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高気密高断熱について

先日、35坪の平屋を15畳用エアコン1台で全館暖房しているお宅におじゃましましたが、すごく暖かいのにびっくりしました。もちろん高気密高断熱の家なのですが、断熱には現場施工の発泡ウレタンを使用しているということでした。以前木材にシェービングフォームのような発泡ウレタンを密着させると木が腐ると聞いたことがありますが、本当でしょうか。また、最近アイシネンという断熱材があるようですが、これも発泡ウレタンの一種なのでしょうか。アイシネンの断熱効果をご存知の方がいらっしゃいましたら、使用感をお聞かせください。 高気密高断熱の家が省エネルギーに貢献するのはよくわかるのですが、壁の中の通気性がないような構造は家が短命なような気がします。断熱効果も十分で壁の中も空気が流通するようなしくみってあるのでしょうか。 絶対的に寒い地方では高気密高断熱は必須でしょうが、魔法瓶のような家は真夏、エアコンなしでは住めないような気もするのですがいかがでしょうか。

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  • walkingdic
  • ベストアンサー率47% (4589/9644)
回答No.3

>木材にシェービングフォームのような発泡ウレタンを密着させると木が腐る そういうことはありません。ただ構造上低温となる部分に室内の空気が接触すると結露し、腐食を招きます。 そのため気密をとります。 >最近アイシネンという断熱材があるようですが、 特に特殊な断熱材というわけではありません。今は実に色んな断熱材があります。 コストと断熱性を考えて選べば良いだけです。 >壁の中の通気性がないような構造は家が短命なような気がします 室内の空気を壁内に進入させるのは問題ですが、逆に壁はその外部に対して透湿性を持たせる、つまり外部との間で一定の通気性を持たせることで乾燥した良好の状態を保つようにします。 ただし雨水などが進入しないように透湿性を持たせる、断熱材が繊維系であれば空気自体は動かず湿度のみ通すようにします。(そのために透湿防水シートというものを使います) >断熱効果も十分で壁の中も空気が流通する 空気が出入りすると断熱効果はありません。これは宿命です。 断熱材とはそもそも空気を閉じ込めるものです。どんな断熱材でも空気が断熱効果を出すのです。 >魔法瓶のような家は真夏、エアコンなしでは住めない むしろ逆です。 温暖な地域の場合特に屋根面からの熱の伝達を考慮した作りにします。また室内の換気にも工夫をします。 これにより2F温度の上昇を抑えることが可能になります。 あと基礎断熱することで、地面の低温を取り込むというやり方で温度を下げるという方法もあります。 (夏場でも家の下など直射日光のこない地面下の温度は15程度までしか上がりません) 普段を考えても機械換気システムの換気量を多くして2F空気(温度が高くなりやすい)を効率よく排出することで留守中でも温度があまり上がりません。 夏場であれば家にいるときには窓を開けて空気を流せばひたらく言えば木陰の状態になりますので涼しいです。 (直射日光による外壁や屋根の熱を通気層により効率よく逃がす仕組みが必要です) もちろん窓を閉めてエアコンを入れると効率よく冷えます。

asoune
質問者

お礼

壁の中がすーすーしていて断熱ができるなんてできるはずありませんね。確かにそうでした。 本を読むと、いろんな考え方や工法の家があり、なにがなんだかわからなくなるほどです。建主がどういうコンセプトで建てるのかが一番大事なのかもしれませんね。 ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • tas3qqq
  • ベストアンサー率8% (2/24)
回答No.4

北海道の工務店で働くものです。 高気密高断熱の住宅は前の方たちが述べている通り寒冷地の暖房の効率をよくし、結露を防ぐ対策として普及しています。 家全体を魔法瓶のように密閉しているので、暖房の効率が上がります。また冷房に関しても一緒で、一度冷やせば温まりにくくなります。 いい季節のときは窓を開けっぱなしにすれば良く、冬や夏は密閉しておけば家の中の気温は一定で心地よく過ごせるはずです。 余談ですが、冬場にお風呂や脱衣室で急に冷えて、心臓発作などの病気で亡くなる方は年間数千人とも言われています。全室暖房しておけばその危険は0に近くなります。沖縄を除く日本で冬は寒いものですから、高気密高断熱はもっと普及していいものだと思います。

asoune
質問者

お礼

一応熱のバリアフリーも考慮しています。 やはり高気密高断熱で空気の流れを考え、全館空調を考慮したものを考えていったほうがよいのでしょうね。 ありがとうございました。 皆様がたのご意見とても参考になりました。

noname#23803
noname#23803
回答No.2

こんばんは。 もし壁の内部に通気性があったとします。 冬場、室内の暖まった空気が壁内に入りますと、 外壁側に向かって徐々に冷やされ、ある時点で結露します。 これがたとえばグラスウールのような断熱材の内部で起こりますと、 徐々に水分がたまり、最後には周りの木材を腐らせてしまいます。 こういったことを防ぐため、室内側に気密シートを隙間無く施工し、 壁内に通気することを防ぎます。 壁内の水分は、透湿防水シートと通気層工法によって、大気中に発散させます。 一般的な在来・ツーバイなどの工法で、上記の方法が広く用いられています。 北海道ではまだ気密性の重要性が解っていなかった30年ほど前、 大量の断熱材のみで暖かい家を作ることが流行り、 結果、壁内結露から「なみだ茸」と言う茸が発生し、 床板が腐って落ちる「なみだ茸事件」と言うのがあり、 被害は3~5万件にも及びました。 研究の結果気密の重要性が解り、今では高気密・高断熱の工法が普及しています。 高気密・高断熱の住宅では、夏は屋外の熱を遮断し涼しく、また冷房費も節約できます。 ただ、比較的温暖な地方では、機密性を高める正しい工法や施工技術が、 まだまだ普及していないと言うことを聞いたことがありますので、 HMや工務店選びは慎重にされた方が良いと思います。

asoune
質問者

お礼

なみだ茸、とは初めて聞きました。 結局は気密性を高めるための正しい工法と施工技術が問題ですね。ただ素人にはどういうものが「正しい」と判断できるのかがむずかしいところですが。 ありがとうございました。

  • ipa222
  • ベストアンサー率20% (903/4455)
回答No.1

ウレタンの吹き付け工法はRCの建物では最もポピュラーな材料です。 湿気を通しませんから、腐るとは思えないのですが。 高気密高断熱は、北欧や北海道の仕様です。 温暖地域では、暖房コストを低減することを目的として採用されていますが、極端な温度差が発生しますので、結露の危険性が著しく増えます。 梅雨時の結露の危険性も増えます。 高気密高断熱を追求すると、サッシュは小さく、壁が多くなってゆきます。それが快適かどうかをしっかり吟味した方がいいですね。 春や秋の中間期に、外と一体化した気持ちのよさは、高気密高断熱とは両立しにくいと思います。 一時的なブームだと思います。

asoune
質問者

お礼

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