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力率を良くする方法
高圧進相コンデンサが設置されており、 SC1:50kVar、SC2:50kVar、SC3:150kVar の3台が常時投入されています。 受電点の電力と力率は、360kWで96%(進み)でした もしも任意の進相コンデンサを開放することが可能であるとすれば、どのようにすれば最も力率を良くすることができるでしょうか?
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>1.無効電力Qは、Q=145kVar >2.力率は遅れの92.76 >3.力率は進みの0.9999 >4.無効電力QはQ=5kV コンデンサを250KVAを入れて力率pfが+0.96、この時の皮相電力Rとすれば pf=P/R ∴R=P/pf=360/0.96=375KVAとなる。 この時の無効電力Qとすると R^2=P^2+Q^2となりQ=(R^2-P^2)^0.5 ∴Q=105kVarとなる。 補正しないときの無効電力はQ0は Q0+SC1+SC2+SC3=105 ∴Q0=105-250=-145kVarとなる。 この時の皮相電力Rは R={360^2+(-145)^2}^0.5=388.1 KVA このときの力率pfは pf=360/388.1=0.9276 (遅れ) この状態でSC3を入れると 無効電力Qは Q=SC3-145=5KVAとなる。 この状態での皮相電力Rは R=(360^2+5^2)^0.5=360.035KVA ∴力率pfは pf=360/360.035=0.9999となる。
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- ruto
- ベストアンサー率34% (226/663)
360kWで力率+0.96補正用コンデンサ250KVAなら コンデンサを全て開放すると 受電点の電力Pは P=360kW 無効電力Qは Q=145kVar 力率は遅れの92.76になる。 ここでコンデンサSC3=150KVAだけ入れると、力率は 進みの0.9999となる。 この時の受電点の有効電力Pは P=360kW 無効電力Qは Q=5kVar となる。 A=360-j145
- foobar
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現状からだと(高調波が無いと仮定して) 360kW pf=0.96 -> 皮相電力 375kVA 無効電力 =√(375^2-360^2)=105 kVa(進み) なので、SC1,SC2を開放するのが良さそうに思います。
- tom0120
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参考までに・・・(^^ たとえば、デパートの場合。 営業時間が開始すると、 各フロアーの照明が一斉に点灯します。 そうすると、蛍光灯などの負荷で、大きく負荷は変化します。 また、エアコン関係も、 午後は、フル回転ですので、最大電力量になります。 ・・・といった感じなので、 力率計を、見ながら、最適なSCを、選択します・・・
- tom0120
- ベストアンサー率26% (367/1390)
直接の回答ではないので、参考までなのですが・・・ 現場で、実務的にというのであれば、 負荷や電力は、1日の中で、大きく刻と変化します。 なので、任意の進相コンデンサを開放することが可能 であれば、SCを、入りきりするのがベストです。 現場では、そうしますね。 (自動の場合もありますが・・・)
お礼
早速のご回答有難うございます 恐れ入りますが下記項目の計算式をご教示くださいます様お願いします 1.無効電力Qは、Q=145kVar 2.力率は遅れの92.76 3.力率は進みの0.9999 4.無効電力QはQ=5kVar 初歩的なことではございますが宜しくお願いいたします