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RC造の断熱材について
みなさんこんにちわ、いつもお世話になっております。 RC造(内断熱)新築を検討しているのですが、工務店からウレタン現場発泡を勧められてます。コンクリート→ウレタン→防湿シート→合板→クロスとなる様ですが、ウレタン断熱はコンクリートとの密着性が良く断熱性能も優れているのですが、経年劣化・吸湿性・燃焼による発ガスなどが心配です。RC造にはウレタン断熱がよい選択なのでしょうか?御意見頂けますよう宜しくお願い致します。
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- KNKNKNKNKN
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#4です。#5さんは勘違いされておられるようですので補足します。 私はコンクリート-断熱材間で結露とは言っていないのですが・・・。 #5さんが太鼓現象で言っているようにウレタンを吹き付ける工法では、簡単に書くと、 コンクリート-発泡ウレタン-隙間(隙間)-石膏ボード-壁紙 となり、発泡ウレタンと石膏ボードとの間に隙間(空気層)が出来るのは避けられません。例えばですが、ここでもしウレタン層の厚みに足らない部分があったとしましょう(吹きつけは人間がすることですから発生しない、とは断言できません)。冬であれば、当然、冷気が コンクリート --> ウレタン(薄いところ)--> 隙間(空気層) となり冷気が空気層と接触します。冷気が空気と接触すればどうなるか? お判りですよね? 壁内で結露します。 一方、型枠兼用断熱材を使用する方法では、 コンクリート-型枠兼用断熱材(兼内装下地)-壁紙 となりますので壁内に隙間がありません。隙間がないということは空気と接触しないということですから、壁内で結露しません。もし結露するなら壁紙の上、ということになります。しかし、現場で作業員が吹き付けるウレタンと違って型枠兼用断熱材は工業製品ですから厚みにムラなど存在しません。従って適切な厚みの型枠兼用断熱材を選択さえすれば結露の問題はなくなるものと思います。 >No4さんは、施工者に騙されてしまったのではないでしょうか? 複数社に相見積もりを取った結果ですからご心配なく。こういう工法が得意な業者もいるということですよ。 日々技術、工法は進化して行っています。老婆心ながら一つの考えにとらわれない方が宜しいかと存じます。
- architectm
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太鼓現象(コインシデンス効果)は、コンクリート壁と室内壁(プラスターボードに壁紙、など)との距離と、音の波長が一致してしまったときに共鳴現象を起こし、その波長の遮音性能が下がる、という現象です。コンクリート壁と室内壁の距離はおよそ3~5センチ程度ですが、この波長の音は比較的低音域のものとなります。この音域はもともと人間の耳では聞き取りにくい音域ですが、マンションのように壁一枚で隣り合っている場合で、壁に面してテレビを設置した場合などには、低音域のみが抜ける、といったことが起こります。テレビの音がはっきりと聞き取れるのではなく、モゴモゴとした音が間断なく聞こえるという状態になり、不愉快に感じるわけです。 ただし、外部からの音に対しては太鼓現象を考慮した設計にしないのが一般的です。実害がほとんどないから、というのが理由だと思われます。コンクリート面を透過する音よりも、窓ガラスやレジスター(給気口)から入ってくる音の方がはるかに大きく、仮に太鼓現象による音の透過があったとしても、それが気にならないだけの音(生活騒音)が同時に入ってくるから、ということなのかもしれません。分譲マンションでも、外壁側は現場発泡ウレタン+室内壁という構成がほとんどです。 戸建て住宅であれば、あまり気にされない方がよろしいのではないでしょうか?
- architectm
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No4さんは誤解されているようですので、再度書き込みます。 結露が起こるのは断熱材の外壁側です。木造低気密では、夏期に室内側で結露する可能性もありますが、RC造と言うことであればありえません。 コンクリート外壁と断熱材の密着度合いという意味では、吹き付け断熱材も打ち込み材も変わりありません。断熱材の外壁側に水蒸気が侵入する恐れはありませんので、壁体内結露の心配は無用です。 打ち込み断熱材が2割もコスト安という話ははじめて聞きました。 もし本当にそうならぜひとも利用したいところですが、残念なことにVE案(減額案)の筆頭に上がるのが、打ち込み断熱材を吹き付けに変更することです。 No4さんは、施工者に騙されてしまったのではないでしょうか? 現場発泡ウレタンの場合には、室内側に下地石膏ボードをあらためて建て、仕上げする必要があります。よって、室内の面積が若干狭くなる、空気層を抱いているため「太鼓現象」と呼ばれる、共鳴によってある周波数帯の遮音性能が悪くなる現象が起こる、といった弊害があります。特に太鼓現象はマンションの戸境壁で問題になることが多く、こういった場所では直接仕上げられる(空気層を持たないですむ)打ち込み断熱材を使用します。
- KNKNKNKNKN
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#2です。 >コスト高でも型枠兼用断熱材を使う理由は、厚さのムラ以外になにかあるのでしょうか? まず型枠兼用断熱材は内装の下地になりますので外壁のコンクリートから内装の壁紙まで隙間が一切できません。隙間がないので壁内での結露は無縁となります。 またコスト面も型枠兼用ですのでコンクリート打設後、型枠を外す必要が無く型枠がそのまま断熱材かつ内装下地になりますので、通常発生する、型枠外し、ウレタン吹き付け、防湿シート貼り付け、石膏ボード貼り、までの工程が省略できますので2割コストダウンできると聞いています。
お礼
ご回答ありがとうございました。 参考にさせていただきます。
- architectm
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打ち込み断熱材はコスト的な面が問題になります。外壁面は現場発泡ウレタンとし、折り返し部など部分的に打ち込み断熱材を用いる場合がほとんどです。 吸湿の問題は、遮湿シートの施工を予定しているようなので問題ないでしょう。経年劣化も、室内ですし無視できる範囲かと思います。燃焼時の有毒ガスですが、壁が燃え落ちてウレタンに着火する前に避難してくださいとしか言いようがありません。 吹き付け厚さの確認は、ピンを刺して行います。厚みごとに色の違うプラスチック製のピンが用意されています。必要厚みが確保されていることを示すため、ウレタン屋さんが吹きつけ後一定間隔で刺して行きます。どれかひとつ引っこ抜いて(簡単に抜けます)、薄そうに見えるところに刺してみてください。コンクリート面に当たるようなら厚み不足ですので、増し吹きしてもらいましょう。建具まわりは特に厚み不足になりがちなので、入念にチェックしてください。
お礼
ご回答ありがとうございました。 吸湿の問題、経年劣化、有毒ガスにつきまして専門的な御意見大変ありがとうございました。参考に致します。厚み不足についてのご指摘もその様にするつもりです。
- KNKNKNKNKN
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型枠兼用断熱材を使えばウレタン吹きつけでなくても大丈夫ですよ。現在RC住居を計画中ですが、厚さ50mmの型枠兼用断熱材を使う予定です。ウレタン吹きつけみたいに厚さにムラが出ることもありませんし。
お礼
ご回答ありがとうございました。 コストの関係上ウレタン吹きつけになりそうです。 コスト高でも型枠兼用断熱材を使う理由は、厚さのムラ以外になにかあるのでしょうか?
- cogecoge
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RCではウレタンの吹付け工事が一般的ですね・・・ スラブ等でしたら断熱フォームを打ち込むのですが、壁、梁面は現在この工法が一番多いでしょう。 型枠施工時に壁に打ち込む方法もありますがコストの面であまりしてる所はありません。 ほぼ選択の余地はないのでは?^^; と、思います。 ウレタン吹付けは職人さんが熟練してないと10mm~30mmと厚みがバラバラになってしまうので、しっかり施工するようにして下さい。と一言言えば仕上がりが違うかも^^;
お礼
お礼が遅れてすいません。 早速の回答ありがとうございました。 ”ほぼ選択の余地はないのでは” そうなんですね。”しっかり施工するようにして下さい。”と一言言うようにします。
お礼
ご回答ありがとうございました。 「太鼓現象」大変気になります。現場発泡ウレタンでこの現象を緩和する方策なにかないでしょうか? 重ねての質問で恐縮ですが回答頂けますようお願い致します。