に空気は左に大気圧で押されます。(これが引っ張られると表現されています) ストローで水を途中まで吸ったり吐いたりして見て下さい、吸い込むと大気圧で水が上がりますね これが”引っ張られる”現象です。
お礼
回答していただいたのに、お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。解決しましたので締め切らせていただきます。どうも有難うございましたm(__)m。
お礼
回答していただいたのに、お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。詳しく教えてくださり、どうも有難うございました。解決しましたので締め切らせていただきますm(__)m。