債権譲渡

質問

貸金返還訴訟で不動産を仮差押中です。

本土地を含めて周辺を対象に土地開発事業組合を立ち上げ、宅地の開発の計画が進んでおります。おそらく市も関係しているものと思われます。

最近その事業組合から仮差押中の件で非公式ではありますが協議の申し入れがありました。

質問；
1.　債権者としては強制競売が法的な権利なので宅地の造成が終えてから競売が良いのか
2.　仮差押中で係争中の土地はこの開発から除外されるのかが心配なので、仮に事業組合に私の債権を譲渡して金銭の受領をできるのか？
3.　現在の仮差押中の名義又は債権者は事業組合になる、ということですか？　この後はかかわりは持ちたくないので。
以上　尚、債務者はこの２年ほど連絡が取れていない状況です。

回答No.1

mahopie · ベストアンサー

状況が十分につかめていませんが、

１． まず、仮差押では競売まで持ち込めません。勝訴判決等債務名義取得・本差押・競売と流れていく時間と対象物件の開発がどう進むか、との兼ね合いではないかと考えますが、一旦再開発事業が着手されれば造成まで待った方が換価処分が容易かと考えます。

２． 仮差押だけでは何の権利も確保できていませんので、事業組合を相手にした決着は無いと考えます。（裁判で認められるかどうか不明な債権を、対価を払って譲り受ける事業組合は無さそうです）質問者が何もしなければ、現状不動産Ａが造成開発済不動産Ａ‘に変わり、質問者の設定した仮差押もそのままＡ’に引き継がれるだけの話になるのではと推測します。（Ａ‘はＡと比べれば面積は小さくなるが地形・道路付けが良くなるので換価価値は増加する筈）

質問者が関わりたくない関係を承継する第三者は通常は現れません。唯一の可能性は仮差押をされた相手方が、開発を待たずに早期に換価して現金を手に入れたいと考えて事業組合・他組合員に不動産を売却するといった可能性が想定できますが、この場合でも仮差押を相手方が争うなら、質問者がその場で現金を手に入れることにはなりません。

補足

貸金事件では勝訴の上仮差押です。
問題は所有者で債務者の居所（裁判では最後の居住地でしたが）がわからないままなので内容証明さえ配達ができない状態です。