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2次系の伝達要素G(s)をG(jω)にする問題.

制御の試験に向けて勉強していたのですが,以下の 問題でつまってしまいました.誰か教えてくださる 方がいましたらよろしくお願いします. 伝達要素 G(s) = ωn^2 / (s^2 + 2 ξ ωn s + ωn^2) の周波数伝達関数は G(jω) = ωn^2 / (-ω^2 + 2 j ξ ωn ω + ωn^2) となるのまでは分かるのですが,ゲインMを求めるに M = |G(j ω)| = ωn^2 / √(ωn^2 - ω^2)^2 +(2 ξ ωn ω)^2             (分母全てに√がかかっています) となるのがどうしても分かりません. 答えだけが書いてあり,途中計算がないためこれ以上はなんとも できなくなってしまったので,教えていただける方,よろしく お願いします.

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回答No.2

複素数z=x+yj (x,yは実数,jは虚数単位)とかくと, これは座標平面の点(x,y)と1対1に対応させられることはご存知と思います. 実部は Re(z)=x, 虚部はIm(z)=y (jは含みません)で, 絶対値 |z| は,点0(原点)と点zとの距離のことなので, 点(x,y)と原点の距離と同じで |z|=√(x^2+y^2) です. なお,a,b,c,dは実数として,一般には [良い方法] |(a+bj)/(c+dj)|=|a+bj|/|c+dj|=√(a^2+b^2)/√(c^2+d^2) とやる. [そうでない方法] 一度分母を有理化して (a+bj)/(c+dj)=(a+bj)(c-dj)/(c+dj)(c-dj)={(ac+bd)+(bc-ad)j}/(c^2+d^2) から全体の絶対値をとって...これは絶対値を求めるときは愚かなことが分かります.でも,例えば,全体の実部(あるいは虚部)を求める必要があるときは分母の有理化が要ることになります. 一般には最初のように,全体の絶対値=|分子|/|分母| =√(a^2+b^2)/√(c^2+d^2) [または √{(a^2+b^2)/(c^2+d^2)} でも同じ] のようになります. 今の問題の場合,分子が0以上の実数だったので,√は分母しか残らなかったわけです.

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その他の回答 (2)

  • tak2006
  • ベストアンサー率23% (17/71)
回答No.3

一般にA,Bをある実数とすると、 G(jω)=k(a+jb)=ka+jkb=A+jBと言う形で表現できます(No.2の方の有理化参照)。実数部がAで虚数部がBとなりますね。 次に、これに対するグラフを考えてみましょう。 x軸に実数部のAを、y軸に虚数部のBをとってできる座標(A,B)をプロットしてみてください。 原点Oから、点(A,B)に向かうベクトルがG(jω)を表しています。 ベクトルは方向と大きさで表されます。方向はx軸とベクトルとの成す角度となり、大きさは、ベクトルの長さ|G(jω)|で表されます。 プロットしたグラフから分かると思いますが、ベクトルG(jω)とA,Bとで直角三角形ができますよね? |G(jω)|が斜辺となる直角三角形なので三平方の定理より、|G(jω)|^2=A^2+B^2となり、ルートをとれば、|G(jω)|=√(A^2+B^2)となるわけです。 ちなみに、ベクトルG(jω)の角度∠Gは直角三角形の図を見れば、tan(∠G)=B/Aとなるので、∠G=アークタンジェント(B/A)となります。

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回答No.1

|G(jω)|=|ωn^2| / |(-ω^2 + 2 j ξ ωn ω + ωn^2)|     =ωn^2 / |-ω^2 + 2 j ξ ωn ω + ωn^2|   で,jが虚数単位より 分母の|()|の中の実部が(ωn^2 -ω^2),虚部が(2 ξ ωn ω)で |分母|=√{(実部)^2+(虚部)^2}    =√{(ωn^2 -ω^2)^2+(2 ξ ωn ω)^2} ではないでしょうか.

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質問者

補足

ありがとうございます. jが虚数単位なため,虚部が(2 ξ ωn ω) というのは理解できたのですが,なぜここ では j が抜けてしまっているのでしょうか. それから,このような場合は, 分母|=√{(実部)^2+(虚部)^2} として問題を 解いていったらいいのでしょうか.

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このQ&Aのポイント
  • カラー印刷した際に色合いがおかしく、数回のヘッドクリーニングを行い印刷品質チェックシートを出したところ、イエローの部分が真白でした。
  • 再度ヘッドクリーニングを行いチェックシートを出しましたが改善されません。
  • 質問者の環境はWindows8で接続方法は不明、関連するソフト・アプリや電話回線の種類も不明です。
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