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小話の元ネタ?が知りたい

初めまして、このカテゴリーで合っているか不安ですが、質問させて頂きます。 かれこれ10年前の中学時代(授業中)に教師から聞かされた小話です。 以下、うろ覚えの為信憑性に欠けますが、大体こんな感じの話だったと思います。 (1) 「私が外出中に客が来て『お父さんは?』と聞かれたら この手紙を渡しなさい」と子供に言って外出する父親 子供が留守番中に来客 手紙を無くしたことに気付く子供 「お父さんは?」と子供に聞く客 「(渡すべき手紙が)なくなりました」と客に言う子供 「それはかわいそうに」と父親が亡くなったと勘違いする客 (2) 「働く代わりに9個の果物をやる」と言う人 「それでは少ない」と抗議する猿 「では朝昼晩に3個ずつ果物をやる」と言う人 「それなら沢山もらえるから引き受けよう」と喜ぶ猿 今となってはどの先生がどんな場面で話していたのか覚えていませんが、 数年前にこれらの話をふと思い出して以来、気になって仕方ありません。 度々ネット検索をしてみたものの、 検索の仕方が悪いのか、それとも話を間違って覚えているのか、 それらしい話がヒットしないので、最終手段として今回質問させて頂きました。 本来の話をご存知の方がいらっしゃいましたら、是非お教え下さい。 宜しくお願い致します。

みんなの回答

  • ffta
  • ベストアンサー率35% (13/37)
回答No.2

(2)しかわかりません、、、 原型は「列子」でしょう。 朝三暮四  宋(そう)に狙公(そこう)なる者有り。狙(そ)を愛し、之を養って羣(むれ)を成す。能(よ)く狙(そ)の意を解し、狙(そ)も亦(また)公の心を得たり。其の家口(かこう)を損(へら)して、狙(そ)の欲を充(みた)せり。俄(にわか)にして匱(とぼ)し。将(まさ)に其の食を限らんとす。衆狙(しゅうそ)の己に馴(な)れざるを恐るるや、先ず之(これ)を誑(たぶら)かして曰(い)はく、「若(なんじ)に茅(しょ)を与えんに、朝に三にして暮に四にせん。足らんか」と。衆狙(しゅうそ)皆起って怒る。俄(にわか)にして曰(い)はく、「若(なんじ)に茅(しょ)を与えんに、朝に四にして暮に三にせん。足らんか」と。衆狙(しゅうそ)皆伏して喜ぶ。 (列子) 口語訳 宋の国に狙公という人がいた。猿を可愛がって群れをなすほど養っていた。サルの気持ちを理解することができ、猿も同様に主人の心をつかんでいた。自分の家族の食べ物を減らしてまで、猿の食欲を充たしていた。ところが急に貧しくなったので、猿に与える餌の茅(どんぐり)を減らすことにした。猿たちが自分になつかなくなってしまうのではないかと心配したので、まず猿たちを誑かして言った。「お前たちにどんぐりをやるのに、朝は三つで暮は四つにする。足りるか」 すると猿たちは皆起ち上がって怒りだした。そこで狙公は急に言い変えて、「それじゃ、朝は四つで暮は三つにしよう。足りるか」と言うと、猿たちは皆平伏して喜んだ。 語釈 宋(そう):中国の春秋時代(BC770~BC403)の国の名  狙公(そこう):猿飼い。猿まわし 狙(そ)=猿  羣(むれ)=群れ  家口(かこう):家族の食事  損(へら)して=減らして 匱(とぼ)し=乏しい  誑(たぶら)かして:欺いて  茅(しょ):橡(とち)の実。どんぐり

skem
質問者

お礼

お礼が遅くなりました。 とても分かりやすい回答ありがとうございます。 …猿の部分しか合ってませんでしたね。 長い歳月の中で記憶が塗り替えられてしまったのかも…。(^_^;)

noname#40025
noname#40025
回答No.1

(2)は故事成語である「朝三暮四」の発展形ではないかと思います。 (1)は・・・ うーん・・・ 落語のマクラに有りそうな話ですね。 申し訳ないですが、これは皆目見当がつきません。

skem
質問者

お礼

お礼が遅くなりました。 『朝三暮四』調べたところ記憶と一致しました。 (1)は落語にありそうなオチですよね。 落語に詳しい方が現れるかもしれないので、もう少し粘ってみます。 ありがとうございました!

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