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瞬停対策について

設備管理者及び電力会社の方、宜しくお願いします。 私は、ある地方で印刷工場に勤務しているものです。 早速ですが、私の工場(5200kw受電)は「瞬停」に悩まされてます。 業務上何らかの対策をしなければならないと思いながらも、現状は何もしていません。印刷中に瞬停があると被害は甚大です。  また、電力会社側にも「強く」対策をとってもらうように申し送ってはいますが、何も変わりません・・・。電力会社の「瞬停」に対する考えは「やむえないもの」としているようです。 質問として2点です。 (1)瞬停対策は・・・  お金をかけて「コンデンサ」の設置も考えられるでしょうが、予算的に無理です。何か対策は出来ないでしょうか?台風時、雷雲発生時はいつも不安です。 (2)電力会社側での対応は・・・  被害への保障及び瞬停を極力起こさないように対策をとっているというような実例、経験等ありましたら教えてくださいませんでしょうか。 宜しくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • poohhoop
  • ベストアンサー率53% (120/226)
回答No.8

まず(2)から 皆さんがおっしゃるようにゼロにすることは、まず不可能でしょう。主に経済的に。 瞬低(「瞬停」ではありません)を無くすことは、停電を無くすことです。 次のような場合も瞬低が発生します。 ・需要家構内での短絡事故(他の需要家の事故です) ・他の送電系統の事故(隣の県や場合によっては他の電力会社の事故も) 電力会社は事故のレベルを「停電」から「瞬低」に下げる努力をしています。 設備を二重化したり、送電線に避雷器を設置したりと毎年多額の設備投資をしています。 そのことが「日本の電気料金が高い原因」だと指摘する人もいます。 次に(1)ですが 電力会社の営業も含めて、瞬低対策にはコンデンサや蓄電池を使った瞬低対策装置の設置を勧めますが、費用的にはほとんど困難かと思います。 まず、どんな被害があって何に悩まされているのかをきちんと整理することです。 印刷工場で瞬低時に起こることは、私の想像では、 1、印刷機が停止する 不足電圧で制御コンピュータの不具合、用紙のたるみ等でセンサ検出停止、用紙切れ、用紙つまりetc 2、印刷機が停止した原因を調査 3、停止原因を排除 4、機器の状態を確認して印刷機を再起動 たぶん最も大きな被害は1~4で発生する時間のロスだと思います。特に雷による瞬低は連続して発生するため、被害も大きくなるのかと思います。  対策として瞬低を無くすことより、被害を少なくすることを考えるほうが現実的です。  具体的には#7さんのおっしゃるように電力会社から雷の情報をもらって雷襲来時は操業を停止して待機したり、瞬低による印刷停止後の再起動を迅速にする方法を検討するなどです。  印刷工場で私が過去に見た例として、制御コンピュータが不足電圧で不具合を起こして異常停止するが、原因がわからず調査に手間どり、再起動に時間がかかるというのがありました。  対策としては電圧が低下した場合にどのような状況が起きるかをメーカーから確認し、できれば制御コンピュータくらいはUPS等の停電・瞬低対策を施してほしいと思います。

その他の回答 (7)

  • honoh01
  • ベストアンサー率0% (0/2)
回答No.7

(2)についてお答えします。 雷による、瞬低ですが、 「物理的に防ぐことが困難なもの」と認識して頂ければ幸いです。 参考URLに東京電力による瞬低の分かりやすい説明記事があります。 架空送電線には、架空地線(送電線より上部にあり、避雷針と同じ役目をするもの)があるのですが、雷はそこを避けて送電線に落ちる事もあります。 一度送電線に雷が落ちてしまった場合、送電線から送電鉄塔を伝い、地面に向かって大電流が流れます(これを「事故」と呼びます)。これにより送電電圧が低下します。 電力会社では、「事故」を検出する装置を設置していますので、「事故」発生から非常に短い時間で「事故」を起こした送電線を切り離します。 切り離した時点で、送電電圧は回復するので、一瞬だけ送電電圧が低下することになります。これが瞬時電圧低下(瞬低)と呼ばれるものです。 他にも、送電鉄塔に続流ホーンと呼ばれる、事故を自動的に遮断する装置を設置する等、色々な対策を取っていますが事故そのものを防ぐ事は非常に難しいのが現状です。 これを完全に防ぐには地中送電線にするしかないでしょうが、架空送電線に比べて莫大な費用がかかる為、全ての送電線を地中送電線にするのは現実的ではありません(また、そもそも地中送電線設置の目的は、雷による瞬低対策では無かったかと思います。曖昧ですみません)。 また、かなり遠方の架空送電線で起きた雷事故による瞬低も影響を及ぼす為、仮に質問者さんの工場へ送電している送電線のみ地中送電線にしたところで、あまり意味がありません。 つまり、瞬低を起こさない対策というのは、非常に難しいのが現状です。 保障については、よく分からないのですが、恐らく天災による瞬低というものに対して保障をしていた場合、電力会社も立ち行けなくなるのではないでしょうか? 下でも仰られている様に電気料金との兼ね合いと言っても良いかと思います。

参考URL:
http://www.tepco.co.jp/kanagawa/setsubi/gijyutsu/ga_01-j.html
  • genyo2
  • ベストアンサー率0% (0/2)
回答No.6

もし瞬停が起きているのであれば影響をうけるであろうPC等の通信機器にだけミニUPSをつければいいと思います。他の動力、電灯等は瞬停では影響ないはずです。

  • foobar
  • ベストアンサー率44% (1423/3185)
回答No.5

ご質問者の聞かれた「コンデンサ」は電解コンデンサや電気二重層コンデンサを使った瞬停補償装置のことかと思います。 対策としては、先の方々の回答にあるように、自家発電や瞬停補償装置(小型のものならバッテリ式のUPS)を導入することになるかと思います。 ただし、5MW全部をカバーするとなるとそれなりの設置面積と費用が必要になります。(MWクラスの補償装置だと、億円規模になってしまいます。あとは導入コストと、導入しない場合に発生する損失を天秤にかけることになります。) 理想的には、瞬時電圧低下の許せない機器のつながる配電線と、瞬時電圧低下してもいい機器のつながっている配電線を分離して、前者のみ自家発等でバックアップすることになります。 MWクラスの瞬停対策では、自家発電以外だと、フライホイール発電機使った例、電気二重層コンデンサ使った例、などがあるようです。

  • outerlimit
  • ベストアンサー率26% (993/3718)
回答No.4

瞬停は受電(電力会社の送電系統)からですか、工場内の機器運転によるものですか 送電系統からですと 電力会社に申し入れるのは、自由ですが、何の対策もなされないでしょう コンデンサ設置について、どなたに聞きました ? 受電系統にコンデンサを入れても瞬停対策にはなりません(力率改善は期待できますが) 瞬停対策ならば、瞬停させたくない機器を峻別して、その機器への配電系統を独立させ、その系統にUPSや自家発電設備を設置することです (雷による瞬停が主ならば、電力会社はかなり確度の高い雷予想を行っていますから、その情報を提供してもらい、危険が予想される場合は解列運転する等) 設備容量によりますが、かなりの規模の投資が必要でしょう ・電力会社への逆送防止 ・部分的な停止が発生するので、そのとき誤動作や事故を起こさないよう綿密に検討した設備設計 が必要です 停電補償時間も重要です 電力会社への対応は、先に述べたとおり、効果は期待できません 補償は、電力料金単価を数倍にすれば検討してくれるかもしれませんね 予算的に無理ならば、今の状況の甘んじるしかありません 主任技術者の方とは思えません、主任技術者と相談するのが原則です

xyoyxo
質問者

補足

>主任技術者の方とは思えません、主任技術者と相談するのが原則です 主任技術者です、ご意見有難うございました。

  • maniada55
  • ベストアンサー率40% (160/398)
回答No.3

対策としては ・雷検知器  http://www.jfe-systems.com/products/thundersafety/thundersafety.html  や電力会社がインターネットで提供する落雷位置を人力で常時確認し  近づいたら即装置停止。  離れていても基幹の送電線や変電所に落ちると瞬低くらいます。 ・UPS設置 天災による瞬低で電力会社が補償してくれたなんて話、聞いたことがないですね。 東北電力では1時間以上の停電でようやく補償してくれるようです。 http://www.niigata-nippo.co.jp/rensai/n61/page10.html

  • TEOS
  • ベストアンサー率35% (758/2157)
回答No.2

大きい工場でしょうから、工場内に変電所が有りますよね。 どこかで、三相200Vに落として機械が回ってますよね。 私の会社も、停電は困るので、自家発電装置持ってます。 電解工場は、瞬停したら最悪でしょうから。 自前でバックアップ電源持って防ぐのが最適。 病院でも、手術中に電気が止まったら 心肺装置が止まり、 患者が死んじゃうかも?? お金を掛けないで、この問題は解決しません。 課長 工場長が如何判断するかが問題ですね。 印刷し直せば良いと考えているなら、無理ですね。 私の会社は、スチーム 窒素もすぐにバックアップできるように スタンバイしてます。 高額になりますが液体窒素を気化させて 窒素を作ります。(出来る限り窒素使用制限します。) 自前でバックアップ装置持たなければ、高圧線が切れたときに すぐには 電力は戻らないでしょう。 他力本願では 無理です。  

回答No.1

瞬停対策は「コンデンサ」の設置も考えられる、とのことですが、これでは瞬停でどういう設備に問題が起きているのか分かりません。 具体的に解決したい問題点を書いていただくと、ヒントくらいは書けるかもしれません。

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