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スペクトルの様子について

水素が出す光はなぜ輝線スペクトルになるのかの原理は理解できたのですが、原子の種類が変わるとなぜスペクトルの様子も変わるのかが全く理解できません。これまでさまざまな本やインターネットで調べてもわかりませんでした。分かりやすく説明していただけないでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • phosphole
  • ベストアンサー率55% (467/834)
回答No.1

スペクトルの様子というのは、光の波長が変わるということでしょうか。 質問者さんは、水素原子の輝線スペクトルが水素原子の原子軌道の間での電子遷移によるものだということは理解されているのですね。 原子軌道の持つエネルギーは元素ごとに異なります。 ひいては、原子軌道の間のエネルギー差も異なってきます(正確には、軌道のエネルギー差=輝線のエネルギーではないけど)。 従って、元素ごとに吸収・発光の波長は違ってきますから、逆に吸収・発光スペクトルを調べれば元素の種類を知ることができますね。 これを利用したのが、原子発光分析ですし、吸収を利用したのは原子吸光分析とか呼ばれます。

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