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19世紀の技術移民について質問です。
初めて質問します。 19世紀、ヨーロッパには高い技術教育(ここでいう技術とは、恐らく科学技術だと思うのですが)を受けた技術者達が数多く存在しました。 しかしその多くは自分の技術をヨーロッパでは生かせず、アメリカへ渡ってしまったと聞きました。 そこで疑問があるのですが、なぜヨーロッパでは技術教育が進んでいたにも関わらず、その才能を生かす市場が技術者の数に比べて少なかったのでしょうか?需要がない非生産的なことをするわけは無いと思うので、何か理由があると思うのですが…。 この時代、ヨーロッパは不景気であったということは分かるのですが、その背景も産業革命による貧富の差の拡大か…という程度の知識しかありません。 アメリカ側の誘致力に関しては分かりましたが、ヨーロッパ史に詳しくない故、調べてみてもヨーロッパ側の事情がよく分かりませんでした。 どうぞよろしくお願いいたします。
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- tanuki4u
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回答No.1
ヨーロッパからの技術移民に関しては不案内ですが、当時の大学教育においては二点あります。 1:イギリスにおける化学技術の後れ 19世紀前半においては、ドイツからイギリスに留学が多くあったが、後半においては、ドイツの化学技術研究・教育が進み、これではまずいという論調がイギリスで存在した。 2:アメリカの大学教育の遅れ 19世紀においては、アメリカ人にとって、勉強の最終段階は歴史あるヨーロッパの大学で行うことが常識だった。だが、あまりにアメリカからやってくる学生のレベルが低いので、ヨーロッパ側からクレームが入った。それらが、アメリカにおける卒業システムの改変や大学院教育の開始になった。アメリカの大学院≒ヨーロッパの大学同レベルと言われたらしい。
お礼
回答ありがとうございます。 教育の面から調べてみるとは盲点でした!! 参考にしてみます。