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浦島太郎の話

cezanneの回答

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  • cezanne
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回答No.5

浦島の話は古くは『日本書紀』『風土記』などにも見られ、伝説という位置づけをされています。(おとぎ話ではありません。)また亀を助けたというストーリーは明治以降とされています。 それ以前ではこのようになっています。 浦島太郎は乙姫(釣った亀が実は姫だった)にナンパされて竜宮城(蓬莱山)へ行き、結婚します。しかし、親元が恋しくなり一旦帰りたいと申し出ます。浦島にしたらすぐ戻るつもりなのに、乙姫は永遠の別れになってしまうかのような態度で玉手箱を渡します。「ここに戻ってきたかったら開けちゃだめよ」と言って。そうして陸に戻った浦島はご存知のとおり、いいつけを忘れておじいさんになってしまいます。(細かい部分は文献によって違っています。) ここから推測するに、 >現実が変わっていたのは助けた亀(乙姫)の嫌がらせですか? 竜宮(異界)と人間界では元々時間の流れが違っている。 >乙姫は何故、玉手箱を渡したのでしょうか? 浦島は乙姫と結婚して仙人になっており不老不死になっていた。しかし、浦島が人間界に戻りたいと言ったので、寿命の短い人間に戻る手段として玉手箱を渡した。もし両親のもとに行きたい(死んでしまいたい)と思ったら、人間に戻ることが出来るように。つまり玉手箱は開けると人間に戻れるという箱だった。もしくは、「開けないで」という禁止を破ること自体が仙人から人間に戻る方法だった。 ということではないかな・・と。 当時の死生観がよく分からないので「死んで両親のもとに」云々という解釈が正しいかは自信がないですが。 そういうわけで、浦島太郎というお話は異類同士の悲劇の恋物語と言えるのでは・・と思います。愛する人ともう二度と会えなくなるかもしれないと思いながら浦島に選択肢をゆだねた乙姫は、狐女房や鶴女房のように少し奥ゆかしい感じがします。 浦島太郎の話は昔から時代や場所に合わせて色々な解釈で少しづつ作り変えられてきていますが、大筋は変らず浦島と乙姫の結婚話でした。明治時代に教科書に取り上げられたとき子供向けに恋愛要素を省き道徳的な部分を入れて作り直されたため、「なんで亀を助けたのにお爺さんになっちゃったの?」という疑問が残る話になってしまったようです。

hayate2007
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 もともとは亀を助けたわけではないという解釈もあるのですね? 本当に浦島太郎の話しは諸説があっておくが深いことが分かりました。

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