• ベストアンサー

もし、中学で英語代わりに中国語を教えたら (続き)

前回、このカテで「もし、中学で英語の代わりに中国語を教えたらhttp://oshiete1.goo.ne.jp/qa3308634.html」という質問を出したら、期待外れというか、案の定、「英語の方が汎用度が高いので、中学で習う外国語として英語が最適である。」という旨の回答が多かったです。そのことに関しては、現状を鑑みても異論の余地がないことは私も認めます。しかし、デメリットの方が大きいとしてもメリットもあるはずです。どのようなメリットが考えられますか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • wawa37
  • ベストアンサー率46% (138/300)
回答No.3

前回は私の回答に対し、却って色々なことを教えて頂きありがとうございました。 難しい事は分かりませんが、今でも国語の授業で漢詩の読み下しをしているとしたら、その漢詩を(あくまでも現代の発音ですが)中国語でも鑑賞することが出来ます。漢詩のリズム感が分かると読み下し文で覚えるよりも楽しめそうな気がします。もちろ漢文の読み下しは日本の文化なので教える必要はあると思います。 中学で中国語を学べば、今よりは中国に興味を持つ人が増えるかも知れませんし、両国間にある誤解も少しは解決するのではないかと期待しています。日中戦争のことも授業で取り上げられる確率が高まると思います。 ただ、またデメリットの話になってしまいますが、これが受験の為のものになってしまうと今の英語教育と同じで、“読めるけど話せない”“中国語が出来なくても生きていける”と敬遠する人は出て来ると思います。そうなると私は悲しいので、できれば外国語は言語選択必修にして欲しいと思います。 メリットに戻ります。中国語の文章には何気なく四字熟語が入っているので、日本と共通する四字熟語を勉強しやすくなると思います。ただ四字熟語を集めたものを詰め込みで暗記するより、文章の中で使われているものを自然に受け入れるほうが理解しやすいのではないでしょうか。 それからよく笑い話のように言われることですが、日本人が友達になった中国人に「手紙を下さい」と書いて渡すと、「トイレに行きたいの?」と思われるという誤解は避けられるでしょう。同字異義とでも言うのでしょうか、同じ漢字の国でも違う意味になる言葉も有ると言う事が分かるでしょう。 それでもほぼ同じ意味で使う漢字がほとんどですから、例え方言の違いや外国訛りが有ったとしても、日本で出会える中国語を理解できる外国の方なら筆談という手段は取れると思います。 もし簡体字で勉強するとしたら、急いでノートを取らなければならない時に日本と中国双方の簡略された漢字を混ぜて速く書くことができる。など。 今思い付くのは中学生にとってのメリットぐらいで、そのことによって日本が将来的にどうなるかと言う事は分かりません。私は勉強が楽しめれば良いと思うので、これを見た中学生が中国語に興味を持ってくれたら良いなと思います。

noname#47281
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >今でも国語の授業で漢詩の読み下しをしているとしたら、その漢詩を(あくまでも現代の発音ですが)中国語でも鑑賞することが出来ます。 漢文は「韻」というのが非常に重要な要素なんですが、読み下しをしたら 完全に台無しになってしまいますね。 >両国間にある誤解も少しは解決するのではないかと期待しています。 日本と中国には過去の戦争の問題が横たわっていますよね。ただ、これは脇に置いといて、日本は中国から非常に大きな文明の影響を受けて膨大な漢字を知っているのに、「ニー・シュオ・ハンユー・マ?」という非常に初歩的な中国語の意味も大部分の人が知らないのは少し皮肉ですね。 >ただ、またデメリットの話になってしまいますが、これが受験の為のものになってしまうと今の英語教育と同じで、“読めるけど話せない”“中国語が出来なくても生きていける”と敬遠する人は出て来ると思います。 どっちかというと、前回の質問で回答を頂ければ嬉しかったです。結局、使い物にならない英語を覚えるんだったら、中国語でも同じことですよね。 >それでもほぼ同じ意味で使う漢字がほとんどですから、例え方言の違いや外国訛りが有ったとしても、日本で出会える中国語を理解できる外国の方なら筆談という手段は取れると思います。 昔は朝鮮人やベトナム人とも筆談が可能でしたが、折角共通の文化を持っているのに、今では英語を仲介言語にするのは少し寂しい気もしますね。一方、日本人がイタリア人と英語で話しても、古代ローマの故事を持ち出されたら話しについて行けなくなりますし。 私は、中国語の実用的な面でなく、教養的な面もからも考えて欲しかったです。例えば、大量のカタカナ言葉の流入に歯止めがかかるとか、、、

その他の回答 (2)

  • questman
  • ベストアンサー率30% (111/365)
回答No.2

正直どこまで真面目にお答えすれば良いか悩むのですが、一応書きます。 基礎的な事を申し上げますと、一口に「中国語」といってもその中には様々な種類があります。広東語・福建語・上海語・四川語・雲南語など・・・それぞれ通訳が必要なほど異なる言語です。今、我々が「中国語(普通話)」と呼ぶ言語は北京官話に由来する北方の言葉です。現在の政府は義務教育やテレビでこの「中国語(普通話)」を普及させつつありますが、まだ日常生活に於いては各地方言語が多く使われているようです。 ですから我々がいわゆる「中国語」をマスターしたとしても外国はおろか中国国内に於いても意思が通じない事態もあり得ます。 メリットとしては中国都市部の方とお話できること、少なくとも10年以内はメシが食えそうだという点、そしてたまにラーメン屋でオマケしてもらえるかも(笑)といったところでしょうか。 かくいう私も中国大好き人間であり、且つアメリカは嫌いです。ですが世界の未来図を推測するに、やはり中国がアメリカに取って代わる可能性はほとんど無いと言えます。 かつてソ連が「世界革命」を打ち立てた時、アメリカは没落しソ連が世界を席巻すると「予言」した学者がいます。また、日本の1980年代のバブル景気の時も日本があたかもアメリカ経済を支配せんと説いた作家もいます。どちらも結果はおわかりの通りです。中国も今、バブルです。 好景気もあと10年持たないと思いますよ。今の経済成長の為に政府は随分多くの犠牲を強いてますし、民権意識の高まった国民が革命を起こす可能性すらあります。 中国とアメリカはずうたいが大きくて軍事力が強く、それに引き替え知的水準が・・・という点で似通っていますが、ソフト面と申しましょうか物の考え方やビジネス上のマナーなどには天地の差があります。よって中国はアメリカに次ぐ地位にはいけそうですが、その先はほぼ不可能と判断します。 ただ、今の英語一辺倒の教育制度にも私は反対です。 明治時代の高等教育のようにフランス語・ドイツ語・ロシア語・アラビア語、そして中国語・韓国語くらいは選択できるようにしたらいいと思います。が、日本国内で一生を終える人や、語学(ひいては勉強自体)に全く興味の無い人もいます。そのような人も一律に義務教育等でお仕着せ的に教育しようすれば、教育費用は莫大になります。当然金の出所は国民です。増税は免れないでしょうね。今ですら教育予算が足りなくて校舎の補強工事や教材の購入もままならない現状では夢のまた夢といえましょう。興味がありましたら日本の義務教育環境(特に都市部ではなく地方の)をお調べになってみてください。 質問者様のように国際化へ目を向けた発想は一見素晴らしい印象ですが、果たして日本国民の全員が望んでいるのかな?と言えば疑問が残ります。

noname#47281
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >基礎的な事を申し上げますと、一口に「中国語」といってもその中には様々な種類があります。 これはよく聞きますね。しかし、中国人の70%が普通話を日常的に話し、95%以上の人が理解できます。また、書き言葉に至っては方言差が殆どありません。 >ですから我々がいわゆる「中国語」をマスターしたとしても外国はおろか中国国内に於いても意思が通じない事態もあり得ます。 英語にしたって、日本人には馴染みの深いアメリカ西部最大の都市、ロサンゼルスのど真ん中で、英語が通じないことも珍しくないことをご存知ですか?もっとも、日本人があまり近づかない方がいい地区ですがね。 >メリットとしては中国都市部の方とお話できること、 日本には多くの中国人がいるので、庶民レベルでは英語よりも使う機会も多いかもしれません。 >かくいう私も中国大好き人間であり、且つアメリカは嫌いです。 私もアメリカはあまり好きでありませんね。私の場合はフランス大好き人間ですが。 >ですが世界の未来図を推測するに、やはり中国がアメリカに取って代わる可能性はほとんど無いと言えます。 しかし、旧ソ連のようにアメリカと互角に張り合う超大国になるポテンシャルは十分にあります。また、中国のGNPがアメリカを追い越すこともそれほど遠い未来のことではないでしょう。 また、ここ10年はないでしょうけど、外交的にもアメリカよりも中国との外交を重視するようになる可能性もゼロではありません。 ドイツも今やアメリカよりもフランスとの外交を重視していますからね。 >ただ、今の英語一辺倒の教育制度にも私は反対です。 英語一辺倒というか、そもそも他に国々に比べると、日本では中等教育における外国語のウェイトが小さいですよね。中学では英語の授業が週3コマしかありませんからね。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう