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言語学(音韻)

いつもお世話になっています。 pin、spin、sipという単語があるとします。 これらの発音の違いを「音素、異音、相補的分布」の3つのキーワードを使って説明しようと思っているのですが、分かりません。 音素は、意味の違いを表す音声上の最小単位ですよね。異音は、音声的には異なるけど、意味に違いは生じないものでしょうか。 分かる方いましたら、お助け下さい。 宜しくお願いします。

  • t-cmt
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noname#42839
noname#42839
回答No.1

中途半端に言語学をかじったものです。詳しい説明は別の方におまかせするとして、トライさせてください。 有気音、無気音、の切り口ですね。 spin のときだけ無気音(sip もそうですか?)だったと思います。で、この無気音の p が異音にあたるわけです。 どちらも弁別素としては同一と認識されているので、音素としては同じです。音響として観察される限りでは異なるから、というだけです。 相補的分布:たとえば別の例、"think" という単語で、interdental な th の発音をするか、inside of the upper teeth に舌を当てて発音するのかで、音響上の違いがあります。それらはいわゆる異音です。 しかし、それらは互いに相補的分布ではありません。ともにいかなる状況でも選択可能で、重なり合う分布(重複分布とでもいいましょうか)なのですから。 一方「有気音」か「無気音」か、というのは、どちらかが出現するときはだれが発音するかに関わらず(もちろんネイティブだけですが)、どちらか一方しか観察されません。つまり、pin はだれが発音しても有気音の p なのです。 spin は誰が発音しても無気音の p なのです。

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